Browse the Deck Vol.10「奇跡コントロール」

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どうも~!
もうすぐレガシーのGPがアメリカとチェコ両方で行われますね!
僕もアメリカ・コロンバスに参戦予定でして…今からワクワクが止まりません!


当コラムではいつも割とマニアックなデッキ、レシピを紹介していましたが、GP間近ということでたまには王道のデッキも紹介します!
ということで今回はこの記事でも度々名前だけは登場している青白の「奇跡コントロール」を拾い読み!
この「奇跡コントロール」ですが自分のやりたいことをやる尖ったデッキが多い現レガシー環境において、異質ともいえる王道のコントロールデッキです。
『アヴァシンの帰還』発売後”奇跡”呪文の登場と共に誕生したアーキタイプで、《師範の占い独楽》や《渦まく知識》などによって《天使への願い》《終末》という2種類の強力な呪文を任意のタイミングで・より軽くなる奇跡コストでプレイすることが出来るようになっています。


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そしてそれらのライブラリー操作と相性の良い《相殺》も採用されており、序盤はレガシーの伝統「独楽+相殺」のハーフロックを目指しつつ、
ゲームをスローダウンさせて安全な状態で《天使への願い》や《精神を刻む者、ジェイス》まで繋いで勝つデッキです。
《終末》、《剣を鍬》にがしっかり採用されているため生物デッキ全般に強く、「独楽+相殺」さえ決めてしまえば
ほとんどのコンボデッキをシャットダウン出来てしまうので、メインからどちらにも対応することが出来るレガシーでは数少ないコントロールデッキとして成立しています。


 

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このコントロールデッキは様々なタイプの形があるので順番に見ていきましょう。


 

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思案

 

細部はプレイヤーによって異なりますが、こちらは今流行りの土地が22枚に増えた代わりに《思案》が1枚減って3枚になったタイプの構成です。
《時を越えた探索》が禁止される前は「土地23~24枚・《思案》不採用派」「土地21枚・《思案》4枚派」とで流派が分かれていましたが(笑)最近は「土地21枚・《思案》4枚派」かこちらの「土地22枚・《思案》3枚派」が主流となっております。
また、生物(クリーチャー)をまったく採用していないレシピもあればこのレシピのように必要最低限の生物を採用している形、もしくはメインから《僧院の導師》を採用して積極的に殴り勝つプランも考えれるように作られているレシピもあって人によって細かいチューンが全然違いますね。
あとレシピを見てもらえると分かりますが一般的に「青白奇跡コントロール」と呼ばれるデッキは、青白とは名ばかりで赤がタッチされています(笑)
こちらのレシピはかなり平均的なバランスで作成されており、特徴的なところはメイン3枚に抑えられている《意志の力》とサイドの《灰からの再興》でしょうか?


 

 

3:《意志の力/Force of Will》
Force of Will


説明不要の強力なカウンターですね。
レガシーの青いデッキではほぼ採用されていて通常は4枚積まれてることが多いですがこのレシピでは3枚に抑えられています。
「奇跡コントロール」は序盤すごい勢いでハンドが減っていくので単純にコストが厳しいのと、独楽+相殺を決めてしまえばあとは不要になることが多く、
フェアデッキにはにはそもそも無くても良いので…というわけで3枚に抑えられていますね。


 

 

1:《灰からの再興/From the Ashes》
灰からの再興


「土地単」や「エルドラージストンピィ」といった、構造上ほとんど基本土地を採用することが出来ないデッキに対して相手だけ《ハルマゲドン》のような働きをしてくれるカードです。
しかも自分は基本土地をサーチすることが出来るので、このデッキでは実質フリースペルの用な動きをすることが出来ますね。


 

 

2:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
ヴェンディリオン三人衆


追加のクロックやコンボデッキ相手にも非常に良い働きをする、攻守ともにバランスの取れたカードです。
少し重いため1枚に抑えられているレシピもありますが、このレシピではしっかりと2枚採用されていますね。
《カラカス》と組み合わさると、コンボ相手に毎ターンハンドを検閲したり、ブロックしてから手札にもどして時間を稼いだりと様々な使い方が出来ます。


 

 

上記のデッキはサイドに1枚採用のカードが多いですが、ライブラリー操作をするカードが多くどれか1枚を見つけてくれば良いようなクリティカルなカード達で構成されていますね。
現在レガシー環境においてスタンダードな形ともいえるレシピなので、「奇跡コントロール」が使いたい場合はまずはこのレシピからコピーするのがいいと思います。


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こちらのレシピでまず目を引くのが、3枚採用された《瞬唱の魔道士》です。


3:《瞬唱の魔道士/ Snapcaster Mage》
瞬唱の魔道士


《時を越えた探索》が禁止された今、「奇跡コントロール」でアドバンテージを取れるカードが減ってしまったため、それを補う形で増量されています。
これに合わせてサイドの定番の墓地対策の《安らかなる眠り》がフラッシュバックしやすい《外科的摘出》に変更されていますね。

またメインから採用されている《僧院の導師》も、苦手な「12Post」のようなデッキに対して早いターンに置ければそのまま殴り勝ててしまうため《天使への願い》と散らされて採用されています。


 

1:《僧院の導師/Monastery Mentor》

僧院の導士

散々語られていますが《師範の占い独楽》が2枚あればマナのある限りトークンばら撒き+パンプアップが出来ます。
苦手な《ヴェールのリリアナ》の用なカードに強いのも良いですしミラーマッチでも赤ブラスト系に引っかからないので頼もしいですね。
相手が除去の無い遅めのデッキならさっさと出して、それ以外では十分なマナがある時に出すことを心がけましょう。

そして最も目を引くのが《予報》が2枚採用されているところだと思います。


 

2:《予報/Predict》
予報



コントロールの宿命として、どうしてもマッチアップ的にいらないようなカードがメインから入っているため(例えばコンボデッキ相手の《剣を鍬に》や《終末》など)、
それを独楽で引くのを回避したりブレスト+フェッチランドや《思案》のシャッフルでライブラリーの中へ押し込むデッキなのですが…どうしても上に溜まってきてしまうことや、それらシャッフル手段が引けないことがあります。
そんな時に役立つのがこのカードですね。もちろん、後半に単純にいらない土地なんかを積んで2ドローする動きも十分強いので、最近徐々に流行りつつあります。
また、相手に打つことも出来るので、ターンが返ってくれば勝てる!というタイミングなどで絶対にトップされたくないものを指定したり、《秘密を掘り下げる者》で公開されたカードを指定して
相手のドローを妨害しつつ2ドローしたりといった動きも出来るので、あまり腐る場面が無いのも良いですね。
これに最初に目を付けた人は天才ですね!


 

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まだ評価がそこまで高くなかった《先駆ける者、ナヒリ》入りのナヤを使いGP東京2016を制したのも記憶に新しい熊谷さんですが、彼はレガシーでもナヒリを試しているようですね。


2:《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》
先駆ける者、ナヒリ


エンチャントを壊すことが出来るためミラーで《相殺》を処理出来るのはかなりいいですね。
予報と同じでそのマッチではいらないカードを捨ててしまうことが出来るため、プラス能力もデッキに噛み合っていると言っても良いでしょう。
《僧院の導師》と同じでミラーマッチで重要な赤ブラスト系のカードに引っかからないのも良いですね。

またこのレシピでは《終末》が3枚に抑えられている代わりに、追加の除去として《至高の評決》が入っています。


 

1:《至高の評決/Supreme Verdict》
至高の評決


デルバー系デッキを意識するならカウンターされないこちらを1枚《終末》と入れ替える構築は昔からあり、これも流派が分かれていました(笑)
最近はエルドラージ系デッキも《歪める嘆き》でソーサリーを打ち消してくるので、それらを意識するなら散らす構築はありでしょう。
《相殺》で公開出来る4マナのカードが多めに欲しい時も採用する理由になります。
このレシピは今後も研究の余地がありますね。


 

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こちらのレシピは《思案》不採用で土地が23枚になっています。
その代わり2枚目の《対抗呪文》がメインから採用されていたり《呪文貫き》も1枚採用されていたりと、とにかく序盤はどっしり構えてコントロールすることを意識して構成されています。


《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》もしっかり4枚採用されていて、フェアデッキには絶対に負けないという意志が伝わってくるレシピですね。


精神を刻む者、ジェイスMoat

サイドも特徴的なカードとしてエルドラージ系デッキを完封出来る《Moat》が採用されています。


コンボが少ないフィールドだとかなり良いレシピですね。


 

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最後に紹介するこちらは…奇跡呪文はもはや3枚しか入っていないので「奇跡コントロール」と呼んでいいのか怪しいレベルですが…《僧院の導師》が4枚採用されているレシピになります。
GP京都2015でも《僧院の導師》4枚タイプは決勝まで勝ち上がっているので、丸いデッキが使いたいけどコントロールを使用するのは苦手・ある程度殴れるデッキが使いたい!という方には良いかもしれませんね。
展開や引きによってはコントロールする前にさっさと殴ってしまおうという構成なので、《目くらまし》のような賞味期限が短いカードも採用されています。


 

目くらまし jvc溺墓での天啓

《溺墓の天啓/Epiphany at the Drownyard》はお試し枠なのでしょうか…何か別のカードにした方が良いかと思います。
というわけで様々なタイプのレシピを見てきましたが、どれがいいかはご自分で探して試して、自分にとってのベストを見つけ出してください!
というわけで今回は青白の「奇跡コントロール」の紹介でした!
それではまた次回!

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