頭蓋骨絞め/Skullclamp

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/11/16

頭蓋骨絞め/Skullclamp

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今週紹介してきた一線級の連中とは格の違う、真の無双・呂布の如く一騎当千に値する超強力カード。

 

「印刷されるべきではなかった」とさえ言われたその桁違いの凶悪さ。

 

まず、軽い。1マナで設置して1マナで起動。
これが重荷になるようなデッキはまずない(「ベルチャー!」とか言うなよ)。

 

また、アーティファクトであるため無色、色を選ばずどんなデッキでも問題なく入るし、色事故をしていても運用が可能ときたもんだ。

 

「扱いやすい」これは強いカードの条件の1つを十分に満たしている。

 

次に、アドバンテージがとれる。
装備したクリーチャーが墓地に行くと、なんと2枚ドロー出来る。

 

2枚。2枚!?死ぬクリーチャーはたった1体、しかしドローは2枚。
カードが増えるわけで、これを装備したクリーチャーとは極力関わり合いになりたくない。

 

ブロックして相討ち・ライフが危険なのでやむを得ず除去...なんてことをすれば1:3交換に化けることになる。

 

これがリメイク前の、オーラだった《遺贈》ならば大したことはなかったのに装備品となった途端に世界が変わってしまった。

 

そして、クリーチャーのサイズ変更。これがまた...いやはやなんとも。

 

「+1/-1」という、絶妙で最高の組み合わせとなっている。

 

パワーが上がるのは装備品として当然といったところだが、 タフネスが1下がるというこの調整が、このカードを危険な領域へと加速させている最大の要因とも言えるだろう。

 

シンプルな話だが、1/1クリーチャーにこのカードを装備させるとどうなるか?
貧弱なカードが、1マナ2ドローという驚異のアドバンテージカードに化けるのだ。

 

パワー9の一角《Ancestral Recall》に次ぐ高率の良いアドバンテージとなる訳だが、これが1回こっきりではなくクリーチャーがいる限り何度でも使いまわせるとなると、《Ancestral Recall》も霞んでしまうようなアドバンテージを稼ぎ出すこととなる。

 

エルフや《極楽鳥》などの軽くて小さいマナクリーチャー達を絞めて絞めて絞めまくってドローに置き換えながらマナを伸ばしつつフィニッシュに繋げる「エルフ&ネイル」。

 

ゴブリン達を片っ端から絞めて引いて絞めて引いて墓地が超えたら《総帥の召集》でドンの「ゴブリン召集」。

 

そして相性バツグンの《大霊堂の信奉者》《電結の荒廃者》と共に、環境を徹底的に破壊した最凶最悪の「電結親和」。

 

やりたい放題に環境を我が物顔で駆け抜け、登場から4ヶ月で禁止となったのだった。

 

実に5年ぶりのスタンダードでの禁止カードの誕生である。

 

皮肉なことに「ダークスティール」発売前のプレビュー記事にて紹介される際、記事のタイトルが「もしかしてダークスティールで一番ぶっこわれてるカードはこれ?」というものだった。うん、その通り。

 

とにかく「アカン」カードである。

 

ヴィンテージや統率者戦ではまだマシなものではあるが、レガシー及びモダンで封を解かれることはまずないだろう。

 

再録なんてもってのほか、おそらくその時がマジック最終回なのだろう。


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