2013/12/27 冬月台地 - Card of the Day -今日の1枚-

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冬月台地/Wintermoon Mesa

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冬の夜で言えば、冬の月はほんまに綺麗である。
特にスキー場なんかに行った時、ロッジの窓から見える光景。

白銀の雪が満月の青白い光を反射している様。

これに勝る光景は、なかなか見れるものではない。

思わず湯気が昇るコーヒーのマグカップを手に、テラスに出てみようかとガラス戸を開けて、すぐさま閉める。

一見穏やかな光景に見えて、極寒であることを忘れていたのだ。

自分のマヌケ加減に笑ってしまうと同時に、それだけ人を引き付ける魔力を持った冬の月の美しさに改めて息を飲む…

あ、ごめんごめん。《冬月台地》についての話だった。あまりにも書くことがないから、ついつい前置きが長くなってしまったというか。

この土地は…まず、イラストに風情があって良い。

冬月と言いながらも安易に月を描くのではなく、月自体は紫色の雲の向こうにあり、漏れ出る光の筋によって確実にそこにそれがある、と観る者に思わせるアーティストの演出には感動すら覚える。

そしてフレイバーテキスト。一体、何を言っているのだろう。

何かの例えか、なんとなくそれっぽいことを言いたかったのか。

英語では韻を踏んだものとなっておりより詩としての完成度は高いが、だからどうした。

何を言いたいのかわからないことには違いはない。

何がしたいのか、はっきり言ってみろコノヤロー。

カードとしての評価?いやそんなんいらんやろ?よく超絶劣化した《リシャーダの港》と言われるが、それでもまだまだ失礼な話やで。

劣化基本土地でも言い過ぎ。「カード未満」くらいの称号が丁度ええでしょ。

しかし逆の意味で、マジック20年の歴史において真冬の満月の如く燦然と輝く存在であることには違いなく、僕はデュアルランドなどと同等の敬意を持って接している。

いや、気持ちの問題であって扱いは違うよ。当たり前やん!

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