真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/12/07

真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth

真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth

真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth

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いよいよこのコーナーにもエルドラージの登場である。

 

このタイミングでコジレックを紹介することに、特に理由はないが...まあマルチカラーのカード毎日見てきたから、たまには対極である無色をと思ってね。

 

10/10という恵まれた体躯は、10マナさえ払えばあとは維持や追加のコストは不要。

 

《リバイアサン》完敗である。
まあそれだけ、マジックの世界で10マナ用意するということは大変なのである。

 

そこまでして唱えても案外にしょっぱいというカードが圧倒的に多かったのだが、このコジレックはそういった面々は一味違うのだ。

 

唱えることが出来れば、その段階で4枚ドローという褒賞をくれるのである。

 

これは「戦場に出た時」誘発する所謂CIPやEtBと呼ばれる能力とは違う。

 

例え、コジレック自身が打ち消されようとも、この能力は唱えた段階からすでに誘発しているので問題なく4枚ドローが出来るのだ。

 

現段階で、カード1枚で誘発能力とコジレックの両方に対処できるようなカードはない。
あの《謙虚》ですら、この4枚ドローを封じることは出来ないのだ。

 

あ、そう言えば1枚だけ対処できるカードがあった。

 

《時間停止》である。壊れカードには、ルールぶっ壊しカードで応じるのが筋ってもんだ。

 

また、《もみ消し》や《虚空粘》を用いてこの能力を消したところで、場には10/10滅殺4のバケモノが着地してしまうのだ。

 

この滅殺が非常に大事で、結局ただの10/10であればチャンプブロックや《Maze of Ith》でいなされてしまうのだが、エルドラージ達はプレイヤーのみならず場にも攻撃をしかけるので、それらの方法では被害を防ぐことは出来ないのだ。

 

例え「エンチャントレス」が《独房監禁》で粘ったところで、いずれは突破されてしまう運命なのだ。

 

こんなやつが普通にリアニメイトされるのを許される訳もなく、どんな領域からでも墓地に落ちると、墓地の全てのカードを巻き添えにしてライブラリーへと帰ってしまう。

 

まあ、実はこれもインスタントの釣竿(《御霊の復讐》など)があれば難なく釣り上げられるのだが。

 

このカードが先行プレビューされた時の衝撃はすごかった。

 

《ウギンの目》のイラストをクリックすると、解き放たれたコジレックがサイトの文章欄などをメキメキと破壊しながら降臨する。

 

その時、画面右端のバナーにいた《コーの火歩き》がビックリしながら逃げていくのが、実にアメリカンなユーモアだ。


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