タラバガニ/King Crab

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Card of the Day -今日の1枚- 2014/01/21

タラバガニ/King Crab

タラバガニ/King Crab

タラバガニ/King Crab

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タラバガニ。日本の冬には欠かせない魚介類の代表種である。これなくして日本の年末年始は語れない。僕もこのお正月は奮発しましたよ。

 

焼きと蒸しでいただきましたが、どちらも身の旨味・甘みが凝縮されてフワッとしてホクホクで...あれ、マジックの話はどこへ。


 

マジックの世界での《タラバガニ》は我々の世界のトゲトゲしたそれとは大きく違った姿をしている。まあそもそもがサイズ4/5である。我々一般人に限りなく近い風貌の《志願民兵団》で1/2である。圧倒的なデカさと戦闘力には驚きを隠せないと同時に、これを1パイ仕留めるだけで一体何人前のかにすきが作れるのかと考えてしまう。


 

この巨大なカニは戦力として地上をガッチリ固めると同時に、相手の緑のクリーチャーをポイポイとライブラリートップに投げ返すくらいの剛腕の持ち主である。リミテッドで相手が緑を使っていれば、これほど頼もしい味方もいないだろう。時間稼ぎしている間に航空戦力で圧倒してしまえば良い。

 

ただし、相手が緑でなければ6マナ4/5バニラである。相手が緑であれば...とタラレバを言うぐらいなら初めからもっと戦力になるものを使おう。


 

そもそも構築で使うのであれば、同ブロックにはより有用な《冬眠》が存在しているのでまずはそれを優先すべきである。それでも《Homarid Shaman》と一緒に使って、甲殻類が緑の猛獣を圧倒するデッキを作りたいというコアなファン、そういうのは素晴らしい。その気持ちは大事にしてほしい。

 

このカードがタラバとなったのは英名が「King Crab」だったから。これを直訳すればタラバガニとなる。タラバというのは文字通り魚の鱈(タラ)がとれる場所でとれるためついた名前である。

 

背景の雰囲気もどこか南方チックであり、とても現実世界のタラバとは同列で扱われるものではない気がするが...しかしこの名前だったからこそ愛されカードになったのだろうな。カキ・カニと続いたというわけで、今週はフードウィークでいってみよう。


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