2014/03/03 先祖の院、翁神社 - Card of the Day -今日の1枚-

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先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers

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マジックはどこの国で生まれ(ピポン!)「アメリカ!」はい、正解です。というわけで、マジックは元々英語で作られている。英語版はマジックを発売している国ならば世界中どの国でも流通しており、マジックの世界では「公用語」である。
英語のカードを使っていればトーナメントで海外の方とあたった時も安心だったり、複雑なルールテキストで困ったら英語版をチェックするとわかりやすかったりと英語版の利点は多い(勿論、各言語にはそれぞれ独特の雰囲気があるという良さがしっかりとあるため、どちらが良い悪いという話ではない)。


今週はこのマジック公用語である「英語」およびそれを形成する「アルファベット」にまつわる一週間でいってみたいと思う。自分でハードルを上げてしまった感もあるが、こちらも伊達に毎日コツコツと200枚以上のレビューを書いてきたわけではない!ということで頑張ってみたい。


英語どうこう言っといていきなり純和風のカードでどうする!というツッコミがきそうな1枚ではあるが、何故このカードなのか説明しよう。

このカードの英名は「Okina, Temple to the Grandfathers」、実に28文字のアルファベットが用いられており、このカード名は英語版のカードで「銀枠」の連中を除いたものの中で最長という記録保持者である。銀枠の連中は、「狙って名づけられている」ヤツらばかりなので、狙ってつけられたわけではない純粋なカード名としての文字数で堂々の王者ということにしていいだろう。良いに決まっている。


カードとしては、一見「神河リミテッド」専用機に見えるが、意外と構築でも評価された1枚である。

基本土地を根こそぎ持っていく《隔離するタイタン》の能力の被害を気持ち抑えたり、《ショック》や《忌まわしい笑い》で伝説のクリーチャーが除去されるのを防いだりと、意外な活躍をする激渋な1枚だったのだ。今でも統率者戦やデュエルコマンダーでは森と差し替えて1枚仕込んでおくべきだろう。

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