2014/04/15 灰鱗のガリアル - Card of the Day -今日の1枚-

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灰鱗のガリアル/Grayscaled Gharial

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《シャノーディンのドライアド》《疫病甲虫》《ゴブリンの山岳民》から連綿と続く1マナで自らの色の基本土地に対する渡りを持つクリーチャーのサイクル。青は「ラヴニカ:ギルドの都」にてこの《灰鱗のガリアル》を投下してきた。

あとは白が1マナ1/1平地渡りを用意してくれればサイクル完成なのだが、一体いつその時が来るのだろうか。このグランド・サイクルが出揃うのを待っているのはワイだけではないはずや!

 カードとしての評価はこんなもん。はっきり言って大したカードではない。イラストは大好きだけどね。ところで「ガリアル」ってなんなのか?と思われた方はいらっしゃるだろうか。それでは解説いたしましょう。

 ガリアル…否、「ガビアル」はパキスタンやバングラデシュといったインド付近の深くて流れの速い河に生息している、6メートルにもなる大型のワニの仲間である。一般的にガビアルと呼ばれるのは、インドガビアル(学名Gavialis gangeticus)のことを指す。

このワニはカードイラストに見てとれるような、細長い吻(口の部分)が特徴である。この先端に鼻があるのだが、オスはこの部分がコブのように盛り上がる。このコブが、壺=現地の言葉で「ガラ」に似ているため、現地では「ガリアル」と呼ばれている。これを誤表記したのが「ガビアル(Gavial)」であり、ラテン語で書かれた学名および日本ではこれをそのまま用いており、英語では現地での呼び名と同じく「ガリアル(Gharial)」と呼んでいる。

そのため、このカード名はガリアルとそのまま訳してもガビアルという日本風に表記してもどちらでも間違いではない。ガビアルの吻は水中で素早く動かして魚を捕らえるのに適している。彼らは他のワニよりも水中に対する依存度が高い。

 一体、何の解説なのだろう。何気ない1枚のカードにも、調べてみれば色々と知れることが詰まっているんだよ、と綺麗にまとめて誤魔化したいと思う。

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