2014/04/28 黄金の若人ラクシャ - Card of the Day -今日の1枚-

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黄金の若人ラクシャ/Raksha Golden Cub

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この日本に住む者ならば、4月の末から5月の頭に起こるイベントを誰もが知っている。「黄金週間」という名のそれがやってくる。

当コラムも、5/3から5/6までの間お休みをいただくことになるのだが、その一週間に先駆けて、今週は「ゴールド」にまつわるカードを紹介していこう。その名もズバリ「ゴールデンウィーク」。もうお休みに突入されている方、連休中はマジック漬けや!という方、皆でこの連休を楽しもうじゃありませんか。それではスタート

《黄金の若人ラクシャ》は変則的な猫の「ロード」だ(「ロード」が何かについては、2014/03/17からのロードウィークをご覧ください)。平時は7マナ3/4警戒という、「レジェンド」でもここまで「キツい」クリーチャーおらんぞという悲しいサイズ。

これが一度武器を手にしたのならば、レオニンの若き王は誇りと共に本来の腕力を取り戻す。5/6  警戒・二段攻撃…一撃で10点を弾き出す、王と呼ぶに相応しき驚異のスペックだ。

そこに装備品のパワー修正値が入ると…フェイタリティ溢れる一撃だ。さらにはその溢れる威光は王のみならず、彼の家臣達(猫)にも驚異の膂力を付与する。+2/+2と二段攻撃という強化は、歴代ロードの中でもぶっ飛んだ修正値である。

2マナ2/2飛行の《レオニンの空狩人》で8点のダメージを叩きだせるのだから、正直なところ「勝ったやろ」というやつだ。


一番相性の良い装備品は《稲妻のすね当て》になるだろう。更地から突然の10点は鼻水も飛び出るインパクトを与えることだろう。また、ミラディンといえば各種《○○と○○の剣》なんて装備しようものなら大変なことになる。オーバーキルも甚だしいが、一度はやってみたい夢のアタックである。


白の装備品と猫が入ったデッキで使いたいところだが、そういったデッキは基本的に軽量のウィニー系になってしまい、7マナのラクシャ様が場に出る前に勝負をつけるデッキとなることだろう。手札で腐ってしまった王の姿は見たくない。ならばビッグマナ・ランプ系で!と思っても、そういうデッキでは元から強いクリーチャーを採用するのでお呼びでなかったり。どうしたものか。


最も王の恩恵を受けるカードは《焦熱の火猫》。1枚で18点叩き出す、脳内麻薬分泌確定の一撃。やはりこういう一撃ロマンデッキで、カジュアルに遊んでこその1枚なのだろう。

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