2014/05/19 生体融合外骨格 - Card of the Day -今日の1枚-

タグ:, ,

生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton

今日の1枚のこのカードの購入ページはこちら

先週から引き続き、「コンボ・ウィーク」をお届けしよう。

本日は、一見コンボとは関係なさそうなこちらの装備品から。早速解説していこう。

このカードの元になっているのは《融合する武具》。
元々はミラディンでヴァルショクの戦士達が用いた捨て身の最終兵器だったようだ。

装備すれば、コストに見合わぬ爆発的な戦力アップとなるが、
しかしこれをキャストオフすることは装具者にとって死を意味する。

メカニズムは不明だが、おそらく神経系と接続されて~系の類だろう。
この《融合する武具》を、ミラディンに現れたファイレクシア人達が自分好みに汚染した結果が、この外骨格だ。

元と比べると、コストが上がったのにパワーの上昇は3から2にダウンしているというダウングレード仕様だが、 本家にはなかった能力付与があるのがこちらのポイントだ。

そして得られる能力は、凶悪な能力である「感染」。
これを装備したクリーチャーは毒カウンターと-1/-1カウンターの形でダメージを与えるようになる。 プレイヤーに与えるダメージは純粋に2倍になったと言って良いだろう。

リミテッドでは適当な飛行クリーチャーにつけて殴り続けていればゲームが終わったのももう懐かしい話である。

ただし《粉砕》などで美味しくいただかれることがあったり、あと対戦相手のライフを数点まで削っておきながら戦線突破するにはこれの+修正が必要とかで一からコツコツ毒を与える(「ミラディンの傷痕」当時よく言われた「ライフ30点ゲーム」)ことになってしまったりするので全幅の信頼を寄せるほどのものではない。

さて、これを用いたコンボだが、やはりこういったカードを用いたコンボは統率者戦のようなフォーマットで狙いたいもの。 ジェネラルを《無情の碑出告》に設定すれば、初期ライフがたっぷりある統率者戦では全体一撃必殺をぶちかますことも容易い!

勿論、自分もまきこまれてしまうので、なんらかの手段で自分のライフを19点以下にしておこう。

あるいは、《歓楽の神、ゼナゴス》と組ませても面白いだろう。
パワーが3以上のクリーチャーに装備していれば、悪魔の毒々モンスターの誕生だ。

安全に運用したいなら、《最後のトロール、スラーン》と共に運用するのが良いだろう。

さあ、ワンショットキル・コンボの快感を味わってみよう。

Card of the Day 過去のカード一覧(2015.11.19~)