2014/05/29 侵入警報 - Card of the Day -今日の1枚-

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侵入警報/Intruder Alarm

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WARNING WARNING(ビーッ  ビーッ)。映画なんかではお馴染みの光景である、侵入者にシステムが反応して警報が起動されるシーン。「クソッ!」と毒づいた主人公たちが脱出を目指すというシーンはもう数えきれないほどの作品でお目にかかることが出来る。果たして、本当にああいう警報システムを持つ施設は存在するのだろうか?

めちゃくちゃ煩くて命令が行き届かなかったり、侵入者にこちらが気付いているという情報を簡単に与えてしまうのはどうなのか、とか疑問は尽きない。

さて、そんなお馴染みの光景もマジックの背景世界には勿論登場し、しっかりとカード化されている。ヴォルラスさんが、わざわざ自らの姿を見せての警報だ。有情ですこと。

カードとしては、クリーチャーのアンタップを阻害する効果を持っている。通常の方法ではクリーチャーがアンタップすることはなくなり、これはクリーチャーに攻められるのが苦手な青にとってはありがたい効果である。《セラの天使》に殴られたらどうするのかということは忘れよう。…と言っても、この阻害能力は2行目で否定されてしまっている。

クリーチャーが自分でも相手でも構わず戦場に侵入すると、アラームが鳴り響き総員戦闘態勢に入るのである。これではロックカードとしては使えないよ。むしろ、このアンタップ効果を最大限に利用すべきカードなのだ。アンタップ阻害効果は、《ネクロポーテンス》のドロースキップのような、強すぎるカードにならないようにというデメリットとして設定されていると考えるのが自然だ。

このアラームと、綺麗に噛み合うカードはしばらく姿を現さなかった。そのため「よくわからないことをするカード」止まりの日々が続いていた。長く、永く…

転機となったのは「神河物語」。実にアラームが登場した「ストロングホールド」から6年後の話である。この時を待っていたのだ。《鏡割りのキキジキ》は簡単に無限トークンを生み出すコンボデッキ「キキジキアラーム」を誕生させた。さらに、《禁忌の果樹園》をクリーチャー化させれば、簡単に無限マナを確保できてしまう。「フォビドゥンアラーム」は、スタンダードは勿論のこと、エクステンデッドにおいては最速2ターンキルを可能とするデッキとしてその名を知らしめたものだ。

時を隔ててベストパートナーと巡り合えるカードがある。わけのわからない挙動が書かれているカードは、大事にとっておこう。

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