2014/06/17 Gargantuan Gorilla - Card of the Day -今日の1枚-

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Gargantuan Gorilla

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トリプルシンボル7マナ7/7、重たいが、それに見合う決定力のあるサイズ。その巨体を誇るのが《Gargantuan Gorilla》だ。「ガルガンチュアのゴリラ」というだけあって、ナヤの巫女たちもビックリのサイズ。それに加えて、タップすることで対象のクリーチャー1体と「格闘」を行うという超アグレッシヴ生命体。これにはメイエル様もメロメロに違いない。

僕らが住むこの世界でも、ゴリラといえばパワーあふれる強い生き物というイメージが大きいし、実際に戦ったらひとたまりもないだろう(基本的にゴリラは優しい生き物だということも付け加えておく)。大体一般人が1/1で、標準的なゴリラのサイズは3/2(出典《ゴリラの戦士》)。納得のサイズの差だ。そしてその数値を倍にしたどころではない、7/7というサイズ。この《Gargantuan Gorilla》が地球を代表するレベルの、文字通り桁違いの大きさのバケモノだということがおわかりいただけるだろう。

《原始のタイタン》のマウントポジションを奪ってタコ殴り、《怒りの天使、アクローマ》だって、スーパージャンプから驚異の握力で捉えて引き裂く最終生物兵器なのだ。森でこんなやつと遭遇しても、恐らくはまずその大きさのせいで「認識できない」レベルだと思われる。本当にもう、単純に怖い。

このゴリラ王、その巨体と超戦闘力をキープするためには、とにかく「食う」。アップキープに。プレイヤーに果物をねだるだけでは飽き足らず、《森》そのものを1つよこせと要求してくる。食欲も爆発している、怪物の中の怪物なのだ。

ここで《森》をあげればとりあえずは大人しくなる。森ではなく、《冠雪の森》をあげれば、故郷を思い出してより凶暴になりトランプルを得る。ここまでは良いが、もし森をあげなかった場合どうなるか?…

答え:発狂
『ホアッキャアアアアアアアアアゴフゴフゴフゴギャアアアアアアアアアアアアアアアア!』

プレイヤーに怒りの鉄拳をぶち込んで、飢え死にしていく。血涙を流しながらの、一方通行の痛み分け。痛いよ、7点は致命的だから。

確かに呼んだ僕が悪かった。本当は森で静かに暮らしたかったんだろう?オラクルが変わったので、誘発スタックでバウンスなどしても恨みの残留思念パンチを受けることになる。モミールベーシックでは、頼りになるが負け要素にもなり得る。

開発時の名前は、「King Kong」。納得のネーミングだ。彼が収録された「アライアンス」とゴリラについての話は、もう少しとっておこう。

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