2014/08/29 終末の時計 - Card of the Day -今日の1枚-

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終末の時計/Armageddon Clock

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《終末の時計》は起動された。『アーマゲドン・クロック』は起動された。それを人が生み出した時点で、彼らの破滅は決定していた。後は遅かれ早かれだ。時計の針が『終末の時』を指示せば、世界が終る。

「あくまで抑止力として」という免罪符を携え、人は神の/悪魔の発明に挑戦し、そして作り上げた。

人はそれを、他の種族に向けて振りかざし、政治的優位に立とうとした。他の種族達は団結し、それに抗った。

この抗いに苛立ちをつのらせた人は、遂にそれを起動した。戦場に時計が立ちはだかった。人は、他の種族達に命じた。
「4つのマナを支払い延命するか、滅びを受け入れるか」

海の種族は応えた。「海の民は逃げない。《逆説のもや》にて時計を推し進めん」

森の種族は応えた。「オレたち、《倍増の季節》使う。お前苦しむ、オレたち頑丈」

沼の種族は応えた。「《伝染病の留め金》を用いて滅びの疫病を促進させる。これぞ我々の宿願である」

山の種族は応えた。「やったぞぉぉぉ《ラースの灼熱洞》だぁぁぁぁぁ」
そして平地の民、人は自らの招いた厄災が手に負えなくなった。滅びの呪文を唱えるしかなかった。「《ハルマゲドン》」

…こういうノリの良い統率者戦がしたいなーと思わせる、素晴らしいカードだ。独自の「破滅カウンター」という響きもたまらない。英語だと「Doom(ドゥーム)」カウンター。ドゥームですよ、ドゥーム。

ちなみに上記のストーリーのようなターン展開になると、ドゥームカウンターが6個乗り12点のダメージが全てのプレイヤーに降り注ぐ。次のターンには24点だ。誰が最初に滅ぶのか?

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