2014/10/16 饗宴か飢餓か - Card of the Day -今日の1枚-

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饗宴か飢餓か/Feast or Famine


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 こういうカードを知っていたら真のマニアと言えるだろう。事実、僕の友人や各種ショップのスタッフも「今回の先行収録に渋いカードあるね」といった話をしていたのを覚えている。その度に「Wait,wait wait!再録だよ」とツッコミを入れて回ったものだ。

しかし知らないのも無理はない。「Duel Deckイゼットvsゴルガリ」に収録されるまでは日本語名すら持たないイラストだけはインパクトがあるけども地味~な1枚だったのだから。というわけで、今日の1枚は《饗宴か飢餓か》。

マジックでは特定の状況下で使い道のない、所謂「腐る」「死に牌」「実質1マリ」といったカードのデッキへの採用枚数はなるべく抑えた方が良いとされる。最終的にはメタゲームしっかり読めという結論に達するのだが、それでもあらゆる状況で活躍するカードってのは良いもんである。

「タルキール覇王譚」でもモードを複数持つ「チャーム」サイクルが活躍している。あれらはクリーチャー除去であると同時に手札破壊であったりするので、その都度必要なモードで打ち分けることで大方のゲームでカードとして機能させることが可能なのが強みだ。

このモード持ちの呪文、最も古いものは《青霊破》《赤霊破》の2つと、マジック創成期から存在する古い血筋である。このモード呪文が複数登場したのが、かつて最強エキスパンションと謳われた「アライアンス」である。

これは黒のアンコモン3という変則的なレアリティで登場したインスタントである。効果は《恐怖》or《スケイズ・ゾンビ》。それぞれ2マナのインスタントと3マナのクリーチャーである。これらを合わせて1つにし、ゾンビをトークンとして瞬速持ちのように出せるという調整を行った結果、そのマナコストは4に膨れ上がった。4。4だ。重いよ!

確かに、これらのモード呪文はその本来の役目を持った呪文よりは若干重く設計されている。同じマナコストだったりマナ拘束だったりすると、通常の呪文の立つ瀬がないからね。そこを把握した上で、それでも便利だねというのが採用の決め手になるのだが…

このカードはちょーっと重すぎる。フィニッシャーとして4マナ2/2は物足りないし、4マナの除去ならもっとアドバンテージが取れるものがあるぞ。

でも、イラストが素敵だという理由で中学当時の僕は愛用していた。こんなカード使いこなすとテクってる感じでカッコイイぞ!…ただの重い《恐怖》と気付くには時間がかかったものだ。ちなみに元祖ゾンビトークン生成カード。

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