2014/11/22 組立作業員 - Card of the Day -今日の1枚-

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組立作業員/Assembly-Worker

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 「時のらせん」は、音楽で言うなればコンセプトアルバムでありセルフカバーだ。過去に多数のセットに収録してきたカードを、あれこれ加えてもう一度作り直す。この試みには、多大なる勇気と犠牲が必要だったことかと思う。今となっては、この冒険があったからこそ20年を超えてなお輝きを増し続けるこのゲームがあるのだと思っている。このセットは収録カード422種類というボリュームに、プレイヤー達をニヤリとさせる遊び心がふんだんに盛り込まれている。「Workウィーク」最終日を飾る《組立作業員》もそんなカードの1つだ。

そもそも「組立作業員」という言葉は、2つ目のエキスパンション「アンティキティー」にて登場している。《ミシュラの工廠》が起動型能力によってクリーチャー化する際、得ることの出来るタイプであり、その能力によって強化できる対象でもある。この能力を設定した当時は、これ以外にも組立作業員のタイプを持ったカードを登場させてシナジーを形成させる予定だったのかもしれないし、他のクリーチャーとまず被らないであろう固有タイプを与えることで《ミシュラの工廠》同士での限定的な能力にしたかったのかもしれない。いずれにせよ、その能力を分かち合える存在が出てくるまでには随分と時間がかかったものだ。

この《組立作業員》は、《ミシュラの工廠》のクリーチャー部分と全く同じ能力を有している。3マナ2/2で少なくともブロック時には3/3になれるということで、無色なのも手伝ってリミテッドではとりあえず入れておけばOK性能。警戒を当てたりすることが出来ればアタッカーとしても機能することだろう。これが、2枚3枚と複数取れているのであれば評価はもうちょっと上がる。《ウルザの工廠》もとれていれば、相手からすればいやらしい戦線を構築できるだろう。

フレーバーを読む限り《ミシュラの工廠》消え去っても、そこで活動していた彼ら作業員用自動人形は今も何処かで活動を続けているとのこと。数千年稼働し続けるって、ミシュラの科学力ハンパじゃないね。見た目が、ウルザが着用していたシリンダーみたいなものがついているアーマーと似ているのも、何か因縁というかドラマを感じる部分である。

ちなみに《ウルザの工廠》から出した「組立作業員トークン」に《撲滅》や《木っ端微塵》を撃ちこまれると、トークンと同名であるこのカードが吹っ飛んでいくことになるので注意しよう。

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