霊気の突進/Aether Charge

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Card of the Day -今日の1枚- 2015/04/15

霊気の突進/Aether Charge

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 やっぱり攻めの姿勢ってのは大事なもんよ。第一印象が8割とかなんとか書いている本も多数あるが、最初に自分を植え付けないと「負けちゃう」と個人的には思う。新しい環境、新しい人たちの中で生きていくには、自分という存在を刻み付けた方がいろいろと有利になれる。今週の「突進ウィーク」はそんな思いをこめて、攻めの姿勢全開のカードしか紹介しない。これも僕なりの突進で、初めましての方にもこれを機にこのコラムの存在を認知してもらう・させてやるって思いで書いている。

 

 攻めの姿勢ばかりのカードの中でも、特に尖りまくっているのはこの《霊気の突進》だ。赤いエンチャント・5マナ。嫌な予感しかしないやつ。あるいは、大好物でしかないやつ。僕は大好物側!このエンチャントは、あなたの戦場にビーストが出る度に4点ダメージの砲撃を行うことが出来る。4点と言えば、スタートライフの1/5。《溶岩の斧》が5マナで5点与えることを考えると、1度誘発しただけでは割高であるが、2度目の誘発以降はかなり割の良いダメージであると言える。8点、12点と突進をブチかませばライフを削り切ることは簡単だ。

 

 ビーストが条件になっているのは、狭い範囲を指しているように見えるかもしれない。だが、『オンスロート』ではビーストは赤・緑を中心に黒・青の一部と広く存在し、全者の2色では主要部族として他にも様々なサポートカードが用意されている。どうしてもビースト=大型クリーチャーというイメージがあるが、同セットには《疑い深い濃霧獣》や《貪欲なベイロス》といった、軽くて扱いやすいビーストがそこそこいたため、無理なく運用出来たものだ。また、同時期スタンダードには何度も戦場に出たり入ったりしてダメージを飛ばす《藪跳ねアヌーリッド》や、《貪欲なベイロス》との組み合わせて一瞬で16点ダメージを叩き込む《新緑の連続》といった素晴らしい相性を誇るカードが存在したのだ。これらをまとめあげた「3カラー・ビースト」、良いデッキだったなぁ。

 

 今なら各種ガラクと組み合わせれば、瞬く間にゲームが終わることだろう。あーええな、デッキ組みたい!


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