コジレックの職工/Artisan of Kozilek

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Card of the Day -今日の1枚- 2015/05/11

コジレックの職工/Artisan of Kozilek

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『モダンマスターズ2015年版』が来る。5/11現在、もう目の前まで発売が迫っている。せっかくなので、カウントダウン形式でいってみよう。個人的に好きなカードを1日1枚紹介して、10枚紹介すれば発売日に辿り着ける計算だ(当コラムは、日曜日はお休みだからね)。早速行ってみよう!

 

というわけで、第10位。《コジレックの職工》。都合がいいことにパワーも10なので、10位のカードとして紹介するのに丁度良い。...雑な理由かもしれないが、パッと思いつくラインでね、コイツかなと。

 

9マナ10/9、無色。この時点でまあまあ強くないかな、《リバイアサン》なんかに比べるとどぎつい色マナを要求されるわけでもないし維持費も不要。勿論純粋な完全上位互換だと叫ぶつもりはない...が、ほぼそうである。特別な理由がない限り、青単でもそれ以外の色でもパワー10のクリーチャーが欲しいならこの職工を使って欲しい。

 

サイズだけでも脅威だが、"滅殺2"という無慈悲な能力がパーマネントを奪ってゆく。パワー10の怪物に殴られながら、パーマネントを2枚削られる...勿論、ブロックしないとライフの半分を持っていかれるので防がざるを得ない。

 

これの攻撃を許している時点で除去はないので(あれば即座に使っている)、殴っている側からすると以降のプレイングも強気に出られるのはエルドラージ全般に言える利点だ。例えコンバットトリックや《強打》で討ち取られても、1:3交換なら悪くないどころかお釣りがくる。複数ブロックなんて、喜んでされてやろう。

 

戦場に出てからの戦闘力だけでもここまで評価できるが、この職工は着地以前にも一仕事やってのけるからたまらない。これを唱えた時、墓地からクリーチャーを1体戦場に出すことが出来るという、《ゾンビ化》がオマケとしてついてくるのだ。

 

9マナで墓地に落ちている《ペラッカのワーム》を釣り上げながら10/9滅殺2が降臨...カロリーが高すぎるアクションだ。ドラフトでこのサイズのクリーチャーを...実は結構簡単に出せる環境(勿論、それを狙ったピックをしなければならないが)であり、僕はパックの中にこのバケモノを発見すると心中しても構わんという意志でピックしていた。

 

もし流れが大量のマナを揃えることが出来る緑を中心とした色が取れるものにならなくても、「対戦相手に使われなかっただけ良かった」と思えるじゃないか。まあ、ほとんどの場合強引に緑やって、叩きつける側だったというのが事実である。

 

とにかく、リミテッドでの出せた時の感動と破壊力はこの上ない。今回のモダマスだったら...《霊気撃ち》なんか合わせて使いたいなぁ。


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