「ホビステ協賛コンプリートモダン」 Round1 吉見誠vs寺脇功士

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「ホビステ協賛コンプリートモダン」 Round1 吉見誠vs寺脇功士 text by Tomoya Tsujimoto 参加者41名で開幕したコンプリートモダン、集いしモダンプレイヤーの中から二人が選ばれフィーチャーーテーブルに座った。 優勝者には戦乱のゼンディカーfoilコンプリートセットとモダンマスターズ2015が1BOX贈られる。 サイドイベントとはいえ、両者気合十分。1回戦開始の合図が響いた。 Game1

IMG_20151121_104016[1] 少なくともメイン戦だけならば親和は間違いなくモダン最強のデッキだ。 吉見が《聖なる鋳造所》と《山》を並べたのを見て「バーンか……」と嘆息をつく寺脇だが、 《ダークスティールの城塞》、《オパールのモックス》、《バネ葉の太鼓》と怒涛の展開。 すぐにはクリーチャーを出せないものの、続くターンには《刻まれた勇者》を戦場に送り込んだ。 フィールドには吉見の《大歓楽の幻霊》がいるものの(プロテクションすべての色)の前には関係が無い。 《刻まれた勇者》の召喚酔いが解けるや否や《頭蓋囲い》が装備される。 《刻まれた勇者》のパワーは8、最早吉見には対抗策は残されていないのだった。 吉見 0-1 寺脇   IMG_20151121_104336[1] Game2 一敗し後の無い吉見なのだが、マリガンを強いられ、6枚でゲームスタート。 親和相手ではフェッチからのショックインで失う3点が惜しい。それでも《僧院の速槍》を走らせ果敢に攻める。 対する寺脇、《ダークスティールの城塞》、《オパールのモックス》、《羽ばたき飛行機械》、《電結の荒廃者》、と一瞬の内にカードを並べた。 《電結の荒廃者》に《焼尽の猛火》が撃ち込まれると寺脇はこれを渋々承諾し、続くターンには《頭蓋囲い》を《羽ばたき飛行機械》に装備し攻撃。 《頭蓋囲い》がある以上クリーチャーを場に残したくない吉見はライフを攻める手を休め除去にリソースを裂いた。 《羽ばたき飛行機械》には《破壊的な享楽》、《呪文滑り》には《流刑への道》。 寺脇がようやく除去のできない《刻まれた勇者》を繰り出した時には、寺脇のライフは既に7まで落ちこんでいた。 吉見の手札には《アタルカの命令》と《ボロスの魔除け》、ゲームは3本目へともつれこんだ。 吉見 1-1 寺脇 Game3 両者7枚の手札をキープ。 寺脇はカードこそ並べられるものの大ダメージに繋がる《頭蓋囲い》などが引き込めておらず、クロックは2、3点しかない。 IMG_20151121_104441[1] 吉見は1T目から《僧院の速槍》を走らせ、寺脇の少ないダメージ源を《焼尽の猛火》で奪う。 《僧院の速槍》を放置できない寺脇は《墨蛾の生息地》でブロック、果敢により迂闊なブロックを許さない《僧院の速槍》も毒の前にはなすすべなく退場する。 そしてついに《刻まれた勇者》が戦場へと送り込まれた。 吉見は少考の末除去に徹する事に決める、待機が解決された《裂け目の稲妻》が《大霊堂のスカージ》を焼く。金属術が達成されなくなれば《刻まれた勇者》もただの《灰色熊》だ。だがまだ金属術は達成されている。 《刻まれた勇者》が吉見のライフを削り始めた。しかしまだ吉見にはライフがある程度残されている…………と思いきや、攻撃後寺脇の手から二枚のカードが公開された。 《感電破》と《感電破》 もはやどちらがバーンかわからないが、二枚の火力呪文はゲームを終わらせるのに十分だった。   吉見1-2寺脇 寺脇 win!