ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan

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Card of the Day -今日の1枚- 2016/04/16

ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan

ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan

ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan

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○○ウィークで綺麗に5色+無色orアーティファクトor土地、という形で連載できたのっていつ以来だろうか?もはや覚えていない。どこかの時点で、5色を均等に扱うのは無理やなぁと諦めて今に至るわけで...今週は「魔物ウィーク」というシンプルなお題も良かったんだろうなと。そんなわけで今週のトリを務めるのは赤の魔物、《ボガーダンの獣》だ。 初の大型エキスパンション・セットであるレジェンドは、今では割と信じられないことだが複数のストーリー・世界観が同居したものとなっている。主人公キャラだけでも《ジェディット・オジャネン》《黒き剣のダッコン》《Tetsuo Umezawa》...どんなセットやねん...と思ったが、『マジック・オリジン』はこれに近いものなのかもしれないね。カオスさは『レジェンド』が圧倒的に上回っているッ。

《ボガーダンの獣》はその名の通り、ドミナリの南方の島、ボガーダンに生息する獣だ。ボガーダンは不毛の地、常に火山が噴火し噴気孔から灰が噴き出す、過酷な灼熱の世界である。この島には火山を神と崇め、原始的な生活を送る人々と、地の底に眠る強大な力を持った「存在たち」なるものが潜んでいるらしい。この存在たち、神の如き魔力を持っており、その昔アーボーグに王国を築いたネビニラルと戦争をしこれを滅ぼしたのだとか。この存在たちの力が影響するのか、ボガーダンには「犬」と呼ばれる魔物が多数出現する。

《ボガーダンの獣》もこの犬の筆頭ではあるが、しかしクリーチャータイプは猟犬でなくビーストのみ。ボガーダンで言うところの犬は、こういった獰猛な獣の総称のようである。このビーストは5マナ3/3でプロテクション(赤)を有している。自身が赤いのに同色のプロテクションを有しているのも変な話だが、上述のような灼熱の世界に住まう獣であれば、たかが炎何ぞでダメージを受けるようなものでもないということなんだろう。マジックの初期には渡り能力と言い、同色に強いクリーチャーが作られる傾向にあった。

もう1つの能力は、相手が白くてトークンでないパーマネントをコントロールしていれば+1/+1修正を受けるというもの。赤にはプロテクションで、白にはサイズアップで対抗する、ボロスカラーを目の敵にする獣である。黎明期のマジック的には、5マナ4/4プロテクション持ちであればスペックは悪くない。《象牙の守護者》と対となるカードなのだが、あちらが一方的に赤をメタるカードであるのに対して、こちらはプロテクション(白)でないのが何とも謎だ。まあ、《地震》を撃っても生き延びるのは良いことだ。

名前から「ジェヴォーダンの獣」を連想してしまうが、フランスの伝説に残るこの怪物も巨大な犬のような姿をしており、当時の人々が残した記録はこのイラストによく似ている。インスピレーションを得た可能性は大いにある。

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