Firestorm Phoenix

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Card of the Day -今日の1枚- 2016/06/14

Firestorm Phoenix

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焼き鳥、ということで焼けている鳥を紹介したい。正確には燃えている、か。火の鳥、不死鳥、鳳凰、フェニックスだ。面白いことに炎の翼を持った鳥、業火より蘇りて飛び去る不死の鳥の伝説って世界中にあるよね。飛行能力を有したことにより他の動物の追随を許さない行動範囲を得た鳥たち、人のある所にその姿有り。かような伝説が世界中にあるのも当然、納得だ。なんせ南極にだって暮らしているもんね。ということで全世界のファンタジー界にてその姿を現すフェニックスのカードを紹介しよう。

 

《Firestorm Phoenix》、炎の嵐のフェニックス。『レジェンド』にて登場した、マジック史上最初のフェニックスだ。これまでフェニックスは15種類登場しているが、いずれも死しても再び蘇る能力を持っており、その蘇り方も様々で面白い。この初代フェニックスは、6マナ3/2飛行と、やや物足りないボディにその復活能力を有している。その能力がまた独特のもので面白い。
「Firestorm Phoenixが死亡する場合、代わりにFirestorm Phoenixをオーナーの手札に戻す。そのプレイヤーの次のターンまで、そのプレイヤーは自分の手札にあるそのカードを公開した状態でプレイするとともに、それをプレイできない。」

 

手札に戻って何度でも蘇る不死鳥ではあるが、これが戻ったターンにはそれをプレイすることが出来ない。無限に手札と戦場をグルグルするタイプのコンボには、残念ながら組み込むことが出来ないのだ。そして、手札にあるそれを公開しながらプレイしなくてはいけない。なにこれ?手札を1枚だけ、反対向きで持ってシャカシャカしろというのか。なぜこんな不思議な能力をを与えられたのかというと、それは「このターンに手札に戻った《Firestorm Phoenix》」と「また別の《Firestorm Phoenix》」を区別するための措置。以前はこのようなテキストは有しておらず、そこで「これは前から持ってたフェニックス」と証明しながらプレイすることが困難であった。そこで「じゃあ物理的にわかるようにしたらええやん」と公開する能力が付与されるようになった。これはなかなかに類を見ない能力で、面白い。《渦まく知識》とかで手札から別の場所へ移動すると、視覚的にこれがバレてしまう。一度見てみたいね。

 

個人的には古臭く味わい深いイラストが好き。何故かこれを見ているとチキンナゲットが食べたくなる。

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