Browse the Deck Vol.15 「レガシーURデルバーとモダンで注目のデッキ2種類」

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どうもどうも~前回から少し期間があいてしまいましたが、また今週から更新始めます!Browse the Deckでございます。

当コラム、以前まではレガシーのデッキを中心に紹介していましたが、今はモダンシーズンですし、レガシーのメタゲームは緩やかなのでだんだんネタ切れが...(笑)

ということで、これからはモダンのデッキも紹介していきます!

『異界月』発売後モダン、レガシーともに新しいカードが採用されたデッキが出てきていますので、今回はそれらを中心に紹介します。


 

 

まずはいつも通りレガシーのデッキから拾い読みしてみましょう!


 

 

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国内レガシー事情に明るい方なら知っている方も多いであろうレガシーの強豪・土屋さんが『異界月』発売直後に持ち込んだデッキは「URデルバー」でした。

惜しくもTOP8入りはなりませんでしたが、それでも11位に食い込むあたりは流石です。


 

注目はなんといっても《騒乱の歓楽者》ですね!


 

《騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler》

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禁止カードになった《宝船の巡航》に3/4果敢持ちがついてくる、と考えるとやっぱりおかしなスペックですね。

禁止改訂により《宝船の巡航》と《時を越えた探索》を失った「URデルバー」は手札を使い切って息切れしてしまった後のリカバリーが出来なくなったため、トップメタから滑り落ちてしまっていました。そんな中、このカードは救世主となるかもしれませんね。

 

探査呪文と違い、インスタントとソーサリーしか参照しませんが、コストとしてリムーブする必要も無いため連打する動きが出来るのも強みですね。


 

 

もう1枚注目のカードは《漂流》です。


 

《漂流/Set Adrift》

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あまりレガシーでは見かけないスペルですが、探査により軽いコストで土地以外のパーマネントを相手のライブラリートップに戻してテンポを取ることが出来ますし、URカラーで対処しにくいエンチャントにも触ることが出来るので、1枚挿しておくといぶし銀の活躍を見せるでしょう。


 

 

ということで《騒乱の歓楽者》入りの「URデルバー」でした!

まだまだ伸びしろのあるデッキだと思うので、ぜひ一度回してみてください!


 

 

つづいては早速、モダンのデッキを紹介しましょう!


 

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モダンで行われたMOCSを制したのは、あのJacob Willsonが使用した「ジャンド」でした。

長らくモダン環境に居座り続ける「ジャンド」ですが新しいカードを採用し今のメタゲームにあった最適な形に組み換えられています。


 

 

《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer》

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『異界月』より新たに採用されたのはこの2マナ生物でした。

今のモダン環境は「バーン」や「Super Crazy Zoo」などの序盤からライフを高速で詰めてくるデッキが多く存在し、それらに対してあまり強くない《闇の腹心》の代わりにこちらが採用されたようです。

対戦相手にダメージを与えると誘発する能力は、実質占術3をしているようなものなので、《闇の腹心》で不確定な1枚を得るよりも強い場面も多いでしょうし、高揚すると《稲妻》で対処されることもないので序盤から終盤まで活躍してくれることでしょう。

また、高揚の条件を達成しやすくするために《ミシュラのガラクタ》《タール火》《炎の印章》の3種類を採用するなど細部も調整されています。

また、最低限だけ白をタッチして「親和」や「感染」にたいして強い《未練ある魂》も採用されています。

通常プレイも出来ますが、《残忍な剥ぎ取り》のダメージを通した後の能力で墓地に置いてプレイしたり、《ヴェールのリリアナ》で捨ててプレイすることが出来たりするので、このスペルの採用は流石プロだと思わせてくれますね。

一度能力が回りだすと「ジャンド」のようなハンデスを多めに取るデッキが悩みの種だった「後半トップして弱いハンデス」を墓地に送ることが出来るのも《残忍な剥ぎ取り》の強みだと思います。


 

 

《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

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もう一つこちらのレシピで特徴的なところが、「ジャンド」なら大体入っている《コラガンの命令》が1枚も採用されておらず、代わりにメインから《大渦の脈動》が2枚採用されています。

これはモダン環境で流行りの《先駆ける者、ナヒリ》に対して明確な回答を用意したかったからだと推測されます。


 

 

《闇の腹心》と《コラガンの命令》の不採用によって目に見えるアドバンテージを直接取る手段がほとんど無くなっていますがドローの質を高めることによってそれらを補う構成になっています。


 

「ジャンド」の強みはやはりパワーカードばかりで構成されていることと環境によって細部を組み替えることによってメタに合わせた構成に組み替えることが出来るということだと思います。

モダンで使用デッキに迷うならまずはジャンドからいかがでしょうか?


 

 

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つづいてもモダンのデッキをご紹介、「Kiki-Chord」というデッキになります。

こちらも『異界月』の注目カード《異界の進化》によって強化されたアーキタイプですね。


 

代名詞でもある《修復の天使》+《鏡割りのキキジキ》の瞬殺コンボを内蔵していますが、その時々に応じて適切な生物をサーチし多彩なクリーチャーでビートダウンするプランも兼ね備えたデッキです。

昔から「アブザン・カンパニー」と比較されてきましたが「ドレッジ」の影響で墓地対策が増えてきたことにより「アブザン・カンパニー」と違い墓地を経由することなく無限コンボを達成出来るのは今のモダン環境において明確なメリットであると感じます。


 

《異界の進化/Eldritch Evolution》

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「Kiki-Chord」は元々《前兆の壁》や《ピア・ナラーとキラン・ナラー》などの場に出た時点で仕事をしているカードや《台所の嫌がらせ屋》、《復活の声》などの生け贄に捧げても嬉しいカードで構成されている上に《召喚の調べ》だけではサーチカードが足りず、かといって《集合した中隊》は構成上採用出来ない...といった悩みを1枚で解決してくれたカードです。

まさに「Kiki-Chord」のために印刷されたようなカードですね(笑)


 

 

《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》

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コントロールやコンボデッキキラーの1枚。

以前は《召喚の調べ》から持ってくるにはあまりにも重かったのですが《異界の進化》経由なら4ターン目に着地させることも出来るので納得の採用です。


 

 

モダンで流行りの「ドレッジ」や「スケープシフト」などのデッキにあまり強そうな構成では無いのが少し気がかりですが、サイドボードを調整することによって改善出来そうですし、他にも青をタッチした構成やナヒリを採用した構成など様々な形のデッキが出てきていますので、好みによって細部を組み替え出来るのが強みです。


 

 

ぜひあなたも「Kiki-Chord」マスターを目指してみてください!


 

 

 

 

それでは今週はここまで!

また次回お会いしましょう!