【MTG】BIGs 藤本岳大 はまち式カードレビュー・盟友はやしと語る『カラデシュ』
タグ：BIGs, MTGシングル, TOP3, カラデシュ, プレビュー, 林翔也, 藤本岳大, 読み物はまち「こんにちは。今回は一人じゃ心細かったので、ゲストレビュアーとして
The Limits準優勝の経歴を持ち、『BMワンダーフォーゲル部』の著者であり僕の話し相手である林翔也さん(以下はやし)にお越しいただいております。よろしくお願いします」
はやし「よろしくお願いします」
編集の声：なお、この林を破ってLimits王者になったのはご存知BIG MAGIC所属プロの井上徹だということをお伝えしておこう。では、さっそく行ってみましょう。まずは白いカードから。
白編
はまち「何かお勧めカードはある？」
はやし「1マナのエンチャント。ちょっと名前わからないですね。そもそもギャラリー見ないとカードあんまりわからない」
はまち「そんな感じのキャラでいくの？これ乗り切れる？」
はやし「《領事の権限》ですね。基本的にはサイドボード要員だと思うんですが、速攻が止まったりラスゴ(全体除去)撃った返しに搭乗させにくかったりするのがコントロール的には良いのかなと」
はまち「しれっとキャラが普通になってるね。ラスゴの話が出たけど《燻蒸》はどう？個人的にはラスゴ界でもかなり上位に入りそうなカードだけど」
はやし「そうですね。僕もライフ回復するラスゴはさすがに強いと思います。全体除去を撃つときってタイミングが重要だと思うんですけど、ライフゲインがつくことによって、そのタイミングをとりやすいというのは偉いですね。《空中対応員》とあわせてなんかすごいゲインを...」
はまち「《空中対応員》って《吸血鬼の夜鷲》を彷彿とさせるよね。と言いつつ俺はしないけど。環境末期の今のスタンダードでは、《森の代言者》《反射魔導士》《呪文捕らえ》と2/3が基準になっていたから、そいつらをけん制しながら攻撃できるのはえらい」
はやし「《ドロモカの命令》もなくなったので、バントカラーでは突破しにくそうですよね。十分に構築級だと思います。《発明の天使》と《激変の機械巨人》はどうです？」
はまち「5マナの天使は《大天使アヴァシン》がいるうちは触れなくてもいいんじゃない？
まぁ、アンセム(クリーチャー強化)の能力がついてるから《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》のようなトークン生成するカードと組み合わせると案外やりおるかもしれんけど。
巨人はねー、喝だ」
カァァァツ(デレン！)
はやし「喝とは。サイドボードにつっこんどくのはありなのでは？」
はまち「僕の評価はかなり微妙。今のところ高かったら1000枚売れ候補。
今回のサイクルの中では最弱だと思っています。
ちなみに『ゲートウォッチの誓い』における1000枚売れ候補は《炎呼び、チャンドラ》だったので、参考にどうぞ。まぁさすがに白の一押しは《燻蒸》かな」
はやし「まぁそうじゃないですかね。僕は《激変の機械巨人》推しますけど。あ、《新緑の機械巨人》（も）にしといてください」
編集の声：なお、この記事を執筆中に始まったBIG WEBの予約販売で《燻蒸》が現在時点で350円で売られていることに動揺を隠しきれない二人。果たして恥をかくことなくレビューを終えることができるのか。
はまち「まぁでも所詮ラスゴやし、今のマジックに対応できてない感じはあるよね。機体は置いといても、プレインズウォーカーに対して無力すぎる」
青編
はまち「何かある？」
はやし「《機械医学的召喚》です。除去を撃ちながらクロック刻めるし、ブロッカーとしても使えるので置いてるだけでプレッシャーになりそう。ドロースペル打ってるだけで連鎖していくし。ぷよぷよみたいなもん。下の能力起動出来たら実質勝ち。負ける気せぇへん」
はまち「たしかに、《宝船の巡航》と《時を越えた探索》があればえらいことなってたよね。まぁ、残念ながらほとんどのフォーマットで禁止されてるけど」
はやし「はまちさんは何かないんですか？」
はまち「あれかな、《サヒーリの芸術》。アーティファクトクリーチャーが出てたら同じやつ2体出せるんでしょ？強くない？」
はやし「相手のでもいけるんですよね。」
はまち「うん。機械巨人サイクル2体コピーしたらすごいことになるね。白以外。まぁけどエネルギー貯める方法があるなら、単純にコントロールを奪える《慮外な押収》の方が強いか。結論として、イチオシカードは？」
はやし「さっき言ってた《機械医学的召喚》ですね。」
はまち「さっき聞いたやつね。俺はね、《奔流の機械巨人》。だってどうみても強いやん？レビューいらず」
はやし「スタンダードやったら強いでしょうね。除去を撃ちながらブロッカーも...」
はまち「《機械医学的召喚》とコメントがほぼ同じ...」
はやし「今回の神話レアは傾向が同じですね。スタンダードに機械巨人と絡めて無茶苦茶するインスタントって何かあります？」
はまち「《荒廃の一掴み》かな。それか《疑惑の裏付け》。まぁ赤の7マナに6点(《炎の散布》)ふりわけもあるけど相手のデッキによっては何もしないし...」
はやし「《一所懸命》打って全員ブロック！これで相手もたじたじ」
はまち「どうやって墓地に落とすのかな？」
はやし「3ターン目《空中対応員》出すでしょ？4ターン目そこに撃って全員ブロック！」
はまち「うっす」
黒編
編集の声：どこかで聞いたようなフレーズが飛び出しつつも黒編に突入
はまち「なんか今回の黒全体的に弱くない？」
はやし「ゴンティ」
はまち「？？？」
はやし「どうですかね？《豪華の王、ゴンティ》」
はまち「微妙じゃないかな」
はやし「じゃあもうゴンティはいいです」
はまち「...」
はやし「...」
編集の声：え、本当に何もないんですか？
はまち「いや、まぁ《害悪の機械巨人》とかあるにはあるんだけど...実質(編：別ゲーの話をしだしたので削除)」
はやし「(編：同上)は本体とぶんで！」
はまち「個人的には《陰謀の悪魔》とかも好きなんやけどね。《虐殺のワーム》強いし(編：また別ゲーの話をしていたので差し替え)。
リアニ能力好きだからもっとみんな『イニストラードを覆う影』の《末永く》とか使ってほしい。まぁしかし一生安そう」
はやし「僕ものっててなんですけど、急に別ゲーの話ばっかりしないでください」
はまち「《過酷な精査》って某知事感がしていいよね。まぁあの精査は過酷でもなんでなくがばがばやったけど」
はやし「言いたいだけじゃないですか。まあ占術をつけたからってなんでもいいわけじゃないですね。」
はまち「じゃあはやし君のおすすめ何なのよ」
はやし「ゴンティ」
赤編
編：お二人と言えば赤単のキャラ...ですよね。ここで語ることは大いにあるのでは？
はやし「赤はあるでしょうね。いろいろあったでしょたぶん(相変わらずカードを把握していない)」
はまち「《撃砕確約》強くない？このエキスパンションではじめてコモンで強いなって思った。プレリで使った感じでは、シールドやったから微妙ではあったけどドラフトなら強そうやなと。構築もワンチャンスあるね」
はやし「全体的にコモン強いですよね。赤。《安堵の再会》も無茶苦茶する」
はまち「《向こう見ずな実験》が最近話題になってるけど、コンボキチ三平なはやし君的にはどう？」
はやし「《仲裁の契約》から入るといっぱいゲインできますね。もしくは《崇拝》を貼っていればクリーチャーなら何めくれても死なない。純粋に《白金の帝像》出すとただ得ですね。コンボキチ三平と認知されたことはないです」
はまち「これまさか帝像普通にハンドに来ると？」
はやし「終わり(苦笑)」
はまち「《ラスヌーのヘリオン》？我々赤単愛好家としてはこういうのそそるよね。」
はやし「E缶(エネルギー・カウンター)を他に使うなら使い捨てでもいいんじゃないですかね、3マナ4点になるなら。あとは《独創の火花》とか面白そうですね。でも使いそうに見せかけて結局使われないのではって感じがすごく伝わってくる...」
藤本(編：何故か原稿でここだけはまち表記じゃなかったのでそのままにしました)「結構好きやけどね。...え、《むら気な巨人》ってコモンなん！考えられへん。だって赤のコモンの5マナといえば4/4マストアタックとかやで？
つい最近マストアタックなくなったやんって盛り上がってたのに。それが4/5になった上に"威迫"？考えられへん！」
はやし「おじいちゃんは時代の進化に対応できないから困る...結構カード名出しまくりましたけど、肝心のイチオシはなんです？」
はまち「《焼却の機械巨人》かな。僕はこのカード機械巨人の中で2番目に評価してる。ただデッキ作りが難しくなるかな。積極的に使っていきたい」
はやし「基本的には3枚落とすモードが選ばれそうに見えますが、重いデッキだと喰らうライフが多くなりますし、軽いデッキだと出すまでにある程度ライフを詰めれてるはずなので実は3枚落とす方は結構選びにくいんじゃないかなと。実は3枚引きやすい？6/6先制攻撃が場に残るのでダメージくらいたくないし」
はまち「やっぱり強くない？入れ得入れ得。じゃ、緑いこうか」
編集の声：いやいや待ちなさい。
はまち「え？」
編集の声：どう考えても1枚、目玉のカードあるでしょ！！！！
はまち「なんかあったっけ？」
はやし「茶番」
はまち「...どうやらレビューで《反逆の先導者、チャンドラ》にあえて触れないという試みは失敗した模様。でも言うことないやん？能力4つもあったらダイスでどの能力使うか選んでも強そう」
はやし「いや、あのですね。このカード本当に強いですか？＋が自衛能力じゃないんですよ？4ターン目に出してどうするんです？ ランプで使うっていう人が結構いますが、そんなデッキでマイナスから入ったら返しで殴られて死んでますよ。既存のデッキで赤を使ってるデッキにはランプの他に「赤青バーン」や「ティムール現出」がありますがそのどちらにも入らなさそうですし。今のところは良くてサイド要員にしか見えないですね」
はまち「おいおいせっかく人が褒めてるのにすぐネガキャンするやん！僕も最強のチャンドラだとは思ってなくて《紅蓮の達人チャンドラ》の方が強かったなぁと思ってます。まぁ環境にないカードと比べても仕方ないし、結局使って強いと思うんですが。とりあえず赤巨人が入るデッキには採用されると思いますよ」
緑編
編集の声：緑と言えばライフゲインが多く赤の最大の敵までありますね。
はまち「友好色って扱いなのにライフゲインばっかりで完全に敵対してるよね。早速《スラーグ牙》あるけど(《高木背の踏みつけ》を見ながら)」
はやし「タフネスが4になってるあたりが赤に対する優しさを感じますね。去年までの開発陣なら間違いなく5にしてましたね。今はほら、《集団的抵抗》とか《反逆の先導者、チャンドラ》で除去れるので」
はまち「今回《変位エルドラージ》と組み合わせてナンボみたいなカード多すぎない？場に出た時に得られる効果がえげつないの結構多い気がする」
はやし「さすがにもう《スラーグ牙》と《修復の天使》の時みたいにわちゃわちゃされるの嫌ですよ...」
はまち「《顕在的防御》とかいう《レインジャーの悪知恵》の《完全上位互換》みたいなカードあるね。「感染」にも入ったりするのかな？あとは《地勢》のE缶得られるやつ(《霊気との調和》)とか。まぁこの辺もどうせ《ウルヴェンワルド横断》使うしE缶2本くらいつけとけーみたいに適当で作った感じがする(笑)
《怪しげな挑戦》とかどう？え、これ《触れられざる者フェイジ》持って来たら相手の場に...(テキスト確認後)「出してもよい」やん。お疲れ。
あと《ギラプールの案内人》のイラストいいね。むっちゃ案内してる感でてる」
はやし「1ターン目《霊気との調和》、2ターン目《牙長獣の仔》とかも悪くないんじゃないですか？エネルギーカウンターアグロの構築を考えるのは面白いですね。後でも取り上げる予定ですが《通電の喧嘩屋》の存在と言い、赤緑でそういうデッキを組んでくださいって言われてる気がする」
リュウジ「《逆毛ハイドラ》とか普通に使うんじゃないですか？僕も赤緑エネルギー面白いと思います」
はまち「あっちいけ！」
はやし「では『緑の一押しカード』何にします？僕は《新緑の機械巨人》ですかね。全体除去撃たれる前も撃たれた後でも仕事をするのはすごい。《生命の力、ニッサ》も強いけど僕はこっちで！」
はまち「俺は《生命の力、ニッサ》かな。個人的には《反逆の先導者、チャンドラ》より強そう。ただ出して次のターンに奥義が使えるからテンション上がってるのではなくて、＋1と－3を交互に使うのが強そうだなぁと思ってる。次の自分のターンまで5/5になるのもいいよね。ブロックできるのは偉大。もちろん《新緑の機械巨人》も今回のサイクルで断トツで1番強いと思ってるけどね。」
マルチカラー編
はまち「《雲先案内人》ってなにこれ？《熟考漂い》にライフゲインついてるの？さすがにふざけてない？」
はやし「時代はかわっていくんですよ。そろそろアジャストしていただけませんか？」
はまち「急に意識高い系の発言してきたぞ...《配分の領事、カンバール》とか書いてること結構すごいけど。除去られても2点いれれるし」
はやし「今の白黒で2点吸い取ることに何か意味あるんですか？一瞬でぴんってされるのが辛いところです。だいたい《永代巡礼者、アイリ》ですら今は使われてないですからね。あのカードも結構書いてることおかしかったのに。強いことが書いてあっても使われずに去っていくカードが多くて、そこが最近辛いところです」
はまち「同じ伝説でいくなら《永遠の造り手、ラシュミ》はどう？」
はやし「こういう面白そうなカードは好きですね。青緑っていうのがどういう感じのデッキになるか、イメージしづらいですけどね」
はまち「《サヒーリ・ライ》もマイナスは強いね。速攻つくから予想外のダメージ叩き出せそう」
はやし「《先駆ける者、ナヒリ》の奥義とか相性いいんじゃないですかね。名前も似てるし」
はまち「今回のマルチのカードはリミテッド視点で考えるとどれもすごいカードパワーやなぁ。《危険な状況》以外。出されたらオエってなる」
はやし「そうですね。その《危険な状況》でも強い時があるから言うことがない」
はまち「じゃあそろそろ注目カード決める？俺は《ドビン・バーン》かな。このカードについて、昔からマジックしてる昭和の人間は「自衛能力ついてるプレインズウォーカーは強い」って言うけど、最近の若手プレイヤーは能力微妙じゃないですかって言ってて、そこの評価の割れ方が結構面白い。リミテッドの2マナ2/2って本当にデッキにいりますか？さすがに考えが古すぎません？もちろんマナカーブ的に2マナ域は3枚くらいは入れますけど今のカードパワーについていけてないですよとか言ってる子もいたので、若い子の意見は結構聞いてて新鮮。まぁ最近は2マナ2/2にメリットついてるの多いしわからんでもないけど」
はやし「急になんですか？おじいちゃんが戦時中の話してる時みたいな気分になったんですけど。はまちさん、突然加齢臭がすごいことなってますよ」
はまち「まぁその話はいったん置いといて、はやし君のおすすめ教えてよ」
はやし「《通電の喧嘩屋》ですね。2マナ4/3って赤緑の2マナ域で過去最高クラスだと思います。このカードとか他の新しいカード見ても、結構速そうな赤緑アグロが組めると思います。バーン系ではない赤系のアグロはスタンダードでは久しぶりなので、そこは結構楽しみですね」
アーティファクト・土地編
編集の声：明らかに疲れが見えてきたはまちと、明らかに手を抜きながらただただ眠そうなはやし。頑張れ、ゴールはすぐそこだ。
はまち「長いよ。そろそろ飽きてきた。アーティファクトは全部一緒に見えるし、ちゃっちゃと終わらせよう」
はやし「だめですよ！ちゃんとやってください。《霊気貯蔵器》とか話題になったでしょ。これ...やめときます。ほかのカードにしましょう。」
はまち「《霊気池の驚異》。どう思う？」
はやし「E缶6個ってすぐたまらないですか？だからこのカード強いと思うんですけど、はまちさんはどうです？」
はまち「たしかにすぐたまりそう。しかも「唱える」やから昔の《引き裂かれし永劫、エムラクール》やとターン得られるのか」
はやし「《墓後家蜘蛛、イシュカナ》とかのトークンいっぱい出すカードと一緒に使ったら、たとえラスゴ打たれてもいっぱいエネルギーたまるからすぐリカバリーできそうですね」
はまち「今回リミテッド視点で一番驚いたのは《捕獲飛行機械》かな。無色やのに飛行速攻って。馬鹿にしてるんかと思ったよ。あの辰吉もここまで来たかって感じ。赤は3マナ3/3速攻やし。久々にアタックするとき辰吉行った行った！！！って言えそう」
はやし「辰吉とか言っても誰も知らないですから！」
はまち「なんか今回《怒り狂うゴブリン》と《スキジック》と《ボール・ライトニング》おるのおもろいな（笑）2ターン目《密輸人の回転翼機》、3ターン目《改革派の貨物車》、4ターン目《高速警備車》、5ターン目《アラダラ急行》って出して東京モーターショーかと見せかけといて《エンジン始動》で一撃で倒したい。途中まで、あれークリーチャー引かないから搭乗できないぞみたいな顔で首ひねってキッツーって言ってたら、相手もクリーチャー立てずに殴ってくるでしょ。機体に期待」
はやし「はまちさん、マナー講座の記事読んだことあります？」
はまち「そういえばさっきBIGsの期待カードTOP3アップされてたね。《高速警備車》推してる人多かったのが印象的。一方、《耕作者の荷馬車》をリュウジがお勧めカードとしてあげてたけど。どこがポイント？」
リュウジ「いや、最悪マナアーティファクトとして使えるし弱くはないでしょ。知らんけど」
はまち「え、そのレベルの評価でTOP3に食い込んでくるの？もう帰って。最後に「知らんけど」つけたら何言っても許されるとかいう大阪人のおばちゃんあるあるとか誰もわからんし」
はやし「《多用途な逸品》とかすごいですよね。完全に《変異種》」
はまち「このカードプレリで出されてぼこぼこにされたよ。火力じゃ死なんし」
はやし「《密輸人の回転翼機》とか《領事の旗艦、スカイソブリン》とか搭乗の数間違ってません？それぞれ1個ずつ多くてもリミテッド強そう。あとは土地ですか」
はまち「《霊気拠点》とか完全に《氷の橋、天戸》の上位互換やんね。泣けてくる。ミランド(流行りで言うファストランド)は構築でも絶対の絶対に使うし、モダンでも結構使う可能性あるし言うことないからパス。強いて言うなら迷わず4枚ずつ揃えとけばっていうくらい」
はやし「土地は色に関係なく絶対使いますもんね。周知の事実をどうやって話を広げたらいいのかっていうレベル」
はまち「じゃあ、そろそろまとめようか。僕のお勧めは《ボーマットの急使》かな。普通に構築で使う可能性あるんじゃない？たかが《怒り狂うゴブリン》と侮るなかれって感じ。」
はやし「《電招の塔》が面白そうです。次のスタンダードは「赤青バーン」も良さそうなデッキだと思うんですが、少し形を変えて入れてみても良いかなと考えています。《安堵の再会》で《棚卸し》や《癇癪》を捨てながらエネルギーカウンター貯めて3点撃って、って繰り返してたら勝つんじゃないですか。」
終わりに
はまち「はい終わり終わりー解散解散ー。」
はやし「お疲れ様でしたー」
はまち「では最後にはまちとはやしの期待のカードTOP3をどうぞ！あ、神話レアばっかりだと面白くないのでBM通販で今現在1,000円超えてるカードは候補から外して「何か化けてくれたらいいなぁ」みたいな感じで選びましたのであしからず。じゃあはやし君、鉄砲玉の意地見せていこうか」
第3位
はまち「《ラスヌーのヘリオン》。2回殴れたら3マナ8点火力！まぁ赤の3マナのクリーチャーに終盤何もしないって文句いうのは求めすぎやけど、トランプルもないというのが3位で、売り値も250円に落ち着いている原因やろうね」
はやし「《慮外な押収》。ちょっとどうかなと思わせといて結局使われないパターン感も漂いますけど。エネルギーカウンターを貯めやすいようなデッキを構築することは可能だと思いますので、全力で払えばエムラクール獲得も夢ではない！」
第2位
はまち「《パンハモニコン》。《倍増の季節》とか《ブライトハースの指輪》とかこういう系の倍にするカードはあとでとんでもない値段になって、トーナメントプレイヤーがよくびっくりしているの見るから...安かったら株をしてもいいかも。まぁ最近神話レア以外ほとんど値段上がらないからあんまりあがらない可能性も全然あり〼。《ストリオン共鳴体》？ちょっと前なら覚えちゃいるが、3年前ならちとわからねぇなぁ。悪いな、他をあたってくれよ。港のヨーコヨコハマヨコスカ」
はやし「《電招の塔》。3点だからBIGsメンバーがやたらとTOP3にあげてた《高速警備車》も倒せるし、先ほどの《慮外な押収》と組み合わせたらカウンター0からでも6マナまでのクリーチャーをいただけますし、ウィニーならこの組み合わせで2体まとめて触ることも出来ます。」
では、第1位...の前に、二人とも4位が同じカードだったので紹介しておきます。
「「《ボーマットの急使》」」
はまち「1ターン目にだして暴れまくりたい。手札すべて捨てるから序盤は絶対に起動しないから、除去ケアして赤マナたてるって動きしなくていいし、マナフラ気味なら手札減っても起動する可能性もある。5回マリガンして初手がこれと《山》とかでも5回攻撃できれば逆転しちゃうかも？(笑)」
はやし「最初見た時に起動コストの「手札を捨てる」が見えなくてバグってるカードが来たなと思ったら僕の目がバグってるだけでした。それでも今のスタンダードにはマッドネスがあるので、そこと噛み合えば十分強いですし、そういうデッキ...例えば「赤黒吸血鬼」などで足りなかった1マナ域として活躍してもおかしくないと思います。《街の鍵》と言い、地味にマッドネスが推され気味なのでもう一度そういうデッキは考えてみたいですね」
それでは、第1位！
はまち「《焼却の機械巨人》。本当にこれ弱いの？1000円しないの結構信じられないんやけど。弱いこと一つも書いて無いやん。タイタン界でも下の方みたいな風潮やめてあげて！」
はやし「《機械医学的召喚》。上で言った通り、書いてる事は相当すごいです。5マナと重くて出た時に何もしないのがネックですが、1回ターンが帰ってきたら無茶苦茶しだします。《電招の塔》の誘発と同じ条件でトークンが出てくるので、両方同じデッキに入れてみるのも良いですね。これらが嵩張りすぎたらストレスたまりそうなのでバランスが難しそうですが、デッキを考えさせてくれる良いカード達だと思います」
はまち「今度こそ終わりね。じゃあこの記事、何部・ナンボでいこ？」
はやし「怒られろ！」