【BMO Vol.8】BIG MAGIC Sunday Legacy 決勝 草深 拓摩 vs 土屋 洋紀

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今大会最後の試合となるBIG MAGIC Sunday Legacyの決勝、最後は草深(URデルバー)と土屋(奇跡コントロール)の対戦となった。
すでに1回戦開始から半日以上が経過しており、二人には隠し切れない疲労が見える。その状態でなお、一番集中しなければならない試合が目の前にある。

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長丁場となったBIG MAGIC Sunday Legacy、有終の美を飾る事が出来るのは果たしてどちらか。



GAME1



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草深 拓摩

後手の草深が1ターン目に《思案》。これで《Force of Will》を手札に加えると、次のターンに大事なクロックとなる《渋面の溶岩使い》。
もちろん土屋にはいつまでも草深のダメージソースを生かしておく道理は無い。《師範の占い独楽》を戦場に出し、それが打ち消されないと一度自身のデッキトップを確認し、土地を全て起こした上で《剣を鍬に》を《渋面の溶岩使い》へ。一度の起動は許したが、まだライフは《霧深い雨林》を起動したライフコストも含めて17と充分。


草深は再び《思案》。《Volcanic Island》《呪文貫き》《ギタクシア派の調査》と言う内容をキープし、《呪文貫き》《ギタクシア派の調査》《Volcanic Island》の順でデッキのトップへ。
《師範の占い独楽》を起動し、さらにその後《沸騰する小湖》でトップをリフレッシュ。再度デッキトップ3枚を確認した土屋に対し、《ギタクシア派の調査》で手札の確認をする。《剣を鍬に》《剣を鍬に》《終末》《僧院の導師》《予報》と言う内容を確認してターンを終了すると、早速土屋は《予報》。しかし、そこには草深の《呪文嵌め》が刺さる。


そこからお互いに一度ずつ《思案》をプレイした後、少し間を置いて草深が動く。《秘密を掘り下げるもの》に《剣を鍬に》を打たせ、続くターンに虎の子である《若き紅蓮術士》を送り出す。
土屋はスタックで《師範の占い独楽》起動、そして《渦巻く知識》で《終末》をデッキトップに置くが、《ギタクシア派の調査》で《終末》を見ていた草深はそれを見てから《不毛の大地》を《乾燥台地》に向けて起動。土屋は甘んじてそれを解決させる。これで土屋の土地は《島》《島》《平地》《溢れかえる岸辺》、草深のアンタップしている土地は《Volcanic Island》《Volcanic Island》《島》。


土屋は《終末》の奇跡を誘発させ、プレイまで。これに対して草深は《呪文貫き》。2マナを払わせると、さらにもう一枚の《呪文貫き》プレイされる。前ターンの《不毛の大地》起動はこの2枚目の《呪文貫き》を大きく生かすための布石だった。
《溢れかえる岸辺》を起動して《平地》をサーチし、《Force of Will》をピッチでプレイする土屋だが、そこには《草深がお返しの《Force of Will》。貯えた手札を使い切る勢いでこの攻防を草深が制した。結果、草深の場には《若き紅蓮術士》とエレメンタルが3体。これらの攻撃で土屋を攻めにかかる。

1度のフルアタックが通り、土屋の《剣を鍬に》に対しては《稲妻》でライフをさらに落としつつトークンを生産。
2度目のアタックと《稲妻》で土屋のライフは3。ここで《師範の占い独楽》をデッキトップと入れ替え、さらに6枚目の土地である《沸騰する小湖》をプレイしながら《僧院の導師》、続けて先程デッキに乗せた《師範の占い独楽》。これでブロッカーは《僧院の導師》とモンク1体。草深が《不毛の大地》を《沸騰する小湖》に起動すると、土屋は起動してライフを2にしつつ《島》を戦場へ。

草深のアタッカーは4体、土屋のブロッカーは2体。ここの状態ででライフを2にして《沸騰する小湖》を起動するという事は、何か手札に持っている可能性がある。草深はその可能性を考慮し少しの間考えるが。意を決してフルアタック。土屋は《師範の占い独楽》で解決策を見つけようとするが、回答は何もなく。

草深 1-0 土屋





GAME2



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土屋 洋紀


先手の土屋は1ターン目に《島》《師範の占い独楽》と良いスタート。さらに2ターン目に《Tundra》を追加するのだが、そこに草深は《不毛の大地》。3枚目の土地である《山》は確実に場に残るものの、そこで土地が止まる。
草深は3ターン目の土屋のセットランド《山》を見て何かを感じ取ったのか《秘密を掘り下げるもの》を早速戦線へ。土屋はデッキトップを確認した後、自分のターンで《赤霊破》を《秘密を掘り下げるもの》に差し向けるが、《狼狽の嵐》が許さない。


《秘密を掘り下げるもの》が無事に攻撃に参加出来た事で、土屋の手札には打ち消しは無さそうだとさらに《硫黄の渦》までもが追加される。
《渦巻く知識》《師範の占い独楽》起動、さらにそれをトップと入れ替えることで3枚目の土地をようやく見つけた土屋だが、既にマウントをとられた状態。
草深は《思案》で《秘密を掘り下げるもの》《狼狽の嵐》《渋面の溶岩使い》を見つけ出し、トップを《狼狽の嵐》にした上で追加の《秘密を掘り下げるもの》。

土屋は1体を《剣を鍬に》で退ける事に成功するが、残ったもう1体と《硫黄の渦》による攻めが止まらない。
この場に《硫黄の精霊》までもが出現してしまうと、完全にライフが削り取られてしまう土屋は《瞬唱の魔道士》で抵抗を試みるが、《呪文嵌め》でそれすら許されず。
差し出しされた土屋の手を草深が握り返した。


草深 2-0 土屋


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優勝は草深 拓摩!