【GP静岡2017春】エクスペディションフロンティア・ダイジェスト
タグ:カバレージ, グランプリ・静岡2017春, 読み物text by Tomoya Tsujimoto
日本国内でBIG MAGICと晴れる屋が中心となって発足したオリジナルフォーマット、フロンティア。基本セット2015以降のカードプールで行われるこの新フォーマットは、スタンで使った思い入れのあるカードを使えることもあり人気上昇中だ。
そんなフロンティアが、グランプリ会場にやってきた。
《硬化した鱗》と《巻きつき蛇》入りのカウンターデッキ
フロンティア黎明期から活躍していたアタルカレッドのような赤系アグロデッキは、やはり今回のイベントでも数多く見られた。カードプールが広いからこそ、相手がパワーカードやコンボに辿り着く前に試合を決められるアグロデッキが好まれるのかもしれない。
《樹木茂る山麓》から2T目に《緑輪地区の解放者》を4/3でプレイ
霊気紛争で追加された《霊気池の驚異》や《歩行バリスタ》など、現行スタンダードでも猛威を奮っているカードもかなり使われていたようだ。
モダン以下では小エキスパンションが加わっただけでは、大して環境が変わらないこともままあるが、まだまだカードプールの狭いフロンティアにとってエキスパンション追加は大きな影響をもたらすのだ。
《リリアナ・ヴェス》でトップに積んだウラモグが《霊気池の驚異》から登場
フロンティアは海外でも注目されはじめ、いまや世界にも広まりつつあるフォーマットだ。
手放す機会を逃してそのままスタン落ちしてしまったカードが懐に残っている、スタンで好きだったあのデッキ、あのカードをもう一度使いたい、そんなあなたにはぜひフロンティアをプレイしてみてもらいたい。