【GP京都2017】BIGs新加入インタビュー"三宅 恭平"

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Text by 森安 元希

『ミスターPWC』

殿堂、渡辺 雄也をもともとは形容していた表現は、"PWC"大会におけるポイント・レースの覇者へと引き継がれてきた。
以前BIGs/BIG MAGIC所属プロに名を連ねていた和田 寛也、
そして今期よりBIGsに加入している中道 大輔もその冠を戴いたことのある1人だ。

中道がミスターPWCとなったのが第9期(2013年度)。
そして翌年の第10期(2014年度)、第11期(2015年度)には記録的な戦績が記されることになる。
第1期から第3期までのミスターPWCをつとめた渡辺 雄也以来の、2期連続『ミスターPWC』の誕生だ。

それが今回、BIGsに加入することが発表された"3人"のうちの1人、三宅 恭平その人だ。
グランプリ京都2017会場で、不戦勝の間に時間を作っていただき、インタビューを敢行した。



BIGs新加入インタビュー"三宅 恭平"



―...三宅さんのことを知らない方に向けて、プレイヤー暦やエピソードなど伺えればと思います。
マジックはいつごろから始められたのですか?

「最初にはじめたのは"ウルザズ・レガシー"のころに、通ってたカードショップの店員さんが教えてくれました。
当時は他のゲームをやっていたんですけど、マジックのカードはそんなに集められなかったのですぐ辞めました」

それはおいくつのころでしたか?

「小6のころですね。中学のときにやったり、やらなかったりだったんですけど。ちゃんと始めたのは、大学卒業後ですね」

社会人になってから、ということですね。ずっと東京、PWCでプレイされているのですか?

「そうですね。競技大会には最後の日本選手権の予選に出て。それが、初大会か2回目くらいだったんですけど。
バブル(あと1勝で権利獲得)負けくらいまでいったんですね。それで、大会でるのが楽しいなってなりましたね。
近くでやってる大会がPWCだったので通うようになりました。
ポイントレースの競争とかも、面白そうだなって思って通うようになりましたね」



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最初からポイントレースを念頭に置いての参加だったんですね。



―...ミスターPWC 10期11期連続戴冠のころのエピソードを教えていただけますか。

「そうですね。ミスターPWC、9期が中道なんですけど。そのときは、5位だったんですね。
そのときはミスターPWCを目指すっていう感覚ではなかったんですが、10期も途中まではそんな意識もなかったんです。
ただ中道が当時、プロツアー権利戦(PTQ等)を優先するようになって、一時独走みたいな状態だったんで、目指そうかなと。ギリギリだったんですけど。
11期は最初、取ろうとしてる人がいなかったんです。ただモツ(BIGs 光安 友樹)が調子良かったんですよね。」

ミスターPWCのページにも、光安さんの好成績は記述されていますね。

「そうなんです。で、モツにミスターPWCをとらせるのは、なんかイヤだなあと。笑
だれが止めるかってとき、他にいなかったんで。結局は中道と要(新BIGs 簗瀬 要)と、三つ巴になったんですけどね。」

光安さん、中道さん、そして今回同時加入の梁瀬さんのお名前が挙がりました。
他のメンバーとの交友関係はいかがでしょうか。

「チーム豚小屋の方とも仲良くさせていただいて。永井 守と、もりしょー(吉森 奨)も仲良いですね。
関東勢はほぼ全員知り合いですね」



―...吉森さんとはデッキシェアもあるとうかがってます。
(GP静岡春における【バント霊気池】について)

http://coverage.mtg-jp.com/gpshz17s/article/018548/



普段から交流が深いのでしょうか。

「元々は集団のなかで、まあ普通に話しはしてたんですけど。そのなかで面白いデッキあったら教えてって言われてました。
(【バント霊気池】は)最初はゲームデー用のふざけてるつもりのデッキを渡したんです。
でも結構気にいってくれて。PPTQもすぐ抜けてくれて。
それで、2人で調整しようということになったんです。複数人で調整って初めてやったんですけど、効率良かったですね。
今後も複数人での調整はやっていきたいです」

BIGsのメンバーともこれを期に、そうした調整など交流があることを期待しています。
―...そしてスタンダードデッキは基本的に全て自作だと伺っています。アーキタイプなどにこだわりはありますか?

「そうですね、ほぼほぼ自作ですね。"受けきってから勝つ"デッキのミッドレンジを組むことが多いです。
勝ち方を決めて組んで、メタデッキを倒せるようにする。というのが多いです。」

今後も自作の方針は継続していく、ということですね。



―...BIGs加入の話がくーやん(日下部)からあったときの感想を率直に教えてください。

「結構BIGsファンだったので、嬉しかったですね。入りたいと思ってたんですけど、きっかけが必要だと思ってたんですよね。
グランプリトップ8とか。プロツアー出場とか。そういうのがあればって河浜さんとか、KK(BIGs 加藤)さんに言われてたんですよね。
正直に言えば、特になにがあったという訳でもないので、意外なタイミングでもありました」



―...グランプリに関しては三宅さんは非常に安定されている戦績という認識があります。
"あと1勝・2勝でトップ8が決まる"というような卓でお見かけすることが多いです。これまでの戦績をお伺いしても良いですか?

「仲田(仲田 涼)が優勝したときのGP(GP静岡2014)のときから、くらいですかね。
11勝1敗くらいはいっていて。そこから3連敗、だったんですけど。
10勝2敗とか。13ラウンドくらいまでは芽があるっていう状態がずっと続いてますね。この5、6回はそんな感じです。」

驚異的に安定した戦績だと思います。三宅さんの地力の高さを証明しているわけですね。
つい先日ブロンズ・レベルが制定されましたが、三宅さんはいまプロポイント何点お持ちですか?

「いま5点ですね。グランプリって優勝で8点でしたよね。優勝目指します笑」

プロツアーを目指す上でもトップ8ひいては優勝は目標として掲げるところですね。



―...普段一番遊ばれているフォーマットはスタンダードですか?

「そうですね。モダンは、グランプリがあったりラストサンがあったりとか、大きい大会があるときに触るという感じです。
レガシーはやらないです。今回のフォーマットであるリミテッドは、結構好きです。
プレリが好きで毎回5回くらい、最速の深夜の回に出て、その後土曜2回、日曜2回みたいに出てます」

今回のリミテッドですが、練習量と自信のほどはいかがでしょう。

「今回は、ドラフトは数回。シールドは、プレリを含めて10セットくらいやりました。
結果はいつもと同じくらいかな、と(笑)。2敗で1日目を抜けて。みたいな。頑張ります」

ありがとうございました。



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―...最後に、途中話に出た光安、中道らに三宅がどういった人物であるかコメントをもらった。

光安「PWCだと、ライバルみたいな感じですね。結構昔から一緒に遊んでます。
マジック以外のところでも、ごはん食べたりしてます。あとは独特の感性を持ってますね。
すごい負けず嫌いなところもあって、でも優しいやつです。人格的にはミステリアス、な部分もありますね。
年も近いですし一緒に頑張っていけたら良いなって思ってます。
マジック強いし良い子なんでこれから同じユニフォーム着れるのが、嬉しいです」

中道「冷静で、マジック巧いです。彼は黙ってても勝ちます」

2人の形容の仕方は両極端ながら、マジックの技術力の高さ、真摯さには定評があるようだ。
今後ますますの活躍が期待されている信頼、人望ともに厚い優秀なプレイヤーだ。

3人の新規メンバーを迎えた新生BIGsが今後どう活躍してゆくのか。

その緒戦となるGP京都は既に始まっている。

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