【GP京都2017】プロツアー予選『イクサラン』デッキテク:浦瀬亮佑の赤単アグロ

Text by 森安 元希


(Round 1終了時にインタビューしています。)



Hareruya Hopes所属、浦瀬 亮佑がプロツアー予選イクサランに参加していた。
Round 1の対戦カバレージにも記載しているが、昨日のグランプリ本戦を6勝3敗という成績を蹴っての参戦だ。


その浦瀬が優勝を着実に狙う為に選んだデッキは、赤単アグロ。
現行のスタンダード視線では【破滅の刻】登場以降に隆盛しているデッキタイプだが、逆に若いデッキでもあり構成は様々なようだ。




―...赤単アグロを選んだ理由を教えてください


「少なくとも先週まではMagic Onlineでかなり結果を残してい、隆盛していたんです。
そしてリアルのメタゲームの進行は"MOより1週間遅い"というものがあるのかな
今週まではまだ強いかなと思いました。」


「構築(内容)は、友人のヤジマ君という"赤単マスター"が力になってくれました。
その人は今日は別の構築を使っているんですけど(笑)」




―...Round1 Game 2で登場した《霊気圏の収集艇》は少し珍しい気がします。
どういった採用理由でしょうか?


ptq 01.jpg


「赤単ミラー用ですね。サイドボード15枚目で、悩んでの採用ではあるんですけど。
《削剥》に変えるかどうかというところですね。
普通サイド後に打たれる想定の《コジレックの帰還》にも強いですし、こちらにしました」




―...Game 1で勝負を決定づけた《発射》の使い勝手はいかがでしょうか?


ptq 02.jpg


「(マッドネス分で優位があるように見える)《癇しゃく》よりも、シンボル分強いですね。
無色土地が8枚あるので、使いやすいです」




―...どういった相手には当たりたくないですか?


「ミラー用に《熱烈の神ハゾレト》を採用している相手には、あまり当たりたくないかな。
最近増えてきているんですが、こちらは《熱烈の神ハゾレト》採用していないんですよね」


korekae93 05.jpg




―...《熱烈の神ハゾレト》非採用となると、メインボードの重いところはどういったカードですか?


「4マナ以降のカード、取っていないんです。3マナまでで押し込む戦略ですね。
その為に《無謀な奇襲隊》もあります」


怒涛で一気に攻め立てるわけですね。
3ターン目にダブルアクションで盤面を決定づけることを意識した構成、ということですね。



ありがとうございました。次戦からも応援しています。



ptq 05.jpg

[デッキリスト]


土地
4《ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins》
4《陽焼けした砂漠/Sunscorched Desert》
14《山/Mountain》


クリーチャー
4 《ボーマットの急使/Bomat Courier》
4《村の伝書士/Village Messenger》
4《ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger》
4《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》
3《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》
4《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》


スペル
4《ショック/Shock》
4《焼夷流/Incendiary Flow》
3《発射/Open Fire》
1《削剥/Abrade》


サイドボード
4《栄光をもたらすもの/Glorybringer》
4《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
3《削剥/Abrade》
2《海門の残骸/Sea Gate Wreckage》
1《山/Mountain》
1《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》





《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》《ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins》によってマナフラッド(土地過剰)にも対応出来るようになったことで、プレッシャーを掛けられ続ける構成になったようだ。


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