こんにちは!BIGsの朴高志です。
GP香港、行ってきました!
途中まで何とか2敗をキープしていたのですが、14戦目、勝てばトップ8確定という場面で瀧村さん相手に痛恨の色事故&トリプルマリガンをかましてしまい、10分で負けてしまいました。
その後何とかケルヴィン・チュウ選手に勝ったものの、結果は12勝3敗の10位・・・うーん、後もう一歩!
もっと精進しないとですね。良い報告が出来るように今後も頑張ります!
さて、今週末はいよいよプロツアー『イクサラン』が開催されます。
なので、メタゲームのおさらいも兼ねて、改めて主要デッキの紹介・・・ではなく、もしかしたら活躍するかも、というややマイナー気味のデッキを紹介したいと思います。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
まずは、一時期よく見たこのデッキ!
全盛期ほどではありませんが、最近少しずつ姿を見せつつあるマルドゥ機体。
今回紹介するのは、ちょっと変わったカードを入れているリストです。
なんと、《トカートリの儀仗兵》が入っています。
《キランの真意号》に乗るには物足りないパワーのクリーチャーですが、戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させないという能力によって、エネルギー関係のデッキに入っているクリーチャーの力を大幅に落とす事が出来ます。
他にも、ラムナプレッドに対しては序盤のクリーチャーに対して有効なタフネス寄りのボディをしており、メタゲームにはしっかりとハマっている印象を受けます。
《栄光半ばの修練者》は《経験豊富な操縦者》と違って色事故していても出しやすく、また督励によってライフを回復する事が出来るため、総じて事故に強いカードとなっています。
爆発力が高い代わりに安定性に乏しいとされていたマルドゥ機体において、その弱点を埋めるアプローチをとった事が、勝利の秘訣だと言えそうですね。
次に紹介するのは、強力な除去とパワーの高いクリーチャーを擁するこのデッキです。
そう、ジャンドコントロール!
赤と黒の優秀な除去で耐えつつ、後半は緑の大型クリーチャーで止めを刺すデッキ。
採用されているフィニッシャーも、当然パワーあふれるカードばかり!
《殺戮の暴君》はまさにこの手のデッキが苦手としていたカウンターを使うコントロールに対する回答で、打点も高く速やかにゲームを決めてくれるでしょう。
プレインズウォーカーも採用されており、中でも《生命の力、ニッサ》はフィニッシャーとしてだけでなく、相手のプレインズウォーカーに対する強烈なアンチカードとして機能します。
また、序盤を耐えるカードのチョイスにも工夫が。
色事故や動きの重さが心配なこのデッキにおいて、《群棲する猛竜》はかなりいい働きをする事でしょう。
《大災厄》は、基本的に腐る相手がおらず、また追放する効果のおかげで《スカラベの神》などの厄介なカードに対しても効果を発揮します。
サイドボードには《失われた遺産》が4枚搭載されており、《副陽の接近》デッキなどを強く意識している事が伺えます。
カードの選択肢が多いジャンドコントロール、プロツアーで活躍する可能性は十分にあると思います。
そして、最近は青を足したバージョンに隠れがちな緑黒カウンター(巻きつき蛇)も。
ローテーション前からあったデッキですが、今でも十分なデッキパワーを備えています。
以前から比べて、何か変わったわけではないのですが、それはデッキ自体が前から強かった証でもあります。
《巻きつき蛇》から《ピーマの改革派、リシュカー》《新緑の機械巨人》につなぎクリーチャーを大幅強化して殴る、エネルギーシナジーを活かしてテンポやアドバンテージを取るなど、攻め方は意外と多彩です。
サイドボードには《秘宝探究者、ヴラスカ》を2枚採用し、長期戦にも対応出来るようになっています。
特に書く事も少ないシンプルなデッキなのですが、それゆえの強さを持っています。
メタゲーム次第ですが、プロツアー含め今後の活躍もあり得るデッキですね。
いかがだったでしょうか。
今回はややマイナー寄りのデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!