BIGs 朴高志のスタイリッシュ!スタンダード『3つのスタンダードGP』編

こんにちは!BIGsの朴高志です。


先週末は3つもGPが開催され、その中でも上海は日本人プレイヤーが大活躍でしたね!
今回はそんなGPなどからデッキを紹介したいと思います。


それでは、早速本題に入っていきましょう!




まずはGPアトランタ、優勝したのはエスパーコントロール!




boku07 06.jpg※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます。



通常、青白で組まれる事が多い《副陽の接近》コントロール。
このデッキでは、器用に動ける黒を足してエスパーカラーにしています。

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白の除去には制限がついているものも多くあり、中でも《残骸の漂着》は知名度もあって、警戒されて全員で攻撃してこなかった・・・なんて事もざらに起きます。
そこで、《致命的な一押し》のようなタイミングを選ばないカードの出番です。
相手が少数でアタックしてくるなら《致命的な一押し》でダメージを抑え、大きいクリーチャーや全員でアタックしてくるなら《残骸の漂着》と、相手の動きによって使い分ける事が出来ます。
マナコストも軽く、ある程度土地が伸びていれば余ったマナで他のアクションも取れたりと、柔軟な戦術をとる事が出来ます。


しかしあくまでベースは青白で、黒いカードはサイドボードまで含めてもたったの8枚と、かなり控えめ。
万が一黒マナを引かなくても、最低限の動きが取れるように作られています。


青白コントロールを使おうと思っている方は、こちらも試してみてはいかがでしょうか。




続いては、自分も直前まで行こうか検討していた、GPワルシャワから!




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GPワルシャワでは、環境の王者ティムール系のデッキが大暴れ!
優勝したのも4色エネルギー、まさにティムール系のデッキでした。

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《栄光をもたらすもの》と《スカラベの神》を贅沢に4枚2枚と搭載したパワー系の4色エネルギーデッキ。
この2種類のフィニッシャーは効く相手が多く、中盤以降なら腐らないのでよく勝利に貢献してくれます。
また、よくメインに搭載されている《慮外な押収》をサイドに回し、代わりに軽めの除去を多めに入れています。
これは重めのフィニッシャーを多く採用しているため、序盤を確実に支えようという考えからでしょう。


シンプルで分かりやすいメインとは打って変わって、サイドボードには少数採用のカードがずらりと並びます。

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定番の《本質の散乱》《否認》だけでなく、カウンターを散らして対応力やテンポの良さを追求しています。
《至高の意志》は3マナとやや構えにくいものの、スタンダードで追加3マナを支払うのは至難の業で、ほとんどの呪文に対応してくれます。
また、相手が土地ばかり引いてしまって射程から外れても、ならばと有効なカードを探しに行ける点も魅力的です。
特にお互い無駄なドローが減るサイド後ではありがたいですね。
《呪文貫き》はこちらのカードを守る時に効果を発揮します。
特にマナコストが大きくなりがちなプレインズウォーカーには劇的に刺さり、試合の主導権を握りやすくしてくれます。




そして、多くの日本人プレイヤーが参加した、GP上海
こちらも優勝はティムールエネルギーなのですが、トップ8にはラムナプ・レッドが多く入りました。




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スイスラウンドで天下無双の15連勝を成し遂げた諸藤拓馬選手も選択していたラムナプ・レッド。
こちらのリストは惜しくも準優勝だった田中宏直選手が使用した形になります。

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このリストの最大の特徴は、何といっても《暴力の激励》と《嘲笑+負傷》でしょう。


《つむじ風の巨匠》などに足止めされるとなかなかライフを詰めれないラムナプ・レッドにおいて《暴力の激励》は大きな助けになりえます。
例えば《熱烈の神ハゾレト》に対して《つむじ風の巨匠》の飛行機械トークン1体でブロックするというよく見かける光景でも、このカードを《熱烈の神ハゾレト》に使うだけで途端に8点ものダメージを対戦相手に与える事が出来ます。
そうすれば後は手札をちょっと捨てればもうフィニッシュ、勝負が長引いて不利になる前に決着をつける事が出来ます。
《嘲笑+負傷》はこちらのカードが与えるダメージがすべて2倍になるので、普段は突破困難なクリーチャーに阻まれている場合でも、強引なアタックを仕掛ける事が出来るようになります。
特にこの2枚とも《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》とは相性が良く、前者は《ならず者の精製屋》《つむじ風の巨匠》の2枚にブロックされても一方的に倒せるようになり、後者はアタックする時に出てくるトークン、《ラガバン》の打点が4点となり無視されにくくなります。


サイドボードには《両手撃ち》を採用し、メインと併せて憎きばらまき戦略を許さない姿勢が伺えます。


《つむじ風の巨匠》や《逆毛ハイドラ》にうんざりしている方は、是非試してみてください!




一方のMOCSプレイオフでは、こんなデッキが入賞していました。




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黒単アグロ!

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1マナのクリーチャーが充実している事に定評のある黒で組まれたウィニーデッキ。
《キランの真意号》を使って攻める他にも、《アムムトの永遠衆》のサイズで押す、《ホネツツキ》のテンポで勝つというパターンも備えています。


除去には《板歩きの刑》を採用、マーフォークはあまり見かけないため、ほとんどの場合万能除去として機能します。
またサイドボードにはこれでもかと10枚の手札破壊を搭載し、相手がコントロールデッキであっても勝てるようになっています。
土地も20枚と絞っていて、かつ《イフニルの死界》も4枚積んでいるので、多くの手数で攻める事が出来ます。


好きな人にはたまらない、いいウィニーデッキですね。




いかがだったでしょうか。


今回は先週末に開催された大会からデッキを紹介しましたが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。




それでは、今回はこの辺で!


※デッキリストはMAGIC: THE GATHERINGから引用しました。



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