こんにちは!BIGsの朴高志です。
今週、某戦車映画を見に行きました。
いやー、待ちに待っただけあって、最高に元気が出ました、これで邪念無くGPシンガポールに望めそうです。
・・・え?映画の感想?
ガルパンはいいぞ
さて、今週末はいよいよThe Finals 2017が開催されますね!
権利をお持ちの方は是非優勝目指して頑張ってください!!
そんなわけで、今週もスタンダードのデッキを紹介していきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
まずは、白を足して面での突破力を上げている赤のビートダウンから。
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赤単でよく見るクリーチャー陣の中に、色の違うクリーチャーが。
そう、《アダントの先兵》!!
リミテッドでは大変お世話になるこのクリーチャー、リミテッドでそれだけ強いという事は構築でも当然強く、また弱点となりうるマイナス修正を与える軽めの除去をあまり見かけない事も追い風となっています。
勿論、《アダントの先兵》の為だけに白を足しているという訳でも無く、様々なカードが赤を全面サポート。
《結束のカルトーシュ》《霊気装置の展示》で横に並べつつ強いクリーチャーをサポート、さらに《結束の試練》で押し込むという構成をとっています。
また、《霊気装置の展示》は《ピア・ナラー》との相性も良く、邪魔なクリーチャーを出されてもすり抜けてアタックへ行けるようになります。
反面、除去の数は《稲妻の一撃》のみと少なく、なるべく多くのクリーチャーを引いて押し切ろうという考えが色濃く出ているリストですね。
サイドボードには《削剥》などの定番カードが採用されている中で、《栄光の幕切れ》《キンジャーリの陽光翼》が珍しいカードとして目を引きます。
リスクは高いものの効果は強烈な《栄光の幕切れ》は、ターンさえ帰ってくれば返しの全軍攻撃で勝てるという場面では重宝するでしょう。
特に《燻蒸》などの強力なカードをスタッグ上から追放出来れば最高です。
《キンジャーリの陽光翼》は相手のクリーチャーによる受けを許さず、マウントを取り続けて押し込む事がより容易になるナイスな恐竜。
飛行を持ち、3マナでタフネスが3と、1マナの除去にやられにくいのも良いですね。
また、自分よりも早く動いてくる可能性のあるラムナプレッドに対しても速攻クリーチャーをシャットアウトする事が出来るので有効です。
続いては、MOPTQにて準優勝と大健闘したこのデッキ!
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エネルギー系のデッキ、それも4cなのですが、とうとうここまで来たかと言わんばかりのカードが。
しかも2枚も!!
出れば勝ちにぐっと近づくカードではありますが、大抵の場合、同じく出れば勝ちにぐっと近づきつつ対処も困難な《秘宝探究者、ヴラスカ》で十分な場合が多く、そこまでする必要があるのかという話なのですが・・・
《王神、ニコル・ボーラス》、使いたいじゃん!
勿論それだけでなく、強みも多いです。
初期忠誠値が高く、また場に出たターンに+1能力で手札を2枚も追放出来てしまうので、相手のタップアウトに合わせて出せばほとんどの場合対処されませんし、+2能力は忠誠度を大きく上げつつアドバンテージを稼げるとんでもない能力です。
-4能力もプレイヤーに当てられるせいで凄まじいプレッシャーになりますし、これが、2ターン目《道路の召使い》3ターン目《反逆の先導者、チャンドラ》から4ターン目に着地しようものならもうその時点で勝てたも同然です。
また、この「ブン回り」パターンを意識してか、《道路の召使い》は4枚、《反逆の先導者、チャンドラ》は3枚と、多めに採用されています。
サイドボードには《秘宝探究者、ヴラスカ》も2枚入っており、2本目以降はこれもうわかんねぇな状態になる事必至。
その他の構成については見慣れたカードがずらりと並び、特に説明するところも無いのですが、最早4cエネルギーの皮をかぶった《王神、ニコル・ボーラス》デッキとさえ言えてしまうこのデッキ、勝ちつつも相手をびっくりさせたい方にオススメです。
こちらのデッキも4Cエネルギーブームを利用しています。
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こちらも一見4cエネルギー、《霊気との調和》から始まりクリーチャーを展開していくのですが、やたらと多いインスタントの採用枚数が気になります。
そして、このデッキも4cエネルギーに擬態した別のデッキだと言えそうです。
青巨人こと《奔流の機械巨人》が3枚も入っています。
普段は青黒コントロールによく入っている青巨人ですが、このデッキの採用スペルは、まさに青黒コントロールそのもの。
クリーチャーはエネルギー系のデッキから、スペルはコントロール系のデッキから、それぞれいいところをつまみ出し、合わせて作ったデッキのようにも見えます。
殴って良し、コントロールして良しなとっても欲張りなデッキですが、それは先手後手に関わらず勝ちに行けると考えると納得の行く構成で、使うのは難しそうですが、しっかりとプランを立てて運用出来ればかなり強そうです。
サイドボードには《破滅の刻》を採用、これはプレインズウォーカーを一切入れていないこのデッキなら上手く戦果を上げる事が出来る全体除去で、特にサイド後の試合では相手がこのデッキに対してプレインズウォーカーを追加で投入してきたりするのでよく刺さります。
また《奔流の機械巨人》を意識してか、他のカードも全てスペルとなっています。
2種類の4Cエネルギーもどきデッキ、騙されないように注意しないとですね。
いかがだったでしょうか。
The Finals2017直前、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!