岩SHOW そうだ、(3人で)京都行こう。チーム構築戦紹介

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text by 岩SHOW


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 Channel Fireball Eventが今後世界中のグランプリを主催する__この報道を見た時の日本のプレイヤーの反応は様々であったが「日本のグランプリ、どうなっちゃうの?」という不安がその大半を占めていたように思う。

いきなり海外の会社に主催が切り替わって、果たして日本のグランプリはどうなるのか......制度が切り替わる2018年、最初のグランプリであるグランプリ・京都2018(以下GP京都)は、主催はChannel Fireball!と、BIG MAGIC!

運営をBIG MAGICが行うという形で、これまで通りの日本スタイルのグランプリが無事に開催されることとなった。とはいえ、サイドイベントの構成などはChannel式を導入したりと、これまでのグランプリからの変更点も。Channel Fireball Eventとタッグを組んで開催されるGP京都、是非とも一人でも多くの方に遊びに来てほしいものだ。

 

 このGP京都は新しい運営形態以上に......特殊な点が1つある。2018年は、マジックが生まれて25年目の節目の年。この記念すべき年を祝うため、"25周年記念フォーマット"が制定された。特殊なチーム構築戦で、このフォーマットにて世界中でグランプリが開催され、そしてその先にはこのフォーマットにて開催される25周年記念プロツアーも予定されている。

わざわざこんな話をするということは無論、GP京都はこの25周年記念フォーマットで開催されるということだ。この祭りに参加しないという選択肢、あるかい?というわけで、今回はマジック大好きなプレイヤーには是非とも遊んでほしいこの特殊フォーマットの紹介をさせていただこう。

 

What's the 25th Special Format?

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 皆さんは普段、どんなフォーマットを遊んでいるのだろうか?最も一般的なスタンダード?カードプールが拡がり構築が楽しいモダン?さらにディープで刺激的なレガシー?いずれも、日本国内では多くのプレイヤーが楽しんでいるフォーマットだ。そして25周年記念フォーマット・チーム構築戦はこの3つのフォーマットをそれぞれ愛するすべてのプレイヤーが楽しむことが出来るものとなっている。

3人のプレイヤーがチームを組み、それぞれのフォーマットのデッキを用いて対戦するのだ。スタンダード担当、モダン担当、レガシー担当と、3名で別々のフォーマットで対戦を行うってわけだ。

これまでチームリミテッドのグランプリは国内で開催されたし、チーム構築のモダンやスタンダードもグランプリやワールド・マジック・カップのフォーマットに選ばれているので皆さんも馴染みがあることかと。ただこれら「同じフォーマットを3人でプレイする」のと全く異なる、3名がそれぞれ違うフォーマットを戦うスタイルは新しく映るのではないだろうか。

 

 実はこのチームメイトそれぞれが別のフォーマットでプレイするというチーム構築戦は、今回が初登場という訳ではない。マジック歴が長い方ならご存知でしょう、かつて世界選手権では個人の世界最強を決める個人戦と、世界最強の国を決める団体戦とが同時に開催されていた。

後にこの団体戦はワールド・マジック・カップとして独立したイベントになるのだが、この世界選手権団体戦において3名が別々のフォーマットでプレイするスタイルのチーム構築戦が採用されている期間があった。

スタンダード・エクステンデッド・レガシー、後の時代にはエクステンデッドがモダンに置き換わり、25周年記念フォーマットと同じ形となっている。ただ、今現在のワールド・マジック・カップのように大々的に取り上げられることはなかったため、このようなフォーマットで日本代表が戦っていたという事実を知らない方も少なくはないだろう。

知っている人間からすると、このフォーマットは国別選手権を勝ち抜いた代表しかプレイできない特別なものという印象が強いのだ。そして、この特殊フォーマットを遂に僕ら一般プレイヤーが大舞台で遊ぶ機会がやってきたというわけだ。こんな機会を逃すと次はいつになるんだ?まあ30周年とかを待つことになりそうだね。

 

 勿論、GP京都を勝ち抜いたチームには25周年記念プロツアーへの参加権利が付与される。栄光の上位4チームを目指し、スタンダード・モダン・レガシーを担当するチームメイトを集めてほしい。このフォーマットは異なる環境のデッキを3つ用意するという点でややハードルが高いように思われるが、実はそうでもない。むしろ、チーム構築に慣れていないプレイヤーにとっては易しいとも言える。

皆さんが良く知るチーム構築戦は、厳密に言うと"チーム共同デッキ構築戦"だ。このルールでは、個人個人のデッキを作るというよりはチームのデッキを作らなくてはならない。チーム内で使えるカードは基本土地以外が4枚上限で、かつチームメイトが同一カードを分かち合うことが出来ない。例えばスタンダードの便利呪文である《削剥》や《否認》を誰かのデッキに投入した場合、残りの2名が使用するデッキにはそのカードを採用することは出来ないのだ。

ワールド・マジック・カップにて悲願の優勝を果たした日本チームも、《反逆の先導者、チャンドラ》と《栄光をもたらすもの》をどう分けるかという工夫をこらしたデッキ構築を行っていたのは記憶に新しい。しかしGP京都のチーム構築では、こんなことは考える必要がない。フォーマットが違えば使われるカードは当然、大きく異なる。そりゃあ被りを避けた構築も簡単だ!...と、いうわけではなく。

実はGP京都は、チーム共同デッキ構築戦ではないのだ。このルールは、チームの3名全員が同一のフォーマットをプレイする際にのみ適用され、今回のような別々のフォーマットをプレイする際には構築に一切の縛りがなくなるのである。おぉ、モダンとレガシーで《思考囲い》もフェッチランドも被っても良いということだね!

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 このチーム戦でありながらもチーム戦特有の縛りがない、という事実をどうとらえるか。個人的には、この圧倒的自由を楽しんでほしいなと思う。本気でプロツアーに行くために勝ちに行く、というのであればそれぞれのフォーマットのエキスパートを3名揃えれば良い。そのフォーマットの中で最強に近く、プレイヤーのスキルと噛み合うものを選択すれば良いだけ。

ただ、そうでない場合。グランプリにはいつもエンジョイしにいっているという層には、3人だからこそできることを楽しんでほしいのだ。例えば、極端な話だが、3人とも75枚同じデッキで参加することだって可能だ。スタンダードの赤単を3つ用意して、モダンとレガシーに挑む!チーム名「ラムナプ・レッドの可能性」というネタチームとして参加するツワモノだって、1組ぐらいはいてもおかしくはない。

勝つのは厳しいかもしれないが、エターナルのデッキが軸が違い過ぎてスタンダードのデッキにボコられるなんてことも度々あるので可能性は0じゃない。もし勝つことが出来たら、ラウンドごとに優勝したような達成感で3人でハイタッチが止まらない。誰かがわざわざレガシーのデッキを用意する、などの負担も軽減出来るね。

 まあ全員スタンダードは極端すぎるにしても、全員同一のカードをコンセプトにしたデッキを用いるということはあるかもしれない。《反逆の先導者、チャンドラ》を3人が4枚ずつ使用、赤の力を見せつける!なんていうのは楽しそうだ。

その際には3人ともゴーグルを装備したり、いっそのことチャンドラのコスプレをする、くらいの姿勢で臨むと忘れられない思い出になることだろう。共通のカードはなくても全員青黒コントロールです、といった具合に、バトル漫画のチーム戦に出てくるようなコンセプトが統一された3人でトーナメントに参加することが出来る。これぞ、GP京都でしか出来ない経験だ。

負けても、3人の仲間とお祭りを目一杯楽しんだという充実感が残る。飲みに行けば良い、3人の旅程は被っているのだから気にすることは何もない!折角の京都なんで、観光という手もあり。個人戦と違って、一人ぼっちの初日落ちなんてことはないからね。勝てば、喜びも賞金も手に入る。打ち上げの楽しさも3倍!

 
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 マジックの楽しさは、人の数だけある。人それぞれに価値観や考えは異なるけど、一度友人らとチームを組んでグランプリに出てみてほしい。その3人でしか味わえない、最高の刻があなたを待っている。友人や家族を誘って、是非GP京都に遊びに来てください!


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