BIGs 朴高志のスタイリッシュ!『レガシー禁止改定後のANTを構築してみた』編

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こんにちは!朴高志と申します。

《死儀礼のシャーマン》《ギタクシア派の調査》レガシーにて禁止!!
という訳で、今回はレガシーの記事を書きます。
丁度スタンダードも節目ですし、モダンシーズンが始まるのはもうちょっと後になりますしね。

それでは早速、本題に入っていきましょう!


まず、環境の変化予想ですが、この2枚の禁止によって明確に減るのはグリクシスデルバーと4cレオヴォルドですね。
まあ、それを目的にもしている禁止なので、当たり前の事ではあります。
増えるのはこれらに抑え込まれていたデッキ達なので...

リアニメイト、ドレッジ等の墓地コンボ系
カナディアンスレッショルド、パトリオット等のその他デルバー系
ショーテル、青白石鍛冶等の単純にグリデル&4レオに相性が悪かったデッキ系

主にこれらのデッキが増えると予想出来ます。
そこに奇跡や土地単、赤単プリズンやエルドラージといったデッキを加えてメタゲームが形成されていくでしょう。

さて、ここまでは何となく予想がつきます。
しかし、実は、この禁止改定によって極めて辛い立ち位置になってしまったデッキがあります。

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そう、ANTです。
楽ではない相手であるグリデルが大幅に痛手を被ったので、一見前より良くなったように思えますが、実は逆で、このグリデル(と4cレオ)が抑えていたリアニメイトと、この2種のせいで居場所を奪われていたカナスレ(ティムールデルバー)に弱いので、敵の数はそれほど変わらないという状態なのです。
その上、少しだけですが数が減るであろう土地単に相性が良かったので、単純に有利な相手が減ってしまう事にもなります。
極めつけは絶大な恩恵を受けていた《ギタクシア派の調査》の禁止。
これは死活問題と言っても過言では無く、相手の手札を確認しつつストームを稼ぐ事によるキルターンの短縮が出来なくなるばかりで無く、《巣穴からの総出》の大幅な弱体化すら意味しています。
ANTは《ギタクシア派の調査》が無い頃から存在してたデッキですが、その頃は代わりに《神秘の教示者》とかいう強過ぎカードが禁止されておらず、そのおかげで2ターンキルを連打していましたから比較をする事が出来ません。

つまり、今このANTというデッキは生きるか死ぬかという所まで追い込まれているのです。

(まあ、完全にとばっちりで今回刻の涙を見たベルチャーというデッキもありますが...)

と、言う訳で、今回の記事ではこれからANTが生き抜くにはどうしたらいいかを考えていきます。

...とは言うものの、《ギタクシア派の調査》禁止は相当辛いです...
せめて《神秘の教示者》でもあればなぁ...

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あるじゃん!!


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これはすっごい前に自分が店舗大会で使用したリストです。



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この3枚が主に《親身の教示者》から持ってくる1枚刺しのカードとなっています。
残念ながら《親身の教示者》は《神秘の教示者》と違い、ソーサリーしか持ってくる事が出来ませんので、《炎の儀式》を1枚デッキに入れるしかありません。(ソーサリーのまともなマナ加速はこのカードくらいしか...)
個人的にANTは「フィニッシュ」「マナ加速」「手札破壊」の3種類を手札に揃えるデッキだと思っているので、ソーサリーをサーチ出来れば十分だと言えます。
このリストでは《親身の教示者》とサーチ先という大きなデッキスペースを作るために、大胆にも《思案》を不採用にしていますが、今なら特に悩まなくても《思案》の代わりに《ギタクシア派の調査》を外して《親身の教示者》を採用する事が出来ます。

と、言う訳で、早速作ってみました。

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メインボードは簡単に3ターンキルが決まるようにコンボ重視。
実際回してみると、3ターン目に勝負を決めれる手札になる可能性はかなり高いです。
ANTの定番負けパターンの1つである、カードが全然揃わず何もせずにメインを落としてしまう...といった事がかなり減るので、相性の悪い相手が増えてしまうメタゲームでも、安定性で勝負していく(取りこぼしが減る!)事が出来ます。
キルターンが安定している=ライフを詰めてくるデッキに対して強いので、例えば、デルバー系やエルフ等に対するメインの勝率は、前より上がっていると言っていいでしょう。

《巣穴からの総出》は弱体化していますが、今まで《死儀礼のシャーマン》のせいで余分にストームを稼がないと勝てない場合が無くなると考えれば別にそれほど弱くはなっていないと見る事も出来ます。

場合によってはとっても重宝するカードに変わりは無いので、今回のリストではメイン採用です。

メインボードの《炎の儀式》はサーチ先として仕方なく1枚入っていますが、このカードはデッキの中で一番弱いカードです。
なので、気に入らない場合もあるでしょう。
その場合、代わりに入れるカードの候補としては...

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サーチしなくてもマナ加速くらい揃えられる!という方は《汚物の雨》がオススメです。
3ターン目には《暗黒の儀式》と同等のマナを得られるようになる他、2ターン目でもスレッショルドを達成しに行ける事があるおかげで《陰謀団の儀式》が凄い事になります。
その代わり土地を生け贄にするリスクはあります。

《夜の囁き》は《親身の教示者》が初手に2枚ある時に強いです。
とりあえずこれを持って来ておけば、3ターン目に《親身の教示者》から再度仕掛ける時に手札の枚数に悩む事はありません。
勿論、これで《ライオンの瞳のダイアモンド》《暗黒の儀式》《陰謀団の儀式》を探しに行くという手もあります。
ただしライフの支払いは思っているより辛い場合もあるので、そこは注意しないといけないですね。

サイドボードはまだまだ粗削りではありますが、とりあえず置物妨害はそのまま環境に残りそうなので《突然の衰微》を入れつつ強力なソーサリーを散らしている感じです。
増えるであろう黒無し青系デッキに対しては《ザンティッドの大群》が良く効きます。
以前よりも緑の需要は増すと思われます。
場合によってはサイドボードに緑の出る土地をもう一枚置く必要があるかもしれません。

奇跡デッキが相手の時等、サイド後にロングゲームを見据える場合、《親身の教示者》をサイドアウトして入れたいカードを入れる枠を確保しましょう。
《親身の教示者》はあくまでもキルターンを安定させるカードですので、多すぎる妨害に対しては手札が1枚減るという弱点もあり、あまり意味を成しません。
その場合、《炎の儀式》をセットで抜く事も忘れずに。

因みに、《親身の教示者》では無く《燃え立つ願い》を入れて構築するという手もありますが、その場合、サイドボードの枠を大きく使う、《燃え立つ願い》は墓地に落ちてくれないのでスレッショルドを達成しにくくなる、赤への依存度が上がる...等の短所があります。
勿論《親身の教示者》も、手札が減るというデメリットを抱えていますが、メインのスロットを開けてまで入れている1枚刺しのカードは素引きしても問題無いカードばかりなので、自分はこちらの方が好きです。
2ターンキルもしやすいですしね!



いかがだったでしょうか。

今回はスタンダードとモダンをお休みして、悩んでいる方が多いであろうANTの今後について書きましたが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。


それでは、今回はこの辺で!

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