BIGs 朴高志のスタイリッシュ!日本選手権TOP8レポート

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こんにちは!朴高志と申します。

今回は、先日開催された日本選手権でTOP8に入った事について書こうと思います。
しかし現スタンダード環境も終盤ですので、デッキについての詳しい解説というよりは、どのようにしてスタンダードのデッキを選んだか?またはドラフトでのピック意識等にフォーカスした内容になります。
もしよろしければ、読んでいってくださいね。


1、スタンダードのデッキやカード選び

今回の日本選手権へ出場するにあたって、スタンダードで使用するデッキ選びはおそらく最も重要な事でしょう。
何しろスタンダードのラウンド数は7回と多く、その上決勝トーナメントもスタンダード。
どの大会でも言える事ではありますが、強いデッキで参加する必要があります。

そんなわけで、まず最初に取り組んだのは、《ヴラスカの侮辱》が4枚入っているタイプの赤黒、所謂赤黒ミッドレンジです。
このデッキは対応力が高く、後手になった時も赤黒ビートダウンに対して戦えると踏んだからです。

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しかし、その予想はすぐに覆りました。
黒マナ2つが出ないのです。

まあ、そりゃそうだとは思ったのですが...その分タップイン土地まで含めて多めに赤黒土地を入れると今度はタップインだらけで何も出来ないという有様。
勿論、理想の動きが出来た時はとても強かったのですが、それは強いデッキならどれにでも言える事であって、あえてこのデッキタイプを選択する意味は薄いかもと思いました。

なので、次に試したのは赤黒のコントロールです。
これは序盤のクリーチャーを《ゴブリンの鎖回し》含めて全く入れず、《再燃するフェニックス》《栄光をもたらすもの》《悪魔王ベルゼンロック》にフィニッシュを頼り、そこまでの過程は除去とハンデスで凌ぐというもの。
これなら例えばグリクシスミッドレンジ等の中速ハイパワーなデッキに対しても有利が取れ、かつ《沼》が多く入るので黒マナ問題も解消出来ると予想。

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実際使ってみると、マナベースに問題は無く、また想定通りミッドレンジ系のデッキに対して強く戦える事が判明。
これにより、それよりもアドバンテージを取る事に長けていない赤黒ビートダウンに対しても有利に振る舞える...という訳ではありませんでした。

こちらも常に除去を持っているわけでは無いので、押し切られる時は簡単に押し切られてしまいます。
そもそも、そんな簡単に受けきれるなら今頃赤黒ビートダウンはトーナメントの結果から姿を減らしているはず。
誰も止める事が出来ないからあれだけの数が上位に入賞している、そうに違いない。

と言う訳で強いデッキを使おうと思い、GPリッチモンドで優勝した赤黒ビートダウンのレシピ75枚のうち、サイドボードの《栄光をもたらすもの》を《領事の旗艦、スカイソブリン》に1枚だけ変更した状態でフライデーナイトマジックへ参加する事にしました。

この時既に日本選手権の前日で、このフライデーの結果が良くても悪くてもこのレシピで行こうと思っていました。
すると、あっという間に3-0...このデッキ強いぞ!

bokun18 06.png画像を右クリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます。


後手でもかなり勝てるのが気に入り、このデッキで出場する決意がより固いものになりました。
《領事の旗艦、スカイソブリン》は《チャンドラの敗北》を構えられているかもしれない時に安全に出せるカードとして採用。
相手の思惑を裏切りつつボードに干渉し、更に6/5飛行という無視出来ない存在が出る事は勝負を決めるのに十分です。

こうしてデッキが決まった自分は、朝に友人の車に乗せてもらい、いざ静岡へ!

2、初日の戦い

何故かプレインズウォーカーポイントが4000を越えていたので不戦勝スタート。
2ラウンド目は同じく不戦勝スタートした同郷・愛知の友人に当たり、青単ストームに早速1敗をするなかなかの始まり方。

しかしその後、赤黒、赤単ケルド、赤黒に勝ち4-1でスタンダードラウンドを切り抜けドラフトへ。

さてここからドラフトですが、実は『基本セット2019』のドラフトは全くと言っていいほど自信が無く、殆ど3-0した事が無い状態で挑む事に。
なので、この日はある作戦を立てて来ました。
それは「この環境は赤白が最強なので、赤白決め打ち」というもの。
もしこれで赤白が出来れば御の字ですし、そうでなくとも赤が流れてこなければ白と何かの組み合わせで、白が流れてこなければ赤と何かの組み合わせでアグレッシブなデッキが作れるので割といいかなという思いもありました。
まあ白は卓に複数居てもそれなりに戦えますし、赤は単純に強いので問題無いでしょうという...
変に流れに従ってぐちゃぐちゃなデッキを組んで負けるよりはいいかなと。

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結果、ほぼ白単タッチ青の完成。
大量に白が流れてくるので、順番にピックしていったらこんな感じに。
対して赤が全くと言っていいほど無かったので、代わりに合間につまんでいた青を採用。
《暁の天使》2枚、《凛々しい騎兵隊》3枚、《ペガサスの駿馬》3枚という、誰の目から見ても強い白軸アグロが完成しました。

結果は3-0、手札にあるカードを順番にプレイするだけで勝てました。
デッキも強かったですが、事故が少なかった事も幸いし、この日は7-1。
次の日に備え、ホテルで1泊。

3、二日目の戦い

初日とは違い二日目はドラフトから。
とりあえず作戦は前日のものをそのままに、赤白アグロ狙いでピックしていきます。

初日のドラフトとは違い、白があまり流れてきません。
仕方ないので赤をつまんでいきますが、これもそれなり。
流石に色変更も止む無しかと思っていた所、2パック目と3パック目に結構赤白のカードが流れてきてデッキになってくれました。
3パック目はパックを開けたら《ペガサスの駿馬》と《無私の勇者、レナ》が出て来てどちらを取るか悩んだ結果《ペガサスの駿馬》をピック。


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すると上家から《ドラゴンの女王、ラスリス》と《ゴブリンの扇動者》のパックが流れてきてまたもやかなり悩まされます。


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実はこの時点であまり低マナ域が充実しておらず、3パック目はこれらの優秀な低マナカードを集めると決めていたのです。
なので、泣く泣く《ドラゴンの女王、ラスリス》を流し《ゴブリンの扇動者》を取る事に...

そして完成したデッキがこちら。

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初日のデッキよりは流石に物足りないものの、普通に戦えそうなデッキが完成しました。
結局あの後低マナ域のクリーチャーはろくに流れて来なかったため、レアを取らずにコモンを取って正解でした。
除去こそほぼ無いものの、全体強化は4枚あり、押し切るには十分。

結果としては2-1で何とか耐え。
2マッチ目で青緑のアグロに当たりましたが、今回の卓では緑がとても安く、緑をピックしていたプレイヤーはかなり強いデッキになっているだろうと予想していました。
しかしまさか《睡眠》等の青い強力スペルまでもがそれなり以上に入っているとは...
なので、この青緑に敗北。

3マッチ目は相性の悪い白黒ライフゲインに当たるも、相手が土地4手札5マナだらけを2ゲームとも引いてしまい勝ち。
普通に動かれていたら敗色濃厚だっただけに、相当運のいい勝利でした。

因みに全試合通して《ペガサスの駿馬》と《ゴブリンの扇動者》は大活躍し、大きく勝利に貢献。
レアを流してまでピックした甲斐がありました!!

その後はスタンダード2ラウンド、両方とも赤黒ビートダウンとのミラーマッチで、フィーチャー席での試合となりました。
既に2敗しているので負けるとTOP8は無し。
しかしここでデッキがブン回りトップデッキの連続でサクッと勝つ事が出来ました。
尚、スイスラウンド最終戦の様子はテキストカバレージになっており、こちらで読む事が出来ます。

見事に噛み合って11勝2敗という好成績でスイスラウンドを終え、最終順位4位で決勝ラウンド進出が決まりました。

決勝ラウンド最初の相手は同じ愛知出身で同い年の原根選手。
デッキは青黒ミッドレンジで、メインはこちらが有利ですがサイド後どうなるかと言った所。
こちらもテキストカバレージになっているので、こちらからどうぞ。

...と言う訳で、ここで負けてしまいました!
敗因としては、全試合で《アルゲールの断血》をプレイされた事に尽きますね。

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赤黒はこのカードを何とかする手段が《魔術遠眼鏡》くらいしか無いため、これを引けないと変身した後の《アクロゾスの神殿》でどんどんライフを回復されてしまいます。

日本代表を勝ち取れず悔しい結果にはなりましたが、寧ろ最近はもっぱらレガシーに熱を入れ、スタンダードとリミテッドはあまり練習していなかったにも関わらずここまで来れた事は純粋に嬉しいですし、かなり満足しています。

とはいえ日本チャンピオンは目標の一つ...来年も頑張るぞ!

さて、もうすぐ新セットも発売し、その後に2度の国内GPがあります。
今後はそれらに向けて修行しつつ、スタンダードも遊んでいこうと思っています。

それでは、今回はこの辺で!

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