BIGs 河浜貴和 今夜勝ちたい『ラヴニカのギルド』プレリリース

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BIGs河浜です。またまたこの時期がやってきました。新セット『ラヴニカのギルド』の発売です!!ラヴニカは色ごとのテーマがわかりやすい、個人的に大好きな次元です。「最近マジックやってなかったけどラヴニカなら触ってみようかな」なんて、特別に思い入れがある方もいるんじゃないでしょうか。

今回もカードリストを眺めながら、プレリに挑む皆様の助力となれるよう、環境予想についてまとめていきます。

※本記事は、プレリでスタートダッシュを決めたい、初級者向けの比較的平易な記事、いわゆるチートシート的なものを目指していますシールドの基礎的な話に枠を広げるとボリュームが大きくなりすぎますので、ここでは最低限に抑えます。
※記事内では、全体像を把握しゲーム観を得るために、ゲームの大半を形成するコモン・カードを中心に触れていきます。

 

【目次】

1.予習編
  1.1 「ラヴニカのギルド」を知ろう
  1.2 新メカニズムをチェック!
  1.3 セットの「基本」をおさえる
    1.3.1 使えるクリーチャーを見極める
    1.3.2 対戦相手からの干渉手段(スペル)を覚える。
2.デッキ構築編
  2.1 タッチカラー、多色化
  2.2 カード選択
  2.3 サイドボーディング
  2.4 「ラヴニカのギルド」シールドの注意点
    2.4.1 ギルドごとの構築指針
    2.4.2 その他の注意点
3.プレイ編
  3.1 ゲーム時の注意点
4.プレリリースに参加しよう!

 

 

1.予習編

1.1 「ラヴニカのギルド」を知ろう。

※ラヴニカ?もう知ってるよ!って方はこの項を読み飛ばしてもらってかまいません。

今回3度目の再訪となる次元「ラヴニカ」。前回のラヴニカへの回帰ブロックから6年、旧ラヴニカブロックにおいては13年前にもなるので「ラヴニカ」をそもそも知らない方もたくさんいることでしょう。

ラヴニカには「ギルド」と呼ばれる2色のテーマカラーをもつ10の陣営が存在し、「ラヴニカのギルド」ではそのうちの5つが登場します。カードリストを見渡すとわかるように、レア・アンコモンのみならずコモンから多色のカードが存在しますが、これらは特定の色の組み合わせしかありません。

今回のプレリリースではその5つのギルドの中から1つ選択し、そのギルドに対応したプレリリースパックを使用します。プレリリースパックには「ラヴニカのギルド」ブースターパックに加え、選んだギルドの色で組みやすくするためのカードが封入された「イベント用ブースターパック」が入っています。

以下に、各ギルドの特徴をうすーく書きますので、ギルド選択の足しにしてください(マジックですから、本当はちゃんとした重厚な設定やストーリーがありますので興味がある方はぜひ調べてみてください。)。また、基本的には選んだギルドの色でデッキが組めることが好ましいですが、イベント用パック以外の通常のブースターパックの内容によってはそうはいかないかもしれません。その点でも、各ギルドの特色について知っておいて損はないかと思います。

 

【ボロス軍】
・テーマカラーは赤白
・力を結集して物事の解決にあたる正義の軍隊。
・軽くて優秀なクリーチャーがたくさんいる。全ギルド内で最速。

【セレズニア議事会】
・テーマカラーは緑白
・自然との調和と平等を重んじる全体主義の共同体。
・トークンの生成やライフゲインが得意。
 

【イゼット団】
・テーマカラーは青赤
・知識の探求以外に興味の無い発明家、マッド・サイエンティスト。
・インスタントやソーサリーの扱いに長ける。また変な能力を持った呪文やクリーチャーが多い。

【ゴルガリ団】
・テーマカラーは黒緑
・死と共存し、ゴミ処理、死体処理、社会的弱者への食糧配給を担う専業農夫。
・墓地を利用し、リソースとするカードが多数存在する。

【ディミーア家
・テーマカラーは青黒
・地底街に潜むネットワークからなる、秘密主義工作員集団。
・ライブラリー破壊や、デッキサーチ、ドローに関する能力をもつ。

とにかく攻めるボロスと、横並びやデカブツで押し切るセレズニア、スペルのトリックで奇襲を狙うイゼットに、粘ってじわじわアドバンテージ勝負のゴルガリ、守ってコントロールのディミーアというイメージです。

まずは、自分の好みのギルドを選びましょう!2回目3回目は違うギルドを選ぶとまた違った楽しさがあなたを待っているはずです!(なお、実際は《暗殺者の戦利品》狙いでゴルガリ人気の模様)。


1.2 新メカニズムをチェック!

今回は各ギルドに、その特色に沿ったメカニズムが存在します。

【教導】(ボロス)

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クリーチャーが持つ能力で、攻撃時に自身より低いパワーのクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せることができます。

<チェックポイント>

◆時には《奨励》のようなコンバットトリックを、攻撃クリーチャーを指定する前に「教導」持ちクリーチャーにプレイすることもあるかもしれない。
◆能力の解決時に、対象としたクリーチャーのパワーが「教導」持ちクリーチャー以上となった場合、+1/+1カウンターは置かれない。



【召集】(セレズニア)

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再録能力。呪文を唱えるのに必要なコストを、マナではなく、その色に対応した(無色マナであれば色を問わず)クリーチャーをタップすることで支払える能力です。

<チェックポイント>

◆「召集」に使用するクリーチャーは、そのターンの開始時からコントロールしていなくてもよい(いわゆる召還酔いであっても問題ない)。

 

【再活】(イゼット)

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インスタントとソーサリーが持つ能力で、通常のコストをすべて支払った上でカード1枚を捨てることで、墓地から唱えることができます。

<チェックポイント>

◆ソーサリーは「再活」するときもソーサリータイミングでしかプレイできない。


【宿根】(ゴルガリ)

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墓地にあるクリーチャー・カードの枚数によって効果を発揮する能力です。その効果はカードにより異なります。

<チェックポイント>

◆ゴルガリのカードには能動的に墓地を肥やす手段がほとんど存在しない。有効活用するためには後述する「諜報」との組み合わせが必須である。


【諜報】(ディミーア)

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ライブラリーの上から数字の指定するだけの枚数のカードを見て、望む枚数をライブラリーの一番上に好きな順番で置き、残りを墓地に置く能力です。

<チェックポイント>

◆「占術」ととても良く似た能力だが、「再活」「宿根」の存在により、デッキ内のカードを墓地に送ることがアドバンテージとなる本セットでは、上位互換といってもよい。
◆とはいえ、掘り進めすぎてライブラリーアウトしないように、デッキ枚数には注意する。
◆「諜報を行うたび」に誘発する能力は、「諜報」の処理が終わったあとに誘発する。「諜報」能力がスタックに乗ったとき、ではないことに注意。



1.3 セットの「基本」をおさえる

1.3.1 使えるクリーチャーを見極める

マナレシオの基準を確認し、デッキに入れて良いプレイアブルなクリーチャーを検討します。

【ラヴニカのギルドの基本的なマナレシオ】

1マナ:1/1 or 0/3 にメリット能力
2マナ:1/1 or 2/1 or 2/2 or 1/3 にメリット能力
3マナ:3/1 or 3/2 or 1/4 or 2/2 にメリット能力
4マナ:2/3 or 2/4 or 3/3 or 3/1 にメリット能力
5マナ:3/3 or 4/4 or 3/4 or 4/2 にメリット能力

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◆一般的に、シールドにおける1マナ域のクリーチャーは、カードパワーの低さと後から引いたときの弱さからプレイアブルであることはあまりない。しかし本セットにおいては「教導」によるカウンターの乗せ先、ないしは「召集」用の疑似マナクリーチャーとして他のセットよりも重要度が増していると考えられる。

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◆《有毒ガス》《宇宙粒子波》といったタフネス1を咎めるカードや、《泥棒ネズミ》《鋼胴の甲虫》《気前のいい野良猫》といった場に出た時点で役割を終えるパワー1クリーチャーが環境にいるので、タフネス1のカードは裏目になりやすいので慎重に。

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◆5マナ圏まで見てもほとんどがパワータフネスともに「3」のものばかり。ボロス以外の守りが必要な陣営はタフネス4以上のカードを意識してデッキに入れたい。《ディミーアの密告者》《絡み爪のイトグモ》はもちろんのこと、《賽銭ガニ》も実はやるやつかもしれない。

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◆コモン要注目カードは、《火小僧》と《霧から見張るもの》。《火小僧》は、タフネス3で《直流》で死なず、元のパワーが低いので「教導」と相性が良く、その能力は「再活」と噛み合うので、ボロスにもイゼットにもマッチする(なんならボロスのほうが強そう)。《霧から見張るもの》は、ドミナリアで空の覇者だった《雲読みスフィンクス》のほぼ上位互換。使わない手はない。
◆多色のカードは、単色カードの性能を基本的に上回る。色が合えばコモンのカードからでも積極的に採用する。

以上、カード選択の参考にしてください。


1.3.2 対戦相手からの干渉手段(スペル)を覚える。

今回も「コンバットトリック」「インスタント除去」「カウンター」は覚えておきましょう。自分のターンに相手にプレイされるカードの予想がたつと、ゲームをかなり有利に進めることができます。

以下にメモを載せます。必ず「コスト」と「効果」をセットで覚えてください。

※全部覚えるのは大変なので、レアリティや効果で記載するカードを絞っています。また「追加ドロー」など、盤面に影響のない効果の記載も省いてます。

【白】

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3W《罪人逮捕》タフネス4以上破壊

W《正義の一撃》攻撃 or 防御クリーチャーに2点

W《奨励》クリーチャー1体を+2/+2


【青】

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3U《捕獲球》瞬速エンチャント。クリーチャー1体をタップ

U《眩惑の光》クリーチャー1体を-3/-0

2UU《悪賢い隠蔽》呪文1つを打ち消して追放

1U《軽蔑的な一撃》マナコスト4以上の呪文1つを打ち消し

1U 《原因不明の消失》クリーチャー1体をバウンス

【赤】

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4R《嵐の行使》クリーチャー1体に5点

1R《確実な一撃》クリーチャー1体を+3/+0と先制攻撃付与

【緑】

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2G《押し潰す梢》飛行クリーチャー or エンチャント破壊

2G《群れの好意》召集 クリーチャー1体を+3/+3

2G《内省のための小休止》戦闘ダメージすべて軽減

【イゼット(青赤)】

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1UR《音波攻撃》クリーチャー1体をタップ

3UR《高熱仮説》クリーチャー1体に4点

【ディミーア(青黒)】

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1U/B U/B《囁く工作員》3/2 瞬速クリーチャー

2UB《巧みな叩き伏せ》クリーチャー1体をタップ and/or クリーチャー1体を-2/-4

【黒】
【ボロス(赤白)】
【セレズニア(緑白)】
【ゴルガリ(緑黒)】

(コモンに限り)無し

 

<チェックポイント>

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要注意は緑の《群れの好意》。「召集」持ちなのでマナが無いところからでもプレイされる。相手が3体クリーチャーを立たせていたら気をつけよう。ディミーアには(スペルのリスト内に無理やり突っ込んだ)瞬速の《囁く工作員》がいる。1点のダメージを与えるために殴ったパワー1のクリーチャーをこれで失うのは目も当てられないので、黒 or 青を使っている対戦相手が3マナたてているときはグッとこらえてターンを返そう。

※基本セット2019のときにおんなじこと言ったのに、1/3のマナクリーチャーをタダで差し出してたプレイヤーを見ました。やめてください。


2.デッキ構築編

デッキ構築の基本的な考え方は変わりませんので、ぜひ初回記事をご覧ください。

「今夜勝ちたいドミナリアプレリリース」

本項では初回記事と考え方が異なる点、「ラヴニカのギルド」独自の注意点などについて言及していきます。

 

2.1 タッチカラー、多色化

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基本的には5つのギルドのテーマカラーである2色の組み合わせのいずれかで構築をすることになりますが、「ラヴニカのギルド」は2色土地が通常土地枠に含まれ、かつ各カラーの「ロケット」と呼ばれるマナ・アーティファクトがコモンに存在するため、3色目のタッチ・多色化が比較的容易です。デッキパワー底上げのためにも、ぜひ検討しましょう。なお、タッチするときのルールは前回記事で提示したものと変わりません。

◆タッチした色のカードは、多くても2~3枚程度におさえる。
◆「除去」か「ゲームを決める強さのあるカード(つまりレア相当)」を入れる。
◆足したカード枚数+1枚分、追加した色のマナが出るカードを入れる。
◆たとえ強くてもダブルシンボル以上のカードは足さない。
◆4ターン目以降に出して、威力を発揮するカードを入れる。(2マナのカード追加しても絶対2ターン目にでません!)
◆2色以上の色をタッチしない。
◆デッキ内のダブルシンボルカードを極力減らす

シングルシンボルのカードはもちろん、マルチカラーのカードも片方色があっていればタッチできます。目を光らせてプールを確認しましょう

 

 

2.2 カード選択

デッキに優先して入れるカードの選択基準はいつも通りです。

【除去を入れる】

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《致命的な訪問》のようなクリーチャーを破壊するカード、《光明の縛め》や《捕獲球》のようなクリーチャーを無力化するカード。

【勝ち手段を入れる】

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飛行持ちクリーチャー、《壁過の達人》のような回避能力。

【1枚で2枚以上の働きをする(アドが取れる)カードを入れる】

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ドロースペル、手札破壊スペルで得するようなものは今回あまりありませんが、「再活」は見たままスペル2回分であるし、「諜報」はドローの質を上げられるので、どれも有用。

【弱いカードを入れない】

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《骨の障壁》はよほどデッキ内で「諜報」シナジーがないかぎり、入れるのはやめよう。また《内省のための小休止》も、盤面に何も影響しないでカードを損するだけなので、1ターンをしのぐことに価値がないのであれば、適当なクリーチャーや、何なら追加の土地を入れたほうがマシ。


2.3 サイドボーディング

シールドでは、剥いたカードのうち、メインデッキに入らなかったカードすべてがサイドボードです。相手のデッキに合わせて積極的に変更していきましょう。

サイドボーディングは「事前にサイドに入れ替えるカードに目星をつけておく」「相手のデッキに有効ではないカードを探して抜く」のがコツです。以下は対応例。

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◆相手のデッキがタフネスが高いクリーチャーばかりの場合は、きかなそうな《正義の一撃》《直流》《有毒ガス》のようなカードは入れ替えを検討する。

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◆タフネス1のカードばかりの速いデッキを相手にする場合は、《宇宙粒子波》のようなカードはもとより《刎頸の友》なんかも使えるかもしれない。

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◆逆に相手にタフネス1を咎めるカードが多い場合には、例えばカードパワーは下がるが《天空の斥候》ではなく《第10管区の守備兵》を優先するなどする。

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◆メインデッキで対抗できない、出されたら負けるような強カードを見たら、《なかったことに》で手札から抜いてしまう。

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◆お互いにディミーアの重コントロールだった場合、《悪賢い隠蔽》を入れることで「諜報」で削り過ぎたカードを墓地からデッキに戻して、ライブラリーアウトを防げるかもしれない。

◆カードプールが許せば、デッキの構成する色自体を変えることも有用だ。メインデッキのイゼットカラーで全く歯が立たなかったら、割り切って前のめりなボロスカラーに変えてワンチャンスにかける!

使う可能性があるカードは事前にスリーブに入れておくと、サイドボード中に慌てずにすみます。色を変える場合 or 追加で足す場合は基本土地も準備しておきましょう。


2.4 「ラヴニカのギルド」シールドの注意点

2.4.1 ギルドごとの構築指針

ほとんどの場合はギルドのテーマカラーで構築されるはずですので、その構築指針を書いておきます。

【ボロス】

低マナ域からクリーチャーを展開し、すみやかに対戦相手のライフを削る。

◆キーカード
・各種「教導」持ちクリーチャー
《癒し手の鷹》
《瓦礫帯の猪》
《狂った怒り》

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《狂った怒り》《瓦礫帯の猪》等で「教導」持ちクリーチャーのパワーを上げることで、複数回誘発することを狙う。特に《狂った怒り》は相手ブロッカーの排除にも使えるベストカード。《癒し手の鷹》は「教導」でカウンターを置きたいクリーチャーNo.1。《恐れなき矛槍兵》は、「教導」で対象に取りづらく、2マナ域と相打ちするただのバニラなので極力使用は避ける。全体強化のカードはコモンには存在しないため、「教導」やエンチャントによる単体強化、飛行や《宇宙粒子波》《押し入る荷役獣》等の回避で突破を目指す。


【セレズニア】

驚異となる重いクリーチャーを「召集」経由で素早く召喚する。

◆キーカード
《包囲ワーム》
《薔薇たてがみのケンタウルス》
《絡み爪のイトグモ》

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「ラヴニカのギルド」には「召集」を容易にする、1枚のカードで複数のトークンを生成するようなカードがほとんどないため、できる限り低マナ域からクリーチャー展開できるように構築する。「召集」するクリーチャーの中で最高級は《包囲ワーム》、次点で《薔薇たてがみののケンタウルス》。《絡み爪のイトグモ》は4マナ以下のほとんどのカードを止める最高のブロッカー。《ケンタウルスの仲裁者》や《ロクソドンの修復者》あたりは「召集」でデカブツを展開するまでの間ライフ水準を高く保ってくれるだろう。「召集」用クリーチャーとしては、後々何もしない《刎頸の友》よりは《落とし格子の蔦》《気前のいい野良猫》のほうがマシか。《押し潰す梢》はメインから入れる。


【イゼット】

インスタントやソーサリーをプレイすることで恩恵を受けるカードでまとめ、「再活」の効果を最大限に高める。

◆キーカード
《ゴブリンの電術師》
《静電場》
《小柄な竜装者》
《弾けるドレイク》

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「再活」と相性の良いコモンカードは《火小僧》《跳び蛙》が真っ先に思い浮かぶが、全体通してもその2種類しかない上に、前者は回避能力が無いために《最大高度》もしくは《壁過の達人》を引くことが必須、後者はタフ1で脆く、安定性に不安が残る。テンポの取れるカードも《原因不明の消失》1種のみで厳しい。キーカードに列挙したようなアンコモン以上の強力なカードがないと厳しいのではという印象。コモン群で組むなら《ディミーアの密告者》のような盤面を保つ守りのカードは欲しい。


【ゴルガリ】

墓地を肥やして得た恩恵を攻撃力に変えて殴る。

◆キーカード
・「諜報」持ちカード
《雇われた毒殺者》
《地底街の反乱》

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《活胞子ワーム》《感情化粧師》《往時軍の強兵》等、ゴルガリ関連のカード群を見る限り前のめりなコンセプトのように見えるが「クリーチャーカードを捨てたり序盤相打ちを続けた上でのリソースの回復手段に乏しい」「回避手段が特に無い」「自陣営で能動的に墓地を肥やす手段がないのでクリーチャー同士の相打ち以外ではディミーアの「諜報」を利用するしかない」という、どこをきりとっても不器用な印象。結局「召集」から《包囲ワーム》出してそうな。


【ディミーア】

除去と飛行クリーチャーで戦場をコントロールする

◆キーカード
《霧から見張るもの》
《致命的な訪問》
《概念の雨》
《巧みな叩き伏せ》

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コモンで「諜報」が作用してシナジーのあるカードは《闇刃の工作員》のみで、どちらかというとそれをあまり意識しない由緒正しいコントロールデッキになるだろう。キーカードにも単純なパワーカードが列挙される。強化版《骨読み》こと《概念の雨》は、セット通しても珍しいアドバンテージカードで、ぜひ活用したい。《巧みな叩き伏せ》の−2/-4は5マナ以下のほとんどのクリーチャーを対処することができる。


2.4.2 その他の注意点

◆エンチャント・アーティファクト除去、飛行除去をメインに入れるか
セットのテーマや傾向によって、毎回検討するべき項目。だが「ラヴニカのギルド」において、コモンでこの項に該当するカードがそもそも《押し潰す梢》しかない。エンチャント除去という面でみると必須ではないが、どのギルドも飛行クリーチャーはいるはずなので、ユーティリティカードとしてメインから採用してよい。

◆複数シンボルのカードについて

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多色カードの中には、アンコモンとレアにそれぞれGGWWやUURRといった、色のシンボルが4つ含まれるカードが存在する。どれも強力なものばかりなので、デッキに入る際は確実にキャストできるよう、それぞれの色が出る土地はなるべく均等になるようにしよう。タッチカラーもなるべく控えたほうが無難だ。


3.プレイ編

構築が終わったらあとは遊ぶだけ!普段のマジックと変わりませんが、自分も対戦相手もプレイするカードは見たこと無いものばかりです。テキストはしっかりチェックしましょう。

3.1 ゲーム時の注意点

◆先手か、後手か
ボロスに先に展開して押し付けるのに有利な「教導」が存在し、その他ギルドもそれに対処していかないといけないので、どのギルドであっても基本は先手を選ぼう。ただしディミーア同型のように、初速よりもカード1枚分のほうが大事なようであれば後手を取る選択肢も存在する。

◆「再活」するのに困らないために
「再活」で使うために、ゲーム後半に手札余った土地はなるべくプレイせずに持っておくことを心がけよう。再活で「再活」持ちカードを捨てるのも良い。

◆カードテキストはよくよく確認しよう
プレリリースでは、自分も対戦相手も見たことのないカードばかり。特にソーサリーとインスタントを取り違えてしまうことはよくあることで「除去を構えてたらソーサリーだった!負け!!」なんてことが無いようにしっかり確認しよう。相手がプレイしたカードも効果を鵜呑みにしないように。


4.プレリリースに参加しよう!

以上で、「ラヴニカのギルド」プレリリース準備記事はおしまいです。
今夜およびこの週末の貴方の勝利に少しでもお役に立てれば幸いです。

本記事の感想等、ご意見、ご指摘等ございましたら、ぜひTwitterアカウント @kwhm_ までご連絡ください。

また、BIG MAGIC各店でもプレリリース開催予定です。
奮ってご参加ください!!

 

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