【GP名古屋2018】スタッフインタビュー:ミツボシ ユウキ~演者の素顔~

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by Yohei Tomizawa


 2012年以降、グランプリはウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の手を離れ外部主催となり、運営に携わる企業はグランプリ本戦だけではなくサイドイベントやステージイベントを自由に企画・実施することが可能となっている。来場する人に少しでも喜んで欲しい、ラウンド間の時間さえ楽しんで欲しいと、様々なサービスを提供しています。今日のグランプリは多くの方々の協力の元できあがった、創意工夫の結晶なのです。

 『グランプリ・名古屋2018』の主幹であるBIG MAGICはこの一大イベントを盛り上げようと社内外問わず多くのスタッフを集めています。特に目玉の一つであるステージイベントは常に新しい演目を取り入れ、観客を離しません。

 今回はステージイベントには欠かせない仕切り役、司会進行を務めるミツボシさんのお仕事についてお伺いしました。


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ー本日はよろしくお願いします。ミツボシさんはグランプリのステージイベントで活躍されていますが、具体的なお仕事内容について教えていただけますか。

 「よろしくお願いします。僕の仕事はステージ上を仕切る司会進行役ですね。ステージイベントではクイズ形式のように観衆参加型のものやバッググラウンドストーリーのように語り手の独演会、回転スペルスリンガーのように特殊条件下での対戦形式と毎回様々な演目を実施していますが、観衆を引き込み居心地のいい空間を提供する役回りです。」

 「演者の仕事は午前中の打ち合わせから始まります。基本的には司会進行役ですが、演目によってはカードの知識や背景ストーリーへの理解が必要になります。これまでの経験からステージ上での動きについてはある程度把握しています。ただ演目の趣旨を理解しないことには観客の心を掴むことはできませんので、打ち合わせは重要な意味をもっていますね。打ち合わせ後は、予定通り順次進めていく次第です。」


―これまでの経験といいますとミツボシさんが主催をされているKMCも活きているということでしょうか。そもそも何故グランプリに携わるようになったのですか。

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 「BIG MAGICが主催となって初めてグランプリを開催したのは"グランプリ・名古屋2012"の時です。BIG MAGICに仲のいいスタッフがいてその方から、Rebecca Guay(※)のチャリティーイベントがあるんだけど仕切り役やってくれないか、と頼まれたのが最初です。それまでにKMCの主催者として1年間大会を運営してきてある程度慣れてもいたので、面白そうだしやるわと二つ返事で返してましたね。今思えばあれこそステージイベントの走りでしたね。正式に演者としてステージに立ち始めたのは"グランプリ・静岡2014"からです。」
※マジックの有名イラストレーター



ーもう4年も続けているんですね。色々な経験をされたと思いますが、ステージイベントのやりがいや大変さについて教えてください。

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 「マジックには沢山の遊び方がありますが、グランプリは相手と対戦するために来る方が多いと思います。そんな中でわざわざ合間にステージへ足を運んでくださる方がいる、それだけで嬉しいですね。中にはステージイベントのためだけに会場へ来たんですと教えてくださった方もいました。グランプリの楽しみ方の一つとして役割を担えるなら、自分も全力でぶつかりたいと思っています。」

 「う~ん、大変さですか。恥ずかしながらマジック知識を求められると厳しい部分もあります。自分はエルドラージ覚醒から再開して以降はレガシー一本なんですよ。全てのフォーマットやカードに明るいわけではありません。それなのでイベント前の打ち合わせは入念に行うようにしてます。演者が理解していない部分は伝わりませんからね。」


ーミツボシさんにとってステージとはどんな場所なんですか。外部スタッフでありながら献身的に協力する理由はなんでしょうか。

 「ステージはマジックの幅を広げる場所ですね。マジックの楽しみ方は対戦だけじゃありません。例えばイラスト当てクイズは来日したアーティストも参加されるのでプロの腕を間近で見るいい機会ですし、バックグラウンドストーリーのように背景ストーリーを知ることも楽しみ方の一つだと思います。マジックはただの対戦型カードゲームではなく、世界観を大切にし細部まで気を配られたものです。それをまだ知らない人、より知りたいと思っている人たちへ届け、体感させる。それこそがステージイベントの意味合いじゃないですかね。」

 「続ける理由ですがグランプリ・名古屋2014からステージに立っているので、義務感みたいなものはありますね。ここまで来たからにはとことんやってやろうと。」

 「自分が考える大会の良し悪しですが、一番は雰囲気だと思っています。グランプリもKMCも同じですが大切なのはルールの厳格さでも賞品でもない、プレイヤーにとって居心地のいい空間であるか、また参加したいと思えるような雰囲気をつくれるかだと思っています。先ほど義務感といいましたが自分が関わる以上は観客が楽しめ、また来たいと思えるような空間を作りたくてステージに立ち続けています。」

 「またみなさんよく言われますがグランプリは自分にとっても同窓会であります。友人の中には遠方へ引っ越してしまい疎遠になっているものもいます。そこでグランプリを利用し本戦や再度イベントを楽しみつつ再会できる、これも大切な理由です。」


ー素晴らしいお話しありがとうございました。

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