大乱闘戦 カオスドラフト
GP最終日の午前中・・・昨日と比べて落ち着いているように見える
そう思ったのもつかの間だった。
サイドイベントの中でも人気が高い大乱闘戦がはじまる時間に合わせ、プレイヤー達がぞろぞろと集まってくる。
まるでその光景は兵隊アリの如く!!
大乱闘戦はマジックの特殊ルールであり、マジックのシステムだからこそ楽しめる
フォーマットの一つでもある。
さて、大乱闘戦のブースでは53人がライオンのような咆哮をあげる。
ジャッジ「相手を倒す覚悟はできているかーーー!!!」
プレイヤー達「うお~~」
ジャッジ「声が小さーーーーーーい!!覚悟はできているかーーー!!」
プレイヤー達「うおおおおおおおおおおおお!!」
ドラフトが始まり、70枚強の枚数から1枚を選んでいくプレイヤー達
限られた時間のなかで一枚を選ぶのは相当大変ですね。
ほとんどのプレイヤーが頭を悩ませ、時間ギリギリまでカード達とにらめっこ。
ジャッジ「はい、残り10秒でーす。」
プレイヤー達「うえぇ、まだきまってないよー(汗)」
焦りながらも、プレイヤー達はドラフトデッキを完成させ戦いへ。
怒涛の攻防戦が続く中、ギャラリー達も後ろから見守る。
まるで、バトルロワイヤルゲームを見ている感覚。
周りのプレイヤー達が次々と倒れていくフィールドを制した7人の強者達が。
トップ7に入り、ボックストッパーを獲得。
さあ!!強者から王者へとなるのは一体誰なのか。
最後まで立ち続け・・・いや、席に座り続けたのはこの方!!
是非一言お願いします。
ワタナベさん「本気で疲れました(笑)」
・・次回も参加もしますか?
ワタナベさん「参加はしたいですね。2連覇目指します!!」
・・おっ、頑張ってください。
日本初となるダブルグランプリがそろそろ幕を閉じようとしている。
初日は小さな交流の輪だったが、
1人から2人、2人から4人、4人から8人へ、4日目には大きな交流の輪に。
帰宅する参加者達の両側には新たな友の輪が生まれていた。