【マジックフェスト・京都2019】ステージレポート 3月24日

体力と頭脳のバトルボンド


「回らなかったー!」と口々に惜しむ声。ああ、土地を引けなかったんですね。残念ですがマジックにはつきものです。気を取り直してもう一回!
......え、違う? 回らなかったのはフラフープ


P3240496.JPG


グランプリ千葉などでも開催し、(実は)好評を博していた「体力と頭脳のバトルボンド」。今回で3回目の開催! いよいよ定期イベント化しそうな雰囲気があります。


ターンを開始したらフラフープを回し始め、フラフープが止まったら強制的に《時間停止》。それがアンタップフェイズだろうが、ブロッククリーチャー指定ステップだろうがお構いなし。土地はアンタップせず、すべての戦闘はなかったことなり、強制的に相手にターンが移るという恐怖のルール。


岩SHOWから告げられた、このクレイジー・フォーマットをこなすための3か条は以下の通りです。


1. アンタップ・ドローは素早く
2. メインフェイズはとにかく土地を置く
3. 相手ターンにインスタントをプレイすること


一部にマニア的な人気があるのか、開催の合図前からステージに人が集まり、開催と同時に2組のチームが参戦に名乗りをあげました。


"チームパーミッション"と名乗った男女のカップルでは、男性がマジックを、女性がフラフープを担当。なんとこの女性、何の苦も無くフラフープを回し続けます。ゲームバランスぶっ壊れか? と沸き立つギャラリー。
男性は完全に信じ切っているかのように、全く後ろを向かずにプレイに集中。一方の"チーム松本零士"の二人、最初はぎこちないものの、どんどんフラフープ力を向上させます。
相方に少しでも長く休憩を与えようと、プレイ速度を速めていくプレイ担当。両チームともに素晴らしいコンビネーションでした。


battlebond_01.jpg


試合は見事"チーム松本零士"が勝利をおさめ、『ラヴニカの献身』のパックが送られました。


そんな両チームの凄さに驚いたのか、思わず参加を委縮してしまう以降のプレイヤー。ならばと、チームパーミッションの女性フラフーパーがお手伝い宣言。
この心強い申し出に参加チーム結成! 初対面のプレイヤーとのタッグを組み、女性フラフーパー、見事にリベンジに成功しました。
それを見た岩SHOWからは「どんなデッキを組ませても大丈夫、フラフープ界のタルモゴイフ」という、絶妙な愛称が飛び出します。



そんな中、


battlebond_02.jpg


「は、早くプレイしてくれー」


「今、大事な場面なんだから頑張って!」


なんていう場面も!?


battlebond_03.jpg


ちゃんとマジックしてますからね、安心してください。


来月の横浜でも開催されると噂が流れているとかいないとか。今から体力づくりをして損はないと思いますよ。



マジック:ザ・ギャザリング アリーナ スペシャルスペルスリンガー


連日の開催ながら、最終日も大盛況。
マジックアリーナでリュウジに挑む、アリーナ スペシャルスペルスリンガー!


岩Showの司会でステージイベント開始。
「アリーナプレイされている方いませんか」の掛け声に何人もの挙手が! アリーナの未来は明るいですね。


運命再編から始め、MTGアリーナも精力的にプレイされているファーストチャレンジャー。
デッキは赤単。リュウジを倒してパックを手にすることができるのでしょうか?


対戦を始めたあたりで、どんどんギャラリーが増えていきます。
すごい人数です! ひい、ふう、みい......


139304.jpg


なんてギャラリーに気を取られていると、リュウジはいつの間にか焼き尽くされていました。こんがり。


しかしレベルプロの意地を見せたリュウジ、ここから5連戦なんと負けなし。
次にリュウジを負かすのはあなたかもしれません。レッツチャレンジ!



お絵かき選手権


お絵かき選手権では、指定されたカード名のイラストを、何も見ないで描いてもらいます。
4名の参加者が一気に描き、ギャラリーがその中から最も上手な"お絵かき選手"を選出するイベントなのです!


今回のお題は、全てラヴニカの献身から選ばれました。
多彩で緻密なマジックのイラスト。意外と覚えていない人も多いかもしれませんね。


会場では、《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》が最初のお題になりました。
注目されたのはその髪型。4人全員が思い思いのヘアスタイルでキメにきます。なんならパンチパーマのおっさんまで。まあオルゾフ組もやっていることは極道っぽいので実は間違っていないのかもしれません(そんなことはない)。


第2回ではぼそっと「やるからには本気でいくぞ」というコメントが聞こえました! 荒れていきそうな選手権、お題は《魔性》。ざわつくギャラリー。ばらつくイラスト。結果はいかに?


魔性ではなく抹消のイラストが公開される事件もありましたが、ゴブリンの仮面まで再現した、「やるからには本気でいくぞ」とコメントした方が優勝しました。本気でいったからにはやはり優勝をさらっていかねばいけませんね!



P3240594.JPG



《ハイドロイド混成体》がお題に上げられると、あまりによくわからなさすぎてなぜか《滅び》を描いた人が現れました(しかもクオリティは高い)。イラストを諦めて「強い!」の一言だけ書いた猛者まで。
4人中2人がたまらずネタに走るこのクラゲ、スタンダードだけではなくお絵かき選手権でも猛威を振るう結果を残しました。


他にもギルドシンボルや、《教団のギルド魔道士》(←岩SHOWによる誰やねんシリーズ)などのお題も指定され、良い盛り上がりのうちにステージは閉まりました。



クイズ:マジオネア


今回のマジオネアはラヴニカの献身に関するクイズです。
ステージに現れたいわもんた。「最初の犠牲...じゃなかった。挑戦者は誰かな?」と不穏な雰囲気を醸し出します。


1人目のチャレンジャーは神奈川県出身スズキさん、マジック歴1か月半ほどと聞くと、いわもんたは「本物の犠牲ですね」と手厳しい。どっとギャラリーが湧きたちます。


1問目、「《名演撃、ラクドス》の英語のフレイバーテキストは?」
そんな問題、誰がわかるんだ? となってしまうような一問目。スズキさんは回答は知らなかったようですが、見事な推測で正解します。「賢いですね」といわもんたからコメントが。


P3240641.JPG


惜しくも3問目で失敗してしまった鈴木さんですが、検討賞でパックが配られました。


2人目のチャレンジャー。京都出身のヤマモトさん。
1問目はジャブといういわもんた。「ハイドロイド混成体のクリーチャータイプ、クラゲの英語名は?」


すかさずチャレンジャーは答えました。「ぼく、英語の偏差値40なんですよ」。ギャラリーの笑いを誘います。
しかし、見事正解を納めました! 今度は感嘆の声が。


このままヤマモトさんは1BOXをゲットしました。
クイズに答えてBOXゲット! 美味しいイベントですね。


ちなみにいわもんたの最も出したかった難しい問題は、「ボックスプロモ《高塔の憑依者》のコレクターナンバーは?」です。貴方は答えることができるでしょうか?


次回は横浜のステージでお会いしましょう!



マジックフェスト・京都2019 サイドイベントカバレージページ


マジックフェスト・京都2019 TOPページ

関連の記事

他の記事

『他のカードゲーム』と同時購入の際は、こちらのカートを総合レジに移動させてから『他のカード』の購入をお願いします

合計 0 種類 0
0

Coming Soon!
under development

Coming Soon!
under development

合計 0 種類 0
0