青緑エラヨウ、青黒忍者、ならず者 in モダン ~ デッキリスト探検隊 第47回 ~

By Riku Imaizumi


こんにちは。「オリジナルデッキを見つけて紹介する」デッキリスト探検隊、第47回です。


「目が覚めるようなデッキリストを見たい、というかあわよくば自分のデッキをみんなに知らしめたい


と思っているデッキビルダーのみなさまの要望にお応えし、今日もデッキリストを紹介していきます。


オリジナリティがあるだけのデッキリストは誰にでも作れます。しかしながらそれで勝つのは至難の業。


だからこそ、オリジナリティを持ち、ある程度の成績を残したデッキリストには大きな価値があるのです。


デッキリストにはビルダーの個性が光ります。


唯一無二、この世に一つしかないオリジナルデッキたち。


そんな「デッキビルダーの作品」を今日も紹介していきます!


 


 


青緑《上位の空民、エラヨウ》


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Designed by Jiggywiggy in Magic Online


 


上位の空民、エラヨウ》を最近のカードと組み合わせたデッキです。


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2マナ1/1飛行で、1ターンに4つ目の呪文を唱えるとエンチャントに「反転」します。
反転して《エラヨウの本質》となると、対戦相手が各ターン最初にプレイした呪文が勝手に打ち消されるというとんでもない置物になります。


条件さえ満たせれば強力極まりないこのカードの相棒となるのは、《湖に潜む者、エムリー》です。


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湖に潜む者、エムリー》に加えて0マナのアーティファクトを複数採用することで《上位の空民、エラヨウ》の反転を狙います。
ゲーム後半になると手札が減って反転を狙いにくくなる点も、墓地からアーティファクトを唱える能力で保管してくれていますね。


さて、《湖に潜む者、エムリー》で墓地にカードを送り込むのなら、やっぱりお呼びがかかるのがこの1枚。


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もはや説明不要でしょうか。「パワーカード」という呼び名がこれほどふさわしいカードはなかなかありません。
《上位の空民、エラヨウ》でのソフトロックから《自然の怒りのタイタン、ウーロ》で勝負を決める、というのがこのデッキの主な勝ち筋ですね。


他のフィニッシャーとしては、《大いなる創造者、カーン》で手に入れるアーティファクトもいくつかあるようです。


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フィニッシャーはもちろんですが、サイドボードのアーティファクトはすべて1枚しか入っていないため、《湖に潜む者、エムリー》の回収能力が活躍しそうですね。


 


 


青黒忍者


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Designed by Ishikawa Kousuke


 


神河のカードの中でも愛好家の多い忍者。《改良式鋳造所》と組み合わせたレガシーの忍者デッキは有名ですが、モダンではなかなか見かけません。
このデッキリストは、そんな忍者デッキに挑戦しようという意欲作です。


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採用された忍者は、特に使いやすいこの2種類。
どちらも「戦闘ダメージを与えたらカードをドロー」する能力を持っています。


海駆けダコ》が採用されていることからも、デッキ全体が、このドロー能力を軸としたクロック・パーミッションとしてデザインされていることがわかります。
まずは0~1マナの「タネ」を展開し......


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それらが「忍術」でドロー能力を持つクロックに変化。
戦闘ダメージを与えるたびに手札が増えるので......


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バウンス呪文をはじめとした低マナ呪文で、対戦相手の出鼻をくじくことができます。
バウンス呪文はアドバンテージを失ってしまいますが、このデッキならカードの補充は簡単なので、ガンガン使っていきましょう。


特に象徴的なのが《徴用》ですね。


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否定の力》ではなくより効果の大きい《徴用》をわざわざつかっているのが面白いですね。


 


 


青黒ならず者


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Designed by Tomomizu Takuya



スタンダードでも活躍中のならず者デッキがモダンに登場しました。
基本方針は大きく変わらず、《盗賊ギルドの処罰者》《空飛ぶ思考盗み》で対戦相手の墓地を増やしつつ、それを利用していきます。


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トリックスター、ザレス・サン》や《夜鷲のあさり屋》で追い詰めていくのも変わりません。


このように主軸となるクリーチャーはそのままなものの、脇を固めるカードには変化があります。
定番呪文の《思考囲い》や《否定の力》には触れる必要はないでしょう。ですが、このカードは見慣れないという人は多いのではないでしょうか。


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頭殴り》。相手の手札を2枚捨てさせる4マナのソーサリーですが、条件を達成すれば2マナでプレイ可能になります。弱体版《トーラックへの賛歌》と書けば強そうに見えるでしょうか。
その条件とは、「徘徊」。「このターン、あなたがならず者によってプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えている場合、あなたはこれをその徘徊コストで唱えてもよい。」という、ならず者のためだけにあるキーワード能力です。


『ローウィン』ブロックの小型エキスパンション『モーニングタイド』は、「職業」がフィーチャーされたセットでした。ならず者はその時に取り上げられたことがあり、数は多くないものの徘徊呪文はまだありますよ。


他に、ならず者トークンを生み出す《苦花》も採用されていますね。




以上、デッキリスト探検隊でした。


昨今、自分のデッキを記事にする人も増えてきました。そういった発信も良い流れだと思いますが、デッキビルダーたるもの、自分のデッキが他人の記事に掲載されることこそ本懐。


あなたの作ったデッキを紹介できる日を楽しみにしています。


 


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