【BMO Vol.8】BMO Standard Vol.8 渡辺雄也杯 準々決勝 斉田 逸寛(東京) vs 山川 暁裕(東京)

タグ:, , , ,

text by hayashi syoya

スタンSE1.JPGのサムネイル画像



「実質PWCですね」と語る斉田。
関東で開かれているPlanes Walker's Cupと言う大会がある。
斉田はそのPWCで開催されるPWC Championship2011で優勝しており、実力は折り紙付きであると言えるだろう。

そんな斉田が唯一スイスラウンドで負けたのがここでマッチングされた山川である。斉田の先の発言から、二人ともPWCによく参加しているのだろう。試合前の会話が弾む。
果たして斉田はスイスでの雪辱を晴らせるか、それとも山川の2連勝となるか?

GAME1


スタンSE1山川.JPG


山川 暁裕


スイスラウンド1位の斉田からターンスタート。
斉田は初手を少し悩んでマリガンし、6枚になった手札をキープした後に占術でデッキトップを下に送る。

ゲーム最初のアクションは《花盛りの湿地》《沼》からプレイされた山川の《密輸人の回転翼機》から。
この動きに斉田は少考し、《大草原の川》《平地》《平地》を立てたままターンを返す。
山川は《不屈の追跡者》を早速《密輸人の回転翼機》に搭乗させ、攻撃に向かわせようとしたところで、《空鯨捕りの一撃》で対処。さらに《反射魔導士》で山川の場は土地のみとなる。

山川の《最後の希望、リリアナ》に対し《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》で応える斉田。
山川はさらに《精神壊しの悪魔》で圧力をかけるが、再びの《反射魔導士》でブロッカーがいなくなり《最後の希望、リリアナ》までも失ってしまう。

それでも《不屈の追跡者》《森》、《死の重み》をトークンへプレイと完全にイニシアチブを取られまいと立ち回る山川。斉田の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を含めたフルアタックを全てスルーしライフは9に落ち込むが、ブロッカーのいない斉田に対して《不屈の追跡者》を調査により大きくした後に《顕在的防御》も使い忠誠値6の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を落とそうとするが、そこには《停滞の罠》。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が止まらず、さらに《大天使アヴァシン》まで追加した斉田に対して、山川に対抗する術はなかった。


斉田 1-0 山川


GAME2


DSC03226.JPG


斉田 逸寛


斉田は《港町》から《スレイベンの検査官》、山川は《風切る泥沼》《花盛りの湿地》から《密輸人の回転翼機》。
《残忍な剥ぎ取り》を搭乗させ今度は攻撃まで許されるものの、《神聖な協力》によりダメージを与えることは叶わず。
《反射魔導士》が道を開け、その後の《ゲトの裏切り者、カリタス》も《停滞の罠》により参戦を許されず。
《密輸人の回転翼機》《残忍な剥ぎ取り》で攻撃はいったん止んだが、続く《不屈の追跡者》を《呪文捕らえ》されると山川も攻撃出来ない。

斉田の《呪文捕らえ》《反射魔導士》による攻撃を《密輸人の回転翼機》でブロックしようとするが、《停滞の罠》がそれを捕えようとする。《顕在的防御》でそれを守ろうとするが、《払拭》に許されず。
アーティファクト、土地、インスタントのみとまだ昂揚が達成していない状態で《精神壊しの悪魔》をプレイし、デッキトップの4枚にすべてを託すが、めくれたのはインスタントと土地のみ。

プレイする呪文は2連続で《呪文捕らえ》に捕らえられ、墓地を増やす事を許されない山川。悪魔の力を制御できず、そのまま自らの命を差し出す事となってしまった。

斉田 2-0 山川


斉田 win!