Browse the Deck Vol.18 レガシーで活躍する単色デッキ達
タグ:Browse the Deck!, MTG, くーやん, デッキリスト, デッキ紹介, レガシー, 日下部恭平, 読み物お久しぶりです!日下部ことくーやんです。
しばらく更新出来ていませんでしたが、今回もネットからデッキを拾い読みして紹介していきますね~!
日本で次に控えているグランプリはレガシーフォーマットであるグランプリ・千葉2016ということで、今週は皆が気になるレガシーのデッキを紹介していきます!
普段はレガシーをプレイしていないけれどもGP千葉に参加するよ!という方に「エルドラージ」や「ドレッジ」をオススメしてきましたが...赤単のバーンデッキも同じくオススメです!
どの環境でもバーンデッキは出来ることが限られているので(殴って焼く)、あまり環境およびそこでの定石を把握していなくても(テンポデッキに対して《目くらまし》をケアするなどの基本中の基本な動きは把握する必要はありますが)自分の動きさえきちんとしていればどんなデッキを相手にしても戦えるデッキだと思います。
強みはなんといってもお手軽大ダメージ呪文《発展の対価》を自身はノーリスクで運用出来るところです!
レガシーはほとんど基本土地を採用していないデッキもたくさんあるので、そういったデッキに対してのキラーカードである《発展の対価》を無理なく4枚積めるのは間違いなく強みです。
他にも注目カードを挙げると・・・
『異界月』で注目されたこのカード、1枚だけに留められてはおりますがきちんとバーンに採用されております。
墓地を消費する《渋面の溶岩使い》との兼ね合いもあるので、無理ない程度の1枚なのでしょうね。
3マナ4点火力で魔巧を達成していると呪文や能力によっては打ち消されなくなる、というボーナス付きの火力です。
少し重いためモダンでもあまり見かけない火力ですが、このレシピではメインサイド合わせて4枚採用されています。
自分より遅い青いデッキ全般、特に「奇跡コントロール」に対してはあと数点が削れないまま《師範の占い独楽》+《相殺》コンボによって完封されてしまうことも少なく無いのですが、このカードを採用することによりハーフロックを決められた後でも勝てる可能性が出てくるため、今のレガシー環境をしっかりと考えてつくられたレシピだなと思います。
サイドの《灰燼の乗り手》は...レガシーを普段プレイしない人は「???」と思うかもしれませんが、「Sneak Show」「Omnitell」などのデッキ相手に《実物提示教育》に対してせーので出すためだけに採用されています。
冗談みたいなサイドボードですが割とレガシーでは見かけるサイドボードです。
レガシーにしてはある程度安価なデッキであり、それでいてトップメタのデッキを相手取っても十分戦えるデッキですので、ぜひ気になる方はプレイしてみてください!
『コンスピラシー:王位争奪』で登場した《聖域の僧院長》と《護衛募集員》は大方の予想通り「Death & Taxes」に居場所を見つけたようです。
他にも《異端聖戦士、サリア》が採用されていたり、一時期あまり見なかった《コロンドールのマンガラ》が採用されていたりと、《護衛募集員》でシルバーバレットが出来るようになったため1枚挿しのカードが多めになっています。
代わりに《変位エルドラージ》は不採用と、デッキの形にはまだまだ研究の余地がありそうですね。
GP千葉でも台風の目となりそうなデッキなので、使うにしろ対策するにしろレシピに目を通して研究しておきましょう!
「レガシーの環境よくわからへんけどコンボデッキ使いたいんや!
でも青いデッキは《渦まく知識》とか《思案》とかで何を引くか・カウンターを構えるために1ターン待つのかなど選択肢多くて苦手やねん!
ワイはドカーンと叩きつけて勝ちたいんや!」
...と言う人がいるかは分かりませんが、そういった人にオススメなのがこの「赤単Sneak Attack」です(笑)
デッキの動きは見たまんまマナ加速から《騙し討ち》や《裂け目の突破》で巨大な生物をひたすらブン投げるデッキなのですが、しっかりと《血染めの月》や《虚空の杯》といった妨害でありうっかり通るとそのまま勝つ、というキラーカードも採用されており、まさに「下手な鉄砲も数打てば当たる」デッキになっています!
またマナ加速から普通にプレイして出すことも視野に入れて、《業火のタイタン》と《山賊の頭、伍堂》+《殴打頭蓋》も採用されていますね。
実際トップメタのデッキたちにはかなり有利に戦えるように作られているデッキですので、我こそはドローに自信あり!という人はこれをGPに持ち込んでも面白いと思います!
というわけで今週はここまで!
また次回お会いしましょう!