BIGs 人見将亮 みっくすは「モダン」についてかく語りき

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まさかマルドゥ機体、全滅するとはね~。

あ、どうも。みっくすです!

 

プロツアー『アモンケット』、日本人の二人惜しかったっすね~。

てっきりまたギデオンがイキり散らかすかなと思っていたので、ゾンビの群れは新鮮でした!《墓所破り》も出世したもんや・・・

 

さて、今回はGP神戸直前ということもあり、特定のデッキ一つを掘り下げるのではなく、「ネット上ではそんな見ぃへんけど、実はやりおりまんねんで」なデッキを複数紹介して行くことにします。

「やりおる」の定義は人によって違いがあると思います。今回僕が紹介するデッキの殆どは、ストームや《死の影》ほどの理不尽さは持ち合わせていないもののTier1のデッキが負けてもおかしくないパワーがあるものや、普段は目にしないが失念していた場合は痛い目を見るカードを搭載している、そんなデッキ達になります。

 

ただし、無責任になんでもかんでも載せるわけにもいきませんので、僕が過去にデッキを借りてオンライン上で5~10マッチ以上のゲームを最低限こなしたことがあり、なおかつ相手にした経験も多い相手に絞って掲載します。

 

また、紹介するリストは僕のオリジナルではなく、マジックオンライン上の競技リーグかSCG/BMO/GPなどの大きなイベントで同アーキタイプを用いて良い成績を残したものを引用しています。

 ※各デッキ画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます

 

『バントスピリット』

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《繁殖池》から《貴族の教主》を出された場合、モダンを普段プレイする人ならまず「バントエルドラージかな」と想定するかと思います。

しかし次ターンに相手が土地を置いてエンドした場合、即このデッキであることが判明しますし、その場合十中八九《呪文捕らえ》を構えているのでかなり気持ちが萎えます。

《植物の聖域》から《貴族の教主》が出てきた場合、「バントスピリット確定」まで言ってしまえるので、この動きをしてきた相手には除去・ハンデスなどの妨害から入ったほうが良いでしょう。

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長所:青白緑の豊富なサイドカードがあり、2ターン目《呪文捕らえ》3ターン目《集合する中隊》のブン回りが可能で、瞬速で動き続けることも出来る。

短所:色の都合上、土地コンボへの介入方法が打ち消ししかない故に、トロンが苦手。特にエルドラージトロンの《全ては塵》には頭を垂れるしかない。

注意すべき点:《霊廟の放浪者》はその能力でタフネスも上昇する。ブロッカーとして立っており相手がマナオープンの場合、最大どこまで上昇するか検討してから攻撃しよう。

  

 

『白黒エルドラージ』

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対戦相手の邪魔をする2マナの生物、いわゆるヘイトベアと《変位エルドラージ》《難題の予見者》とがハイブリッドしたデッキ。

《秘密の中庭》から《霊気の薬瓶》をプレイされたら、まずこのデッキで間違いありません。

モダンというフォーマットの中で特定のデッキに対して相性がとても良いと言うだけではなく、見た目よりも打点のあるデッキでもあるため、その動きとカードのルールを知らないと瞬殺されることもあります。デッキリストは昨年11月末から数えて白黒エルドラージで9回も5-0しており、MOPTQでも5位、2位と現在世界で一番白黒エルドラージをプレイしているであろうpenips氏の最新リストから引用しているので、信用できます。

 

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長所:ストームやアドグレイスなどの手札チェインコンボに異常な耐性を持ち、アミュレットタイタンに最も相性が良い。

短所:タイタンシフト、ジャンド、バントエルドラージなど不利なデッキの傾向にばらつきがあり、サイドの構築が難しく当たり運とメタゲーム上の立ち位置に大きく左右される。

注意すべき点:《レオニンの裁き人》で2マナを払うのは「探す」効果の解決時ではない。この常在型能力とその支払いは特別なルールでスタックを利用しない。

 

このデッキと対戦する際は《桜族の長老》やフェッチランドを生け贄にする前に必ず「裁き人の2マナを払います」と宣言し、支払ってから行うこと。そうしなかった場合、残念!君のカード1枚と1ターンは無駄になってしまった。なんてことに。《不毛の地の絞殺者》は《潮の虚ろの漕ぎ手》《ちらつき鬼火》で追放したカードを燃料とすることが出来るほかに、待機状態の《明日への探索》《祖先の幻視》《睡蓮の花》も墓地送りにすることが出来る点を忘れないようにしたい。

 

 

『リビングエンド』

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モダン有史以来ずっとそこにあり続けたデッキが『アモンケット』のサイクリング生物により大幅パワーアップ。青くないフェアデッキに対しては相性がかなり良いが、チェインコンボ相手になると本当に見ているだけになりがち。ストーム系への抵抗としてサイドに《神聖の力線》を採用していることがその証拠。

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長所:1マナのサイクリングが大量に入っているので土地1キープが比較的しやすい。メインボードは出来る事しか出来ないのでひたすらサイクリングするのみで、プレイミスもない。

短所:《大祖始の遺産》《安らかなる眠り》《虚空の力線》が辛く、これらは昨今どんなデッキからもプレイされる。その中でもマーフォークは《呪い捕らえ》やその他打ち消しを内包しながら、サイドボードには《大祖始の遺産》を3~4枚採用しているので非常に辛い。

注意すべき点:《墓掘りの檻》では《死せる生》の効果を妨害できない。《死せる生》は一度互いの墓地からクリーチャーをすべて追放してそのあと戦場に出すという効果であって墓地から直接戦場に戻るわけではない。モダンをはじめたばかりの人はこの罠に陥り易く、まさに初見殺し。

また《死せる生》のプレイにスタックで《大祖始の遺産》の全て追放を起動しても、墓地掃除が行われた後《死せる生》がスタック上にあればサイクリングを複数回行い、それらを場に展開するというテクニックもあるので、相手にマナが多くある時はそうされることも留意の上で。しかし、相手もわかってやっているので特に対処できることは無い。

 

 

『赤緑ランデス』

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デッキの動きは非常に単純。

1ターン目:《楽園の拡散》《極楽鳥》《東屋のエルフ》のいずれかをプレイ。

2ターン目:《石の雨》《血染めの月》《内にいる獣》で土地へ干渉

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以降は土地に干渉する呪文があるかぎりはプレイし続け、撃ち切ったら何もできない相手をクリーチャーで撲殺。

と、まあ文字にすれば強そうですが、土地を破壊している間に攻め続けられライフがなくなりマナ加速ばかりを引いてしまう、そんなこともあります。それらのムラや隙を緩和するのが《忌むべき者のかがり火》と《向こう見ずな実験》+《白金の帝像》のコンボ。

長所:デッキの構造上、発掘、バーン、親和、トロン、エルドラージトロンに強く、序盤はマナカーブ通りにプレイするだけなのでミスしづらい。

短所:ドローや打ち消し入りのコントロールデッキに対しては数枚の土地破壊呪文はスルーされ、要所だけをカウンターされてしまい《祖先の幻視》でリソースを回復され負けることが非常に多い。

注意すべき点:自分がクリーチャー主体のデッキを使用している場合、《忌むべき者のかがり火》1枚で大逆転されないように場とライフ両方に気を付けたいところです。《向こう見ずな実験》コンボの特性上《仕組まれた爆薬》などのモダンでよく見かけるアーティファクトは採用されていないので、警戒する必要はない。また、自分がサイドインするかどうかはともかくとして《向こう見ずな実験》は《墓掘りの檻》で妨害することが可能。

 

 

『青トロン』

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自分から必死にトロンを揃えに行かない点はエルドラージトロンと共通していますが、2~4ターン目までは打ち消しと《知識の渇望》で妨害しつつ手札を整え、後半一気にトロンの力を借りて挽回するデッキ。《アカデミーの廃墟》《精神隷属機》を無限循環させる13マナが用意された場合はゲームセット。13マナと聞くと「ハハッ、ご冗談を」と思ってしまいますが土地7枚で実現可能。1枚だけ採用されている《冠雪の島》は《けちな贈り物》の選択肢用。土地コンボではなくコントロールデッキに属する。

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デッキリストはリーグで18回5-0している世界一の青トロンプレイヤーshoktroopaの最新リストより引用しています。彼は配信も行っているのでプレイの参考に見るのもいいですね。

長所:決まれば勝ちのコンボを内包したコントロールデッキである点と、対戦経験の少ないプレイヤーが多くデッキパワーを舐められている点。

短所:ウルザトロン、エルフ、バーンに対して相性が良くないうえに対策カードが少ない。

注意すべき点:コントロールデッキの分類ではあるが、リソース勝負を挑んでいるとトロンが揃って瞬殺されてしまう。

3ターン目には《知識の渇望》を撃ちたいことが多いデッキなので、ドローか打ち消しか、という二択を迫るようにカードを唱えるのは効果的。《忘却石》はクリーチャー化した土地を破壊することはできないので《変わり谷》や《樹上の村》で攻撃すれば勝っていたのに見逃した、なんてことのないようにしたい。戦場に《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》が出ていると《隔離するタイタン》で余分に多く土地を割られてしまうことがある。

 

 

『アミュレットタイタン』

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《植物の聖域》から《桜族の斥候》。このプレイに対して何のリアクションも返しで取れなかった場合、残念ながら返しで《原始のタイタン》から攻撃されることになります。

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今の例は極端ですが、《桜族の斥候》から2ターン目に《精力の護符》をプレイして《グルールの芝地》などの2マナ出る土地をプレイ→土地を戻す能力より先に《精力の護符》のアンタップさせる能力を解決して2マナを出す・・・を《迷える探求者、梓》も交えて繰り返し、6マナ溜まったら《原始のタイタン》をキャスト。

また同じように《精力の護符》の能力を使いながら《処刑者の要塞》+《ボロスの駐屯地》を起動してタイタンが速攻で攻撃してきます。

今回紹介するデッキの中では理不尽さレベルがダントツで振り切っているのが最大の特徴。

長所:ブン回り率が見た目より高く、各種能力持ちの土地をうまく出し入れして《トレイリア西部》から0マナのカードをサーチしてくるなど多彩。キルターンも早いので真面目に展開して戦うフェアデッキにとても強い。

短所:《血染めの月》を使用する赤緑ランデスや赤白プリズン、白黒エルドラージから土地に干渉される事が辛く、相手に干渉するカードがとても少ないので死の影系デッキ、ストームなどの干渉できなければ即負けのデッキに対してブン回り以外ではほぼ無力。

注意すべき点:《植物の聖域》から《血清の幻視》をプレイされたらこのデッキと判断していいでしょう。《精力の護符》の能力にスタックで破壊しても土地はアンタップするので、可能なら自分のメインフェイズに破壊する事。

 

 

『赤白プリズン』

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サンアンドムーンとも呼ばれるこのデッキはアモンケットから《排斥》と《試練に臨むギデオン》を得て少しではあるが強化されています。

デッキの核は《猿人の指導霊》で、このカードにより《虚空の杯》や《血染めの月》、各種プレインズウォーカーなどを1ターン早くプレイすることが基本戦術。

勝ち手段のメインは《先駆ける者、ナヒリ》の奥義から《引き裂かれし永劫、エムラクール》

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リストはSCGモダンクラシックで同デッキを使い、2回トップ8入賞を決めているDariusz Szylmanの物。

《太陽の勇者、エルズペス》が抜けた今、サンアンドムーンという呼び名はふさわしくないのかもしれませんね。

長所:デッキのほとんどが除去とプレインズウォーカーで構成されているのでエルドラージトロン、発掘、親和、バントエルドラージ、エルフに対して異常に相性が良い。

短所:ドロースペルが無く第一波をしのがれると途端にお願いドローモードになる。《猿人の指導霊》の使いどころが意外と難しい。

注意すべき点:《凱旋の神殿》《岩だらけの大草原》《宝石の洞窟》のいずれかが最序盤にプレイされたら《血染めの月》をケアしてフェッチランドからは基本土地を。

 

 

『マーフォーク』

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もはや説明不要だろうとは思うが、由緒正しい筋肉部族デッキ。マーフォークマスターである"Nikachu"ことJonathon ZaczekによりGPバンクーバー2017で見事2位に輝いたのも記憶に新しいですね。

昔から研究が重ねられているデッキであり、フリースロットは呪文の4枚と3マナ圏の4枚のみだが、そこに個性が光ります。

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除去コントロールやコンボが多い場合は《ヴェンディリオン三人衆》や《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅》で前方確認から《波使い》コース、キルターンを早めるべき環境では《メロウの騎兵》による全体強化と《霊気の薬瓶》を複数起動するブン回りを採用する事が多いようです。

長所:BGミッドレンジと死の影系デッキには《広がりゆく海》と《海の要求》による色マナ封殺からのバウンスと、《銀エラの達人》や《大祖始の遺産》のドロー付きアクションにより少し有利に戦える。

短所:バーン、ウルザトロン、親和、タイタンシフトのような非常識ムーヴデッキが苦手で、全て対策したいところではあるがサイドボードの枠が限られているので、この中からどれかを諦める構築になりやすい。

注意すべき点:《変わり谷》はマーフォークでありエレメンタルでもあるし、もしも相手の場に《アトランティスの王》《エルフのチャンピオン》スリヴァー各種が出ていた場合その能力にも影響されるのでサイズと能力確認は怠らないようにしたい。

 

 

『エルフ』

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基本的には《エルフの大ドルイド》か《遺産のドルイド》+《ドゥイネンの精鋭》での大量展開から《背教の主導者、エズーリ》の能力で大ダメージを叩き出すデッキですが、《召喚の調べ》か《暴走の先導》を採用するかでサイドボードの構築が大きく異なります。《召喚の調べ》は《弁論の幻霊》《再利用の賢者》《エルフのチャンピオン》《呪文滑り》《無私の霊魂》《ブレンタンの炉の世話人》などを1枚ずつ採用して状況に応じてサーチしてくる事が多く、《暴走の先導》は青白コントロールや死の影系デッキにより強くしたい場合採用されています。

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今回紹介するリストはオンラインリーグで同じ日に2度も5-0したCiri80のものを引用していますが、最近は緑白で《群れのシャーマン》を採用せずに《献身のドルイド》と《療治の侍臣》を採用して無限マナコンボに特化したタイプも徐々に数を増やしているようです。

長所:2ターン目に投了させてしまうような超ブン回りが存在するクリーチャー主体デッキでありながら、《召喚の調べ》で柔軟なサイドボードを構築可能。役割の似ている軽量クリーチャーを大量に並べる都合上、単体除去ばかりの死の影系デッキに最も強い。

短所:マナスクリュー、フラッドを許容しづらく、土地1マナクリーチャーでキープして除去を撃たれてマナスクリュー死が負けパターンの中では一番多い。

注意すべき点:《背教の主導者、エズーリ》は自身を再生できない。《墓掘りの檻》と《集団的蛮行》がサイドボードにある場合は《集合した中隊》《召喚の調べ》対策としてとても優秀なので必ずサイドインする。※《集団的蛮行》は除去と手札破壊の2モードでプレイする。

 

 

『ナイトフォール』

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バントスピリットと似通う部分はありますがこちらは《聖遺の騎士》と《珊瑚兜への撤退》の即死コンボを内包した《集合する中隊》デッキで、全体のカードパワーも高めになっています。

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撤退コンボが決まる割合は高くありませんが、デッキにそれらが入っていることが重要で、なおかつ放置できないクリーチャーのみで構成しているため常に相手へ対処を求めるのが基本戦略となります。最近は流行の無限マナコンボに人気を奪われがちですが、強いレアばかりでなんとなく全部のデッキにゲームできる等の日本人が好きな条件を満たしているので今後徐々に増えてくるかもしれませんね。

長所:中隊デッキなのでサイドボードがクリーチャーに偏りがちですが、3色使えるので柔軟であり、メインに弱いカードが入っていないのでどこを引いても一定のパワーがある。

短所:《解放された者、カーン》《全ては塵》《精霊龍、ウギン》を擁するトロン系デッキと、《流刑への道》以外の除去が入っていない関係で能動的には相手に殆ど干渉できず、ストームが非常に苦手。

注意すべき点:対処しなければならないカードが多すぎるデッキなので、除去が手札に少ない場合はマナクリーチャーを倒すのが一番裏目の無いアクション。

※もちろん自分のキルターンや他の手札と相談ではあるが、マナクリーチャーを放置して2ターン目に出てきた後続を処理しても次は《集合する中隊》を構えられてしまう。

 

 

 

 

『おわりに』

かけ足になりましたが、以上で神戸前の「やりおる」特集は終了です。

今回特集したデッキ群には直近に行われた国内の大型モダンイベントBMOとCBOで突出して目立っていたデッキは多くありませんが、GP神戸で当たってもおかしくないデッキばかりです。

デッキの種類が多すぎてどうしていいかわからず、サイドボードはよく目立っているデッキばかり意識したものになりがちですが、モダンはすべてのデッキが少数派であり、対戦経験の少ないデッキに対しても意識を向けて損はありません。

あと普段一緒にマジックの話をして遊んでいる友達のデッキだけ意識して対策しても本当にいいことが無いです。いや、気持ちはわかりますよ。気持ちはね。

ではでは皆さん、来週のGP神戸でお会いしましょう。

万が一、死の影に7連続で当たっても「全部が少数派ちゃうんかい!」って怒らんといてね!(笑)

 

それじゃ、ばいばいっ!

 

 

 

 

おまけ

サイドボードは広く浅く。が、モダンの基本ですが「具体的にどないすんねん」と思った場合は、兼用できるカードを増やしましょう。

《墓掘りの檻》の複数枚採用で、墓地と《集合する中隊》を対策するのではなく、発掘、中隊デッキ、親和、マーフォーク、エルフにもサイドインできる《神々の憤怒》を優先...と言った具合に、枠を融通するような構築の事ですね。

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広く取っていると自分が想定していた相手を全く踏まない時にでもサイドチェンジできるカードが意外とありますし、応用が利きますよ~。

 

それじゃ、今度こそばいばいっ!