Eternal Party 2018 Round7 土井 五月(大阪(愛知))vs 宮元 陽平(大阪)

Eternal Party 2018 Round7 土井 五月 (大阪(愛知))vs 宮元 陽平(大阪)


byTatsuo Sekimoto


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席についたときに土井にはピンと来るものがあったのだろう。
宮元が大阪のプレイヤーと知るやいなや


土井「(今まで)もしかしたら当たっているかも?」


と首をかしげる。


土井「カードゲーマーはもしかしてと思ったプレイヤーは大体知っているんですよね、使っているサプライとかデッキ見たら『あっ以前やったな』ってなります」


どうにかして記憶の糸を手繰り寄せる土井。果たして対戦相手のデッキを思い出すこと出来るのか



Game1
宮元は《Badlands》から《思考囲い》を唱える。公開された手札は以下の内容だ。


《リシャーダの港》
《カラカス》
《スレイベンの守護者、サリア》
《霊気の薬瓶》
《梅澤の十手》
《宮殿の看守》
《ちらつき鬼火》


土井「ここで赤黒リアニか」



《Badlands》から《思考囲い》という動きに思わず身を固くする。


だが、予想とは裏腹に宮元が捨てさせたカードは《梅澤の十手》。


疑問符を浮かべつつもターンが来た土井は《霊気の薬瓶》をプレイする。


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宮元 陽平


次のターン、宮元は《納墓》で《恐血鬼》を墓地へ送る。


土井「リアニではない?」


ここで土井は気づくものがあったのだろう。思わず宮元はニヤッと笑って応じる。


宮元「響くものはありましたか?」


そう。宮元のデッキの正体はリアニメイトではなくゾンバードメントだ。墓地利用という意味ではリアニメイトと同じだが、実態は《恐血鬼》や《墓所這い》を使ったビートダウンだ。



土井は《スレイベンの守護者、サリア》をプレイ。先制攻撃で《恐血鬼》をけん制する。


しかし、宮元は《ゴブリンの砲撃》をプレイ。《恐血鬼》をコストに《スレイベンの守護者、サリア》を除去する。一見1:1の交換だが、《恐血鬼》は再利用できるためまったくフェアな取引ではない。


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宮元は次のターンに《縫い師への供給者》で《墓所這い》と《陰謀団式療法》を落としつつ墓地から《恐血鬼》と《墓所這い》を復活させる。さらに《陰謀団式療法》で土井の手札を破壊してから《恐血鬼》たちでアタック。


土井も《ちらつき鬼火》で受けようとするが《ゴブリンの砲撃》がそれを許さない。ブロックする間もなく《ちらつき鬼火》は墓地へ置かれる。


その後も土井が出すクリーチャーは次々と砲撃にさらされ生き残ることができない。対照的に宮元はゾンビアタックで土井のライフを減らしていく。じりじりと攻めた宮元がそのまま押し切った。


土井 0-1 宮元



Game2
《陰謀団式療法》。宣言は《梅澤の十手》。だが、《梅澤の十手》はなく手札のみが公開される。


《石鍛冶の神秘家》
《石鍛冶の神秘家》
《護衛募集員》
《レオニンの遺物囲い》
《宮殿の看守》
《外科的摘出》
《不毛の大地》


土井の2ターン目に《石鍛冶の神秘家》をプレイして《殴打頭蓋》をサーチ。


宮元は《縫い師への供給者》をプレイ。《墓所這い》《新緑の地下墓地》《恐血鬼》が落ちる。この落ち方には思わず土井も頭を抱えた。


だが、土井も冷静だった。《外科的摘出》を仕掛けるタイミングをしっかり見定めていた。
宮元が《外科的摘出》をケアして《湿地の干潟》をセット。
そのタイミングで土井が仕掛ける。《恐血鬼》の誘発にスタックして《外科的摘出》を《陰謀団式療法》に打ち込む。


土井の判断としてはどちらにしてもクリーチャーが返ってくるので、ならば《殴打頭蓋》を使って盤面で勝負しようという作戦だ。


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土井 五月


だが、《外科的摘出》で公開されたのは土井の目論見を破綻させる内容だった。


《摩耗+損耗》
《摩耗+損耗》
《納墓》
《盲信的迫害》
《沼》



置物破壊の多さにげんなりする土井。


土井「(《外科的摘出》)うたなきゃよかった...)」


宮元「とはいえプレイしないときついですよ」



《墓所這い》と《恐血鬼》を墓地から蘇らせる宮元。
一方の土井は《護衛募集員》を唱え《封じ込める僧侶》を手札に加える。


宮元は《納墓》で《ネル・トースの災い魔》を墓地へ。そのまま自身の能力で墓地から戦場に這い出て来た。宮元は《封じ込める僧侶》が出てくる前に何とかデッキのエースアタッカーを送り込むことに成功した。


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土井は《不毛の大地》を起動してから《スレイベンの守護者、サリア》を出す。まずはゾンビ軍団を食い止めにかかる。


宮元は《縫い師への供給者》で《黄泉からの橋》を落とす。
土井は戦闘で自軍のクリーチャーを墓地に落とすことで《黄泉からの橋》を追放する。しかし《黄泉からの橋》は最後にしっかりゾンビ・トークンを残していく。


宮元は《ファイレクシアの塔》を足掛かりに《スレイベンの守護者、サリア》によるマナ拘束を抜け出す。ゾンビの猛攻は一向に止む気配がない。


土井も必死に耐えようと戦線を構築するが《盲信的迫害》が土井の場を《石鍛冶の神秘家》のみにする。


全体修正を受けた宮元はフルアタック。土井は手札から《殴打頭蓋》を出して絆魂で耐えようとするが、《ファイレクシアの塔》がそれを許さない。


《殴打頭蓋》の脇を抜けたクリーチャーたちが土井のライフを刈り取った。



土井 0-2 宮元


宮元 win!



MMM Finals 2018&Eternal Party 2018 特設ページ

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