こんにちは!朴高志と申します。
MTGアリーナ、日本語実装!
新規のプレイヤーも増えて来て、とても活気づいてきたと感じています。
さて、今回もスタンダード、モダン、レガシーから1つずつデッキを紹介します。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
スタンダードはグランプリ・メンフィスで優勝したこれ!
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赤黒ミッドレンジです。
前環境の赤黒ビートダウンを思わせる構成で、打点は高く、テンポもそれなりに良く、アドバンテージ獲得手段も備えるバランスの良いデッキです。
長所としては低マナの除去が多いので、赤単、青単に対して戦いやすい事と、中盤以降の戦力が安定しているのでじり貧になりにくい事。
これによって、アグロにもコントロールにも安定して戦う事が出来ます。
また、後半は《リックス・マーディの歓楽者》がカードを補給してくれるようになるので、実質的なトップデッキはかなり多くなります。
これらを引いて助かった!となる場面は多そうです。
《包囲攻撃の司令官》《最古再誕》は共に《ドミナリアの英雄、テフェリー》を始めとしたプレインズウォーカーに強いカードなので、中盤以降は特にプレイしたいカードです。
デッキが固まってきたかと思ったらこういう新たなデッキが優勝するのがまた楽しい今のスタンダード。
メタゲームを読んで構築された、見事なデッキですね。
モダンからは、このデッキを紹介。
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一時期流行った、白赤のコントロールです。
高速で《血染めの月》か《虚空の杯》を戦場に出し、《先駆ける者、ナヒリ》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》を呼び出して勝つデッキです。
最近はあまり見かけませんでしたが、ここに来て結果を出しています。
以前と変わった事と言えば、環境にクリーチャーをたくさん積んだデッキが増えた事。
それによってメインボードから全体除去を積んでるこのデッキはやりやすくなっています。
《残骸の漂着》追加なんかも大きな変化ですね。
弱点である打ち消し満載のコントロールやコンボが少なくなっているのも追い風。
サイドボードからは《ゴブリンの熟練扇動者》で早期決着を狙います。
このデッキに対しては除去を抜くので、それを見越してのサイド。
その際は《試練に臨むギデオン》も入っているのが強みになります。
定番の戦術ですが、デッキによっては除去を殆ど抜いてしまうので、これが良く効きます。
最近のカード追加や環境変化によって前活躍したデッキが再び強くなるのはありがちな事。
家に眠っているデッキも、環境と調整次第ではまた勝たせてくれるかもしれませんね。
最後はレガシー、青黒のデッキを紹介します。
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青黒の忍者とフェアリーのハイブリッド。
《虎の影、百合子》で《悪意の大梟》《瞬唱の魔道士》等を使いまわし、アドバンテージを獲得。
厄介な呪文は《意志の力》で打ち消し殴り切る、やや重めのクロックパーミッションです。
フェアリー要素は《呪文づまりのスプライト》《苦花》で、《変わり谷》も合わせれば多くの呪文を《呪文づまりのスプライト》で打ち消す事が可能です。
これらを含めても打点は低いのですが、そこは《虎の影、百合子》の能力でカバーします。
また、除去が豊富なので、ライフを減らすのが遅くても十分にコントロールしきっていく事が出来ます。
サイドボードは打ち消しや手札破壊、《外科的摘出》の枠を多めに採用していますが、これはメインだとコンボ相手に対する妨害が少なく速度も無いため邪魔しきれない事がそれなりにあり、サイドから負けないようにするため。
時間が経つ前に倒されるのが弱点なので、《毒の濁流》も多めに2枚。
速攻ともコントロールとも言えない不思議な速度域のデッキで、カードをいっぱい引くのが楽しい人向けのデッキでもあります。
いかがだったでしょうか。
今回も3つのフォーマットからデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!