Rebecca

Rebecca Guayクラウドファンディングの支援いただいた方々にサプライの方を送らせていただきました。多くのご支援、誠にありがとうございました。

Rebecca Guayクラウドファンディング、当初目標の1,800,000円に対し、144%の達成率となる2,608,500円となりましたのでRebecca Guay氏オリジナルスリーブを製作できるようになりました。ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございました。

日本の皆さんの出資に応えようと、レベッカ本人からラフスケッチが届きましたので公開します！天使に見守られながら眠る女性...このイラストにどんな彩色が施されるのか...彼女の代表作でもある《流刑への道》のような雰囲気の1枚になりそうですね！完成品、見てみたい！

　レベッカ・ゲイ/Rebecca Guayの描く世界は唯一無二のものである。アメリカ生まれの彼女は、ニューヨーク州ブルックリンの大学で美術を学んだ後、マーベルやDCといった大手コミック出版社にてイラストレーターとして働いた。彼女の名を世界に広めることとなったマジックとの出会いは、1995年。The Serra AngelとMagic the Homelandsというグラフィック・ノベルにアーティストとして参加したことから、彼女の魔法の世界でのキャリアがスタートした。翌年1996年『アライアンス』より正式なカードのアートを手掛けるようになる。この時に描かれた《Kaysa》は彼女の代表作であり、それまでのマジックのイラストとはまた違ったアプローチで描かれた淡く柔らかなタッチの水彩画スタイルは全世界のプレイヤーおよびコレクターに高く評価され、愛されることとなった。

　コンスタントに作品を提供し続けた彼女だが、その他と一線を画す世界観により他のカードとの共存が難しくなったようで、『レギオン』以降のセットではアーティストとして参加しなくなり、これを即ち解雇と受け止めた熱狂的なファンたちが解雇反対の声をあげる騒動が起こった。勿論、一時的な不参加であり『神河物語』では復帰して日本風の幽玄な世界観を形成することに貢献しているのだが...数セット参加しなかっただけで世界的な潮流を生み出してしまう、彼女の人気の高さが窺い知れるエピソードである。

　『イーブンタイド』以降は新規アートを手掛ける頻度が下がっており、彼女自身もマジックの持つファンタジーな世界観よりは自分の中に在る世界を描くことに重きを置いてアーティストとしての活動を行っていた。その間もBIG MAGICからの依頼に応えてNagoya AngelやCenter of Gravityといった作品を日本のファンに向けて提供してくれていたのは皆さんもご存知のことかと思う。ますますその世界観の幅が広がった、パステル調の柔らかい作品をベースとしたサプライ各種は、高い人気を誇っている。

　そんなレベッカの新しいサプライが欲しい！と多くの声が寄せられています。BIG MAGICとしても新作をプロデュースしたいところ、特に消耗品でもあるスリーブが欲しいという声には是非ともお応えしたい！しかしながらレベッカに新しいイラストを描いてもらい、スリーブを生産する...というのは大変にコストのかかるプロジェクトであります。そこで、今回日本のファンの皆様にお力添えいただきたく、このクラウドファンディングを企画するに至りました。「レベッカの新作スリーブを発売してほしい！」と思う方、ご協力お願いいたします！皆様の出資には、各種お礼の品でお応えさせていただきますので、下記の詳細をご確認ください。