『カラデシュ』ブロック第2セット、『霊気紛争』を制して「今こそ力を取り戻すとき」です。 紛争が起きた今、あなたを支えるのは創造性のみ。プロツアー『霊気紛争』では誰が創造性あふれるデッキ、プレイで『霊気紛争』を制するのか!?
2017年1月23日 BIG MAGIC所属プロによる『霊気紛争』注目カードTOP5 & スタンダードはこうなる?を公開しました。
2017年1月17日 BIG MAGICスタッフが選ぶ《霊気紛争》 期待のカードTOP5!を公開しました。
2017年1月13日 BIGsが選ぶ《霊気紛争》期待のカードTOP5!を公開しました。
2017年1月5日 『霊気紛争』新カードプレビュー《結束への呼びかけ》を公開しました。
2016年10月11日 MTG『霊気紛争』Bigweb特設ページを公開しました。
『霊気紛争』新カードプレビュー《結束への呼びかけ》
新年、明けましておめでとうございます!今年もBIG MAGICをよろしくお願いいたします!...挨拶は良いからお年玉よこせって?
まあそう焦らない焦らない。今年も当サイトでは色々な情報を発信していけたらと思っております、その一発目が1月20日(金)発売の『霊気紛争』に収録されるカードのプレビュー!
『霊気紛争』はその名の通り、次元カラデシュにおける紛争を描いたセットで、テゼレット率いる領事府に対してチャンドラとその仲間たちが反旗を翻す、物語的にも熱いシーンがカード化されている。
支配に対して立ち上がることは、一人では難しい。仲間達あってこそ、悪しき者達の組織と戦えるのだ。
ファンタジーの王道的な展開だが、カラデシュに自由を再びと願う者達が為すべきはまず結束の力を高めること。強大な力をも超える結束力を体現したカードが今回のプレビューカードだ!
結束への呼びかけ ③白白
エンチャント
紛争―あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、結束への呼びかけの上に結束カウンターを1つ置く。
あなたがコントロールするクリーチャーは、結束への呼びかけの上に置かれている結束カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
新能力、紛争。これはあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れることで誘発する能力の総称だ。
パーマネントなのでもっとも戦場を離れやすいクリーチャーは勿論、《進化する未開地》や《発生の器》など生け贄に捧げることで何かを行うパーマネント全般とも相性が良い。
仲間の犠牲や離脱を切っ掛けに立ち上がり、紛争を起こすというフレイバーで作られた能力なのだろう。このカードに至っては結束カウンターなるものまで用いるので、カラデシュの人々が領事府に対して立ち向かうという光景が鮮明に浮かんでくる。
ターン終了時にクリーチャー全体のサイズが1段階上昇する、というタイムラグがこのカードをやや使いにくいものにしているのは事実。白の得意な全体強化は、クリーチャーを展開してからペタッと貼ることで一気に打点を引き上げることが出来るが、《結束への呼びかけ》の場合はお膳立てをした上で1ターン挟んで、ようやく強化されたクリーチャーで攻撃を仕掛けることになる。
対戦相手のライフを一気に削ることを目標としている「白単人間」のようなデッキの場合は《永遠の見守り》を採用した方がデッキには合っている。
そんなわけで《結束の呼びかけ》を用いるのであれば、他の紛争カードも多数採用し、紛争デッキを組んでしまうというのが一番楽しそうだ。
このカードの色、白にはそれにもってこいなカードがある。《変位エルドラージ》だ。このエルドラージで自身のクリーチャーを追放して戻す、を繰り返せば紛争能力をいつでも誘発させることが出来る。
出し入れするのを《反射魔道士》にすれば盤面も支配できてしまう。後はサイズの上がったクリーチャーで制圧!《本質の変転》も採用して...となると《パンハモニコン》を絡めても面白いかもしれないね。
これだけを見てもその真価は見定められない1枚である。これ以降、プレビューで登場するカードの中には相性の良いカードもあるんじゃないかな。しっかり情報を追いかけて、環境初期を制するデッキを作るのはあなたかもしれない。『霊気紛争』のキャッチコピーは「今こそ力を取り戻すとき/It's Time to Take the Power Back」、2017年のマジックシーンで、その力を示せ!
【MTG】BIGsが選ぶ《霊気紛争》期待のカードTOP5!
画像をクリックすると、各プレイヤーのTOP5カードについてのコメントをご覧いただけます。
石田龍一郎
マナ加速と戦線強化を同時に行える上に、《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》や《新緑の機械巨人》など良い相方が多くあるので、結構悪いことできそう。
2位:《キランの真意号》
2マナにつけるスペックとして強すぎないかと心配。《密輸人の回転翼機》に変わって新環境の空を暴れまわっていなければいいなと願うばかり。
3位:《バラルの巧技》
巧技シリーズの中で一番期待している1枚。相手だけ盤面更地にしてプレインズウォーカーを着地させる動きが強そう。
4位:《金属ミミック》
人間やエルフのロードにしてもよいし、《活性機構》とのコンボで悪いことできそうってのも面白そう。
5位:《致命的な一押し》
下の環境にも大きく影響を与える、並のレア以上に強い。暫くこいつにはお世話になり続けるだろうから、とりあえず4枚は揃えときましょう。
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加藤健介
1位:《艱苦の伝令》
パッと見はよくいる重いリミテ番長デーモンなのですが、各種機体や《屑鉄場のたかり屋》、手掛かりトークンなどを考えると安定して5マナ程度では唱えられそうです。唱えた直後の終了ステップからディスカード能力が誘発するので、アドバンテージ面でも優秀です。何より5/5飛行というサイズが環境的に非常に頼もしく、盤面制圧能力も高いです。個人的に今回のイチオシです。
2位:《バラルの巧技》
一気にテンポアドバンテージを稼ぐカードです。3体バウンスされて《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》でも唱えられようものなら悶絶もの。《難題の予見者》を唱えてバウンスした脅威を手札から追放する動きも強そうです。相手にこのカードを使われて対応できないデッキは新環境を生き残れないかもしれません。
3位:《発明品の唸り》
見たまんま《召喚の調べ》のアーティファクト版です。ただ、本家とは違い即席能力では青マナ3つのコスト軽減はできないので要注意です。即席抜きにしても青青青で《睡蓮の花》をサーチする、など下の環境でも使われそうです。個人的にはモダンの「青黒テゼレット」で試してみたいです。
4位:《緑地帯の暴れ者》
1ターン目には出せませんが、1マナ3/4と脅威のサイズを持つ期待の新人。ビートダウン向けのカードかと思いきや、様々なコンボにも使えそうです。例えば、スタンダードでも《パラドックス装置》《導路の召使い》《耕作者の荷馬車》との組み合わせで無限マナになります。あとは《歩行バリスタ》や《霊気貯蔵機》でフィニッシュ!
5位:《ならず者の精製屋》
とりあえず出し得感が凄いカード。最低限のサイズを持ちながらキャントリップにエネルギーのオマケ付き!様々なデッキの潤滑油的な役割を果たせそうですが、主に新環境の《霊気池の驚異》デッキを中心に活躍するでしょう。
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川崎慧太
1位:《致命的な一押し》
スタンダードでも十分強いと思いますが、低マナ域から激しい応酬を繰り広げるモダン、レガシーで真価を発揮するカード。
《見栄え損ない》と《稲妻》《流刑への道》を見比べる日々にはさようなら。
2位:《ヤヘンニの巧技》
全体除去の返しにプレインズウォーカーを展開されイニシアチブを取られる、戦場に並んだクリーチャーと機体やプレインズウォーカーを同時に処理出来ない...こういった全体除去の歯がゆい部分を補ってくれるのではと、期待しています。
クリーチャーを強化しつつマナ加速までする、強い能力持ちすぎな1枚。
《新緑の機械巨人》を早く唱えられ、その能力で+1/+1カウンターを置かれたクリーチャーもまたマナ加速できるようになり...と夢が広がります。
4位:《巻きつき蛇》
3位に挙げたリシュカーは勿論、《新緑の機械巨人》《不屈の追跡者》《ゲトの裏切り者、カリタス》《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》...等々、相性の良いカードには事欠きません。エネルギーカウンターが追加で得られるのも面白そうですね。
5位:《不許可》
能力も打ち消せるというのは思った以上に対象に取れる範囲が広く、便利なカードです。
コントロールデッキ相手にプレインズウォーカーを叩きつけて奥義まで一直線!と安直にプレイすると咎められてしまう1枚。
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河浜貴和
1位:《キランの真意号》
《密輸人の回転翼機》がスタンダードで禁止された今、制空権は彼(彼女?)の手に。搭乗3と重たいのが玉に瑕ですが、《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》《最後の望み、リリアナ》等の軽いプレインズウォーカーと一緒に使っていきたいところです。
2位:《巻きつき蛇》
《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》《ピーマの改革派、リシュカー》《新緑の機械巨人》でカウンターお祭り状態!《武器作り狂》等の製造持ちクリーチャーとも相性がよく、力でねじふせる緑黒アグロはぜひ組んでみたいです。
3位:《ヤヘンニの巧技》
全体除去はいつも打たれる側ですが、環境の速度やクリーチャーサイズの定義する重要なスペルです。-3/-3で全てを薙ぎ払われた後に、追加の能力で《最後の望み、リリアナ》なんか出てきた日には絶望ものですね。
4位:《緑地帯の暴れ者》
能動的に手札から出たり入ったりできるとても変なクリーチャー。単純にマナ効率の良い生物としても捉えられますが、既に噂の《緑地帯の暴れ者》+《パラドックス装置》+《導路の召使い》+《霊気貯蔵器》のようなコンボパーツとしても期待が持てます。後は世界のコンボスキー達がなんとかしてくれるはず。
《ナントゥーコの鞘虫》に代表される、マナを支払うことなく自身のクリーチャーを生け贄に捧げることができるいわゆる「サクリ台」クリーチャーは、一つのアーキタイプとなり得る可能性を秘めています。自身を守れる能力は《ファルケンラスの貴種》を思い出させます。《ズーラポートの殺し屋》《ウェストヴェイルの修道院》も健在ですし、トークンデッキ復権あるか!?
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田中陽
1位:《パラドックス装置》
カラデシュ・トンデモ・アーティファクト軍団の新鋭です。
同セットに収録されている《緑地帯の暴れ者》との組み合わせ等、いろいろなデッキを組んでみたくなる面白いカードだと思います。
2位:《改革派の結集者》
出すだけでアドバンテージが取れそうな凄いカードです。
各種フェッチランド、エターナル環境まで見れば《不毛の大地》と、特にスタンダード以外の環境で活躍しそうです。
3位:《不許可》
色々な用途のある強い《取り消し》。
じゃんけんは出来ませんが、痒い所に手が届きそうでグッド!
4位:《戦利品の魔道士》
偉大なる先輩達(《粗石の魔道士》、《宝物の魔道士》)は頼れる相棒を得て輝くことが出来ましたが、このカードはどうでしょうか。こういうカード好きです。
5位:《闇の暗示》
「Dominaria's most ancient evil(ドミナリア最古の悪)」―― ニコル・ボーラスを強烈に意識させる1枚。次に控える『アモンケット』ブロックもとても楽しみですね!
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人見将亮
1位:《ギラプールの希望》
「親和」で使えば「トロン」の《忘却石》や「アドグレイス」の《むかつき》や《睡蓮の花》をうまいこと封じれそう。特に後者は相性が悪いので、これを採用することで改善されるかもしれない。
「タイタンシフト」相手には《神々の憤怒》や返しで《風景の変容》をプレイされて負ける、というターンの時はサクっとくと安心。
2位:《発明品の唸り》
《蔵の開放》コンボに間違いなく数枚投入できる。
要である《クラーク族の鉄工所》をこれでサーチできるようになるのも良いし、普通にX=0でプレイしてもマナは増えないが《睡蓮の花》をサーチしてこれるのでコンボがきめやすくなったりも。
3位:《産業の塔》
いつまでもモダンネタで擦ってしまって申し訳ないが、「ランタン・コントロール」と「親和」で間違いなく使用されるカード。
特に「親和」では土地でライフを減らさないという強みが弱まるものの、《空僻地》のポジションを奪ってしまう可能性すらある。
4位:《改革派の結集者》
スタンダードでは《無私の霊魂》を戻すなどがパッと思いついたが、無理やり感がぬぐえない。
フロンティアで使用し、《ヴリンの神童、ジェイス》で捨てたカードをフェッチ起動からそのターンに戻す動きを狙う方が活躍の場は多いかもしれないが、ゲームスピードがそれを許すかどうかという検討までは行っていないので、用法容量を守って正しくお使いください。
5位《飲み込む炎》
あまりにも赤いアグロデッキが弱くなっている昨今、渇ききった火力愛好者達の喉に一滴の蜂蜜を与える半端な慈悲。序盤のやりとりが多くなり、赤くて最序盤に場を圧倒できるアグロデッキが登場すれば使用頻度はあがるとおもう。
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朴高志
1位:《飲み込む炎》
本体にもクリーチャーにも当たる火力!コストも許せる範囲でインスタント、さらにタフネス3まで倒せる性能で文句無しの1位ですね。《ショック》の再録とあわせて赤いデッキを大いに助けてくれそうな素晴らしい火力です。
2位:《ヤヘンニの巧技》
只々強い全体除去。《最後の望み、リリアナ》などと組み合わせれば倒せる範囲は更に拡がり、テンポ面でも隙がないと、ビートダウンからしたらかなり恐ろしいカード。これからの環境を定義し得る1枚です。
3位:《秘密の回収》
何か悪い事が出来そうなソーサリー。単純に好きなカードを3枚引けると考えてもなかなか強いので、スタンでも出番がありそうです。
4位:《速製職人のスパイ》
毎ターン1ドローの可能性を秘めながら、取り敢えずアドバンテージが取れる点が優秀なカード。ボディがややタフな2/3というサイズなのもいいですね。
5位:《艱苦の伝令》
神話レアのデーモン。とにかく能力が強力で、手札・盤面・ダメージレースの3方向から対戦相手を圧倒してくれます。コストは重いので、それさえクリアすれば間違いなく活躍してくれる1枚です。
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松原一郎
1位:《バラルの巧技》
5ターン目相手だけ盤面崩壊からの~ギデオンぽん!で勝ちそう。
2位:《霊気圏の収集艇》
《キランの真意号》の搭乗3が重いかどうかというところでこれと悩みましたが、結局《スレイベンの検査官》を搭乗させられるのが偉い気がします。
3位:《緑地帯の暴れ者》
《はぐれ象》よりタフネス高いやん。アグロデッキでキャストするには少し遅いかもしれませんが、試してみたくなるスペックはあります。
4位:《産業の塔》
土地は神様。
5位:《不許可》
エムラクール、コプターの禁止でコントロール復権の兆しです。序盤に通ってしまった《最後の望み、リリアナ》の奥義を止められる等、《もみ消し》のおまけ付きはかなり使い勝手が良さそうです。
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光安祐樹
1位:《キランの真意号》
伝説なのがネックですが、破格のスペックに加えて、《反逆の先導者、チャンドラ》のマナ能力から出す動きが強そうです。
2位:《致命的な一押し》
あらゆるフォーマットで活躍が期待される優良除去!
このカードが効かない重いクリーチャーの評価も変わりそうです。
3位:《暴力の激励》
かなりのダメージ効率と突破力を併せ持つ、良いカードですね。2マナは軽い!
全くの未知数ですが、赤いビートダウン復活の期待を込めて!
5位:《歩行バリスタ》
小回りの効く《トリスケリオン》と考えると強そうな気が...カウンター乗せるカードと一緒に使いたいです!
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吉森奨
1位:《霊気圏の収集挺》
3ターン目に出せる無色で飛行・絆魂、イシュカナ本体と同サイズ。単体でこれを越えられる生物は少なく、《密輸人の回転翼機》が禁止されていなくても攻守に渡って活躍しそうです。
2位:《バラルの巧技》
強くなって帰ってきた《海神の復讐》で、追加のスペルを唱えなくても十分な1枚。プレインズウォーカーなどと相性がよく、かつての《忌むべき者のかがり火》のような制圧力が期待できそうです。
3位:《ならず者の精製屋》
《反射魔導士》と併せてバント復権...と思いましたが、禁止改定によりそれは叶わず。「ティムール霊気池」が欲しい要素をまとめた1枚として、活躍すると思います。
先手2ターン目に出すとしばらく触れない可能性のある1枚。守りやすく、紛争を確実に起こせるのもポイントになりそうです。
5位:《策謀家テゼレット》
軽い黒除去が増えたため、《艱苦の伝令》等即席のカードと一緒に活用されそうな1枚。
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BIG MAGICスタッフが選ぶ《霊気紛争》 期待のカードTOP5!
画像をクリックすると、各プレイヤーのTOP5カードについてのコメントをご覧いただけます。
岩SHOW
1位:《ゴンティの霊気心臓/Gonti's Aether Heart》
エネルギー絡みのカードは大好き。追加ターン系のカードも大好き。ゴンティさんの入浴シーンではこれが晒されていたんすね。
手がかりとエネルギーを同時に得るってやばいっすか?《不屈の追跡者》と使いてぇ。ゴンティになろう。
2位:《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》
数々の《闇の腹心》もどきが作られてきたが、コイツはこれまでのとは一味違うぜ!...と思いたいね。威迫という侮れない回避能力を持っているので、ブロッカー1体で完全に仕事しなくなるなんてことはない。黒はエネルギーを得る手段がそこまで強くない色ではあるが、今回新たに手に入れた《ゴンティの策謀》との相性は抜群。実質エネルギー消費1個でカードを引けると考えれば、なかなかなのでは。
3位:《鼓舞する彫像/Inspiring Statuary》
これ自身がタップすることで1マナ出るアーティファクトとして換算できるので、思っているよりも安定した運用が出来るんじゃないかなぁと。一体どんなデッキになるのかは想像もつかない。やはり《不屈の追跡者》で手がかり作ってナンボなのか?ゴンティ彫像ビッグマナ、これかァ!!!
誰も触れないので...まあ緑で大きいプレインズウォーカー好きとしてはね。嗜みとして試してみますよ。+2能力で得られるのが土地以外のパーマネントカード、というのがポイントか。他のプレインズウォーカーをチャキチャキ探して来てゲートウォッチ集合だぁ~わぁぁいみたいなデッキを作る、牧歌的なマジックのお供に。
5位:《無謀者の競走車/Daredevil Dragster》
乗り捨ててドローに出来るというファニーな機体。楕円競争っていうノリ、良いよね。ポッドレース的な。多元宇宙から色んな部族が集ってレースをする次元とかあっても良いと思うよ。環境にバランスをもたらすものが出てくるわけですよ。まあ壊れカードなんすけど。
記事TOPに戻る岡本桂多
2マナという軽いコストながら、自分のパーマネント全てを守ってくれるスーパーカードですね。
個人的に《汚損破》《進歩の災い》を撃たれる事が非常に嫌だったので、それを打ち消し以外で対処できるカードが増えたのが嬉しいです!
是非《世界薙ぎの剣》とセットで一回使ってみたいものですね。
1ターン中に複数アクションを取る事は統率者戦のみならずマジック:ザ・ギャザリングでは重要です。
多人数戦では特にそれが顕著なので、巧技シリーズはどれも強力ですが、特に《バラルの巧技》は最大で3枚のアーティファクトやクリーチャーに干渉できてしまいます。
相手の厄介なクリーチャーやアーティファクトをどかす、自分のクリーチャーを戻してから《神の怒り》を撃つ、ストームカウントを稼ぐ等々使い道はいくつもありそうですね。
3位《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》
ドローソースが乏しい白統率者に吉報です!
白単や白赤といった他の色にドローソースを任せる事が出来ない色の組み合わせは、大抵装備品やオーラで強化して物理で殴るという戦法を取ることが多いので、すんなりとデッキに入ることが多いのではないでしょうか。
マナクリーチャーを大量に入れたエルフデッキや、マナアーティファクトを大量に入れた青茶系のデッキなど、土地以外のパーマネントからマナを供給出来るようにデッキを組むのは容易です。
こういったデッキで使うととてつもない量のマナを生み出してくれます。
とんでもない装置が出来たものですね。
《サッフィー・エリクスドッター》+サクり台で無限コンボです。
このコンボはともかくとして、回収できる範囲が2マナ以下のパーマネントという縛りだけなので細かいシナジーが結構ありそうですね。
非常に地味な所で言えばフェッチランドや《桜族の長老》を起動してから出すだけでマナ加速になります。
日下部恭平
1位:《金属の叱責》
全世界100万人の《マナ漏出》フリーク待望のカウンター(感涙)
しかもアーティファクトが2枚あれば本家を越える!
《マナ漏出》が強すぎたのでこれくらいが良いバランスなのでしょうね。
とりあえずスタンダードはこれ4《スレイベンの検査官》4から始めたいと思います。
2位:《巻きつき蛇》
最初見たとき能力強いし2/2かと思ってたら、2/3でビックリしました!
《霊気拠点》や《新緑の機械巨人》、《歩行バリスタ》と相性の良いカードが環境に沢山あるので、もうそれだけでデッキが出来そうです。
3位:《カーリ・ゼヴの巧技》
功技サイクルは全部強そうですが、一番軽い赤のカードを挙げてみました!
主にモダン環境で《死せる生》や《均衡の復元》デッキなんかで悪さしそうです...
マナコスト踏み倒し系はいつの時代もやばいもの...スタンダードでも普通にビートダウンに入りそうで、見た目以上に使われそうですね。
4位:《鼓舞する彫像》
《謎の石の儀式》っぽい何かやってくれそうな怪しいアーティファクトですね。
手がかりが全部マナクリになると考えると、何かデッキが出来そうな気がします!
《パラドックス装置》と一緒に使って悪さしたい!
5位:《致命的な一押し》
個人的にはもう1位でもいいくらいの、待望の黒1マナの優良除去なんですが...まぁ誰もが思っていることなのでここは5位に留めておきます!
ところでフェッチ切るだけで紛争って、物騒すぎませんか!?
村栄龍司
1位:《歩行バリスタ》
《搭載歩行機械》と《トリスケリオン》を足して2で割ったようなカード。カウンターを載せるのに4マナが必要ですが、そこはリシュカーとかでサポートしてあげましょう。
2位:《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade》
蛇リシュカー機械巨人!スタンダードは序盤にマナが詰まるとそのまま負けてしまう事がよくあるので、マナ能力は高マナ域への繋ぎとしてとても良さそうですね。
様々なシナジーを期待できる今回一押しのカードです。
《屑鉄場のたかり屋》や機体から5ターン目くらいにプレイできそう。
《大天使アヴァシン》や《致命的な一押し》に対して強いカードなので、活躍の機会はありそう。
4位:《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
《密輸人の回転翼機》無き後の機体の主戦力ではないでしょうか。
搭乗1が本当に強い。
5位:《巻きつき蛇/Winding Constrictor》
2/3っておかしくない?今回挙げたカード全部を使ってデッキを組みたくなりました。
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BIG MAGIC所属プロによる『霊気紛争』注目カードTOP5 & スタンダードはこうなる?
マジック:ザ・ギャザリング『霊気紛争』情報
発売日:2017年1月20日
ブロック:『カラデシュ』ブロック 第2セット/全2セット
プレリリース・イベント:2017年1月14日~15日
リリース・イベント:2017年1月20日
発売記念ウィークエンド:2017年1月20日~1月22日
ゲームデー:2017年2月11日~12日
Magic Onlineプレリリース・イベント:2017年1月27日
Magic Online発売日:2017年1月30日
プロツアー『霊気紛争』:2017年2月3日~5日
プロツアー『霊気紛争』開催地:アイルランド・ダブリン
プロツアー『霊気紛争』フォーマット
・スイスラウンド:スタンダード&『霊気紛争』/『霊気紛争』/『カラデシュ』ドラフト
・トップ8:スタンダード
マジック:ザ・ギャザリング公式サイト『霊気紛争』ページ