『アモンケット』ブロック第1セット、アモンケットの砂漠のオアシスは戦士を育む。人生を懸けて己が身を鍛え、試練に立ち向かうこと。それが選りすぐりの精鋭に名を連ねるための道。プロツアー『アモンケット』人生を懸けて鍛え上げられたデッキ・プレイで、精鋭として名を刻むのは誰か!?
2017年4月28日 BIG MAGIC契約プロが選ぶ!『アモンケット』期待のカードTOP5を公開しました。
2017年4月27日 森安元希 Damage 4 Wins! 第11回『《血怒りの喧嘩屋》と相方』を公開しました。
2017年4月27日 日下部恭平『くーやんの発売日にはこれを買え!』アモンケット編を公開しました。
2017年4月26日 BIGs 藤本岳大 はまち式カードレビュー『アモンケット』を公開しました。
2017年4月24日 Browse the Deck Vol.20 Amonkhet meets Modernを公開しました。
2017年4月20日 BIGsが選ぶ!『アモンケット』注目カードTOP5を公開しました。
2017年2月6日 MTG『アモンケット』Bigweb特設ページを公開しました。
BIGsが選ぶ!『アモンケット』注目カードTOP5
画像をクリックすると、各プレイヤーのTOP5カードについてのコメントをご覧いただけます。
毎度おなじみ、新セット発売前の注目カード発表の時間だぁぁぁ!今回は『アモンケット』、エジプト風の新次元がもたらすカードはまだまだ未知数なものばかり。一体どんなカードが活躍するのか・・・BIGsに聞いてみよう!今回はまず2017年新入りの2人から!
斉田逸寛/Toshihiro Saida
1位:《検閲》
序盤に有効なのはもちろん、新しく登場したサイクリングランドや現在採用率の高いファストランドが中盤タップインで出てくれば、呪文を打ち消せるターンが長くなります。加えて「次のターンはもう打ち消せないだろう」ということもわかりやすいので、そうなればサイクリングという選択ができるのが強そうです。
2位:《ドレイクの安息地》
『アモンケット』には1マナでサイクリングできるカードが青だけで5種類あるので、3ターン目に設置→4ターン目に2回サイクリングして2体トークンを出すことも十分可能だと思います。黒と組み合わせて序盤を除去で凌いでフィニッシャーに《イフニルの魔神》...?などデッキを組みたくなる1枚ですね。
3位:《試練に臨むギデオン》
3マナのプレインズウォーカーが自身を守る能力を備えていると簡単には倒せない印象があります。プラス能力は同サイズのクリーチャーをお互い並べあった時に一方的に攻撃できるようになる点も評価できます。
エムブレムはスタンダードよりモダンでの活用が多そうです。除去の主流が《稲妻》→《致命的な一押し》になれば追い風ですね。
4位:《ルクサの恵み》
『運命再編』にあった赤包囲(《前哨地の包囲》)と緑包囲(《開拓地の包囲》)は、
《前哨地の包囲》:毎ターン実質2ドロー!...でも使い切るだけのマナがない!
《開拓地の包囲》:毎ターンマナブースト!...マナはたくさんあるのにスペルがない!
というジレンマがありましたが、このエンチャントなら一人二役。
今は環境が速いのですんなりとは行きませんが、《バラルの巧技》と組み合わせるなど使い方次第で化けるのではと期待しています。
5位:《賞罰の天使》
そのまま唱えても優秀ですが、《発生の器》などで墓地に落ちていれば不朽できるのが強いですね。6マナとなると少し重いですが、クリーチャーだけでなくプレインズウォーカーやエンチャントなど幅広く対処できるので見合った価値があると思います
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中道大輔/Daisuke Nakamichi
1位:《不屈の神ロナス》
神サイクルの中でも圧倒的な性能を持ち、かつ3マナ。キラン→ロナス→ギデオンの最強ムーブは今後良く見掛ける事になりそうなので頭が痛いです。
2位:《賞罰の天使》
生物以外の置物に触れるのはとても偉く、消耗戦にも強いのでミッドレンジのフィニッシャーを十分に任せられます。
お互い天使を出し合う事にならないよう祈ります。
3位:《刻み角》
次環境でも見掛けるであろう「マルドゥ機体」「サヒーリコンボ」への対策として活躍が見込めます。今ならメインから入れても良さそうです。
4位:《イフニルの魔神》
生物を並べるデッキに対して強く、自身がサイクリング持ちなので4積みし易いフィニッシャー。捨てる手段を用意しておけば「サヒーリコンボ」も防げます。
5位:《療治の侍臣》
《献身のドルイド》と組み合わせ簡単無限マナが出せるようになるため、モダンのメリーラコンボのサブプランとして採用が見込めます。
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ここからはいつものメンバー!毎度の50音順もちょっと面白くないので、原稿が早く来た順に掲載することとしよう。
加藤健介/Kensuke Kato
1位:《不屈の神ロナス》
今回の神様シリーズの中でも断トツに条件が緩く、起動型能力も強力です。
特に《逆毛ハイドラ》との組み合わせはお互いの弱点を補っており、
よく見る組み合わせになるのではないでしょうか。
2位:《検閲》
サイクリングコストが軽く、いつ引いても困らない優秀なカウンターです。
環境にこのカードが存在するということ自体に意味があり、
青いデッキ相手に1マナ浮かせるかどうかという駆け引きが発生しそうです。
3位:《死の権威、リリアナ》
5マナと重い分、全部の能力が嚙み合っている強力なPWです。
BG系のデッキで墓地から《鬱後家蜘蛛、イシュカナ》を何度も釣り上げる動きは相当強そうです。
ただ、結構デッキを選ぶタイプのPWなので構築には気をつける必要がありそうです。
4位:《名誉あるハイドラ》
《首絞め》で捨てて6/6のワームを出すという動きにノスタルジーを感じます。
トランプルを持っているのは約15年前からの進化でしょうか。
リリアナや《残忍な剥ぎ取り》などの各種自分の山札を削るカードと相性抜群です。
5位:《副陽の接近》
パッと見、なんじゃこりゃなカードですが、
7点ゲインは濃霧に近い働きをすることも多いので、
このカードを勝ち手段とした青白コントロールが出てくるかも?
人見将亮/Masaaki Hitomi
1位:《過酷な指導者》
モダンで「バーン」のサイドに入ってもおかしくない。
特に「ランタンコントロール」は《神聖の力線》と《罠の橋》で引きこもろうとするので、それを咎めることが出来て気分良し。
2位:《熱烈の神ハゾレト》
神系列の中では唯一引きすぎた時のケアが可能。
赤はそういう色ではないとしても、引かせる気を一切感じないドロー呪文やデッキの潤滑油的ポジションのカードが異常に弱い昨今、無駄なドローをしている暇は無いのだ。
3位:《本質の散乱》
《賞罰の天使》を消しても不朽されてしまうことや機体を打ち消せないことは不満だが、青の2マナ圏にやっとまともな打ち消しが。これで今後カードプールが広がれば増えてくるであろう先手3ターン目の脅威にも多少は対処しやすくなった。
4位:《心臓貫きのマンティコア》
サクりたいものは今のところ大して良いものがないが《屑鉄のたかり屋》か《作り変えるもの》でもお供にどうぞ。
前述の《熱烈の神ハゾレト》で殴ってからサクれば10点(声に出して読みたい日本語)
5位:《俗物の放棄》
今時こんな1対1を取るだけのカードをサイドに入れるかは甚だ疑問だがインスタントで、白が、アーティファクトを破壊可能で、軽く、無駄にならないという条件をみたすスタンダードのカードはタイムシフトの《解呪》以来じゃないだろうか。
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田中陽/Akira Tanaka
1位:《検閲》
こういうカード好きです。後半引いてもサイクリング出来てお得!
2位:各種2色サイクリングランド
土地をしっかり並べたい遅めのデッキにフィットしそうな今回の2色ランドサイクル。
最近は基本土地タイプを持っている土地がよく刷られますね~。
3位:《媒介者の修練者》
ちょっと変わったマナクリですが、マナを出すとだんだんマッチョになっていくのが面白いです。
修練することで-1/-1カウンターが減っていくのでしょうか...。
4位:《腹背+面従》
コンボデッキに入れて、序盤の時間稼ぎ⇒決めるターンにキラーカードを禁止!すごい!!
...世の中そんなに甘くないとは思いますが、面白い分割カードですね。
5位:《不屈の神ロナス》
最近のMTGはクリーチャーのサイズが大きいので、簡単に顕現しそうです。
機体に乗ったら突然お目覚めになられるの、ちょっとお茶目な感じです。
松原一郎/Ichiro Matsubara
1位:《栄光をもたらすもの》
4/4飛行・速攻のドラゴンは《嵐の息吹のドラゴン》の思い出補正もあって、かなり好みです。督励の4点もかなり強そうなので、このカードがもし使われなかったら督励が悪いです。
2位:《媒介者の修練者》
こういうデザインのマナクリは初めて見るような気がします。マナを出し切ったら後半は殴れるマナクリ、強そうです。
3位:《造反の代弁者、サムト》
重く、色拘束もキツいですが書いてあることは結構なので使ってみたさはあります。アンタップで《栄光をもたらすもの》を起こしたいです。
4位:《名誉あるハイドラ》
不朽が懐かしの《ワームの咆哮》トランプル付きで、不朽を生かしたデッキができればまず使いそうです。先の《造反の代弁者、サムト》から繋げるのも楽しそう。
5位:《検閲》
メインから入る2マナの汎用性カウンターは久しぶり。かつて《魔力の乱れ》はケアされてしまうor後半のトップデッキで完全に手札で腐ってましたが、序盤相手にケアさせた上で賞味期限が切れたらサイクリング出来るのはとても偉いです。
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永井守/Nagai Mamoru
1位:《不屈の神ロナス》
破壊不能に接死持ちという驚異のスペック。緑はトランプルを付けたいクリーチャーが多いので、トランプル付与能力も高評価。
2位:《過酷な指導者》
モダン、レガシーで使われそうなカード。《過酷な指導者》が場にいる状態で、フェッチ起動からのショックランドアンタップイン5点はさすがにやばそうですね。
3位:《自然に仕える者、ニッサ》
初のマナコストXのプレインズウォーカー。序盤から終盤まで活躍が期待出来そうです。
4位:《木端+微塵》
クリーチャー除去にライフルーズが付いた赤黒系アグロ戦略にぴったりの1枚です。
5位:《威厳あるカラカル》
ブリンク能力と組み合わせると面白そうです。
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石田龍一郎/Ryuichiro Ishida
1位:《不屈の神ロナス》
今回神シリーズに期待しているのですが、緑が一番容易に条件を満たせるかなと。
一番に思いつくのは《キランの真意号》。搭乗しても良し、横で一緒に殴るも良し。
2位:《試練に臨むギデオン》
また随分強いカード作ったけど大丈夫かな?って印象。
こちらは残ってるだけでただただ負けない印象で勝利と直結はしないようにも思えますが、出されたら相当てこずりそう。
3位:《周到の神ケフネト》
《海の神、タッサ》 を思わせる性能ですが、こちらは達成条件が厳しめ。
それでも機能したときのリターンは相当大きい。
かつての青白フラッシュがまた再現できるならかなりできる子になるんじゃないかなと。
4位:《ギデオンの介入》
『アモンケット』はアーティファクト破壊など、優秀なサイドボード要因が多くその中でも取り分け優秀な一枚。
どのタイミングでも有効で効果も劇的なので結構使い勝手がいいのではないかと思ってます。
5位:《栄光の幕切れ》
3マナタイムストップが弱い理屈も無し。デメリットが相当に大きいですが殴りきるデッキならギリギリ使えそう。
あとは《試練に臨むギデオン》で印章つけて負けないモードが現実的でしょうか。
川崎慧太/Keita Kawasaki
1位:各種2色サイクリングランド
タップイン以外は全て強いことが書いてある素晴らしい土地。ローテーション落ちまでお世話になるはず。
2位:《賞罰の天使》
神話レアらしく能力盛り沢山の1枚。カードパワー自体は疑いないかと思いますが、同じマナ域にアヴァシンというこれまた強すぎる競合が居る為デッキの方向性によって使い分ける形になるのではないでしょうか。
3 位:《自然に仕える者、ニッサ》
同エキスパンションのギデオンやリリアナと比べると、能力で自分のことを守れない・能力をフルに使う為にはデッキ構築に制限がかかる、などクセの強い1枚。ですが、その分ハマった時の爆発力が高く使う時は4枚使うタイプのカードなのではないでしょうか。期待も含めてこちらをピックアップ。
4位:《木端+微塵》
赤黒系アグロで試してみたい1枚。2マナ4点は序盤の除去として及第点ですし、X点火力はゲームが長引いても勝てる可能性を残してくれます。赤黒系アグロのカードプールにはディスカード要素も多いのですがそのリソース損も補え、デッキの方向性に噛み合うのではないでしょうか。
5位:《スカラベの饗宴》&《造反者の解放》
サイクリング付きの対策カードという括りでピックアップ。効果は地味ですがコストに見合う仕事はしてくれますし、「マルドゥバリスタ」のように対策カードが腐る変形サイドを取られてもサイクリングが付いていることでダメージを最小限に抑えられる優秀なサイドカードとして、採用することも多くなるのではないでしょうか。
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光安祐樹/Yuuki Mitsuyasu
1位:《明日からの引き寄せ》
コントロールデッキ復権を予感させる強力なドロースペル!捨てたカードも有効に使える構築がしたいですね!
2位:《損魂魔道士》
台所の嫌がらせ屋を火力で除去しても戻ってこないじゃん!と1人ではしゃいでいます。強いかは知りません。
3位:《疫病吹き》
とんでもないサイズに威迫までついたすごいヤツ!
《戦慄の放浪者》あたりを適当に死なせましょう!
4位:《試練に臨むギデオン》
《キランの真意号》との相性は言うまでもないですが、守りから攻めに転じるようなクロックパーミッションにも居場所がありそうです。
5位:《むら気な召使い》
強いお供に恵まれたダメージレース崩壊装置!ゾンビデッキ楽しみですね!
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朴高志/Takashi Boku
1位:《アン一門の壊し屋》
3マナ、パワー3、速攻、ブロック制限!
赤系の早いデッキなら、強さを遺憾無く発揮出来るのではないでしょうか。
督励した時のダメージは凄まじいものがあるでしょうし、ブロック制限能力を使うターンが選べる柔軟性も魅力的。
こんなに強くて良いのかってくらい強い、赤のニューエースです!
2位:《明日からの引き寄せ》
ただのパワーカード。
ただ、此処まで強いと、モダンやレガシーでもチャンスがありそうですね。
3位:《死の権威、リリアナ》
こういうあからさまに強いカードは、環境が許せば大暴れ必至。
ただ出しても強そうですが、せっかくなので大型クリーチャーなどと組み合わせてみたいですね。
4位:《ホネツツキ》
《歩行バリスタ》をX=0で唱えれば1ターン目にもキャスト可能な鳥。
また、相手のクリーチャーでも条件を達成出来るので、《ショック》《致命的な一押し》など、優秀なスペルとの相性も良い、性能の高いフライヤーです。
5位:《シェフェトのオオトカゲ》
サイクリングする事によって、インスタントタイミングで土地を伸ばしながらアドバンテージも稼ぎ、しかも持ってきた土地はアンタップインとか、凄まじく贅沢!
後半に引いてもフィニッシャーとして通用するサイズなので、無駄になりにくいのも良いですね。
河浜貴和/Yoshikazu Kawahama
1位:《死の権威、リリアナ》
場に出てすぐに自身を守れる(ゾンビトークン生成)、能力が1枚で完結している(全体除去+リアニメイト)プレインズウォーカーは強い。《墓後家蜘蛛、イシュカナ》を使いまわしたら対戦相手は相当げんなりするはず。
2位:《熱烈の神ハゾレト》
テーロス以来の新しい神シリーズ。ぱっと見他の色は使いづらそうですが、赤い神は攻撃参加の条件と起動型能力がアグロ戦略と噛み合っていてGood。マッドネスと組み合わせていきたいところです。
3位:《媒介者の修練者》
ゲーム後半で戦闘に参加できるマナクリーチャーは優秀。《横断地のクロコダイル》を3ターン目に走らせよう!
4位:《ドレイクの安息地》
別のアクションをとりながらアドバンテージを得られるカードは、《電招の塔》のように新たなアーキタイプが生まれる可能性があります。サイクリングコントロールデッキが組めるかも?
5位:《疫病吹き》
ゾンビデッキ復権期待の一枚。-1/-1カウンターは《戦慄の放浪者》、《墓所破り》のトークン、《無情な死者》あたりに乗せそうなのでいっしょに揃えましょう。
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吉森奨/Sho Yoshimori
1位:《不屈の神ロナス》
恐らく神の中でもっとも稼働条件が緩く、能力で他の生物にトランプルを持たせることで地上戦での硬直やプレインズウォーカーを倒せない状況を防いでくれる神。軽いのも評価できます。
2位:《刻み角》
カラデシュを目の敵にしたようなカード。先に出しても後に出しても機能するため、スタンダードの環境が大きく動かないならばメイン採用の可能性も。
3位:《過酷な指導者》
下環境のバーン系の新しい候補。相手依存なものの、フェッチランドをはじめ様々なダメージ源が期待でき、除去が少ないデッキだとこれだけで詰んでしまうパターンもありそうです。
4位:《ドレイクの安息地》
悪さをする可能性がありうると言うことで選択。今のスタンダードはカードを捨てる手段も多く、並べて攻めるなど使うための過程は色々考えられます。
5位:《予言により》
新しいコスト踏み倒し系のカード。相手のターンにも使えるので、時間はかかるものの出てしまえば隙を作りづらい、面白いデザインだと思いました。
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BIGs 藤本岳大 はまち式カードレビュー『アモンケット』
日下部恭平『くーやんの発売日にはこれを買え!』アモンケット編
森安元希 Damage 4 Wins! 第11回『《血怒りの喧嘩屋》と相方』
BIG MAGIC契約プロが選ぶ!『アモンケット』期待のカードTOP5
いよいよ発売となる新セット『アモンケット』。不朽・余波・督励という新能力、そしてサイクリング・神の再臨。
マジックはどう変わるのか、どこへと向かうのか。こんな時に道標となるのはプロのお言葉!
今回もBIG MAGIC契約プロに期待の新カードTOP5を聴いてみた!
井上徹の場合
1位:《賞罰の天使》
対象の広さが非常に優秀。
十分なサイズと不朽まで備えたとにかく凄いクリーチャー。
2位:《副陽の接近》
これまで登場した勝利条件を持ったカードの中でも、特に達成が現実的なカードではないでしょうか?
勝利条件がこのカード1枚で完結しているため、専用デッキを組まずともコントロールのような遅いデッキの勝利手段として期待しています。
3位:《周到の神ケフネト》
動く為の条件が少し厳しめに見えますが、自身の能力のおかげで割りとあっさり達成できます。
手札が7枚を切っている状態でも能力を起動すれば大体動き出すので、
置いておくだけでブロッカーの役目を果たしてくれるでしょう。
4位:《木端/微塵》
分割カードの中でも特に両方のカードが強力な一枚。
《木端》のみでも優秀な除去なので、
アグロデッキはもちろんコントロールデッキでの採用もあり得るでしょう。
5位:《不帰/回帰》
優秀な除去である《不帰》がメインのカードですが、
不朽や昂揚など墓地を利用するカードは多い為、
《回帰》にもいぶし銀の活躍が期待できます。
松本友樹の場合
1位:《ドレイクの安息地》
《安堵の再開》
《稲妻の斧》
《縫い翼のスカーブ》・・・
豊富なディスカード手段を持つ「青赤ゾンビ」と最高の相性をもつカードが登場しました!
これまで3ターン目に置かれていたのは機体やサヒーリ相手には無力な《熱病の幻視》。
これからはどんな相手にも強烈に機能するこのカードの出番です!
「青赤ゾンビ」は《稲妻の斧》や、《コジレックの帰還》を《老いたる深海鬼》でフラッシュバックする動きで盤面を強烈にコントロールする事ができるデッキです。
しかし必要なパーツ数が多く、どれかが欠ける事で機能不全に陥るという脆さも併せ持ったデッキでした。
そんな弱点もカバーしてくれるのがこのカード。
3ターン目に設置、4ターン目に《安堵の再開》で手札の消費なしに2/2飛行が2体。
とりあえず盤面を耐えるためには充分で、そこからスカーブ達を戻しつつトークンをもう2体出すもよし、コジレックが帰還して盤面を一掃するもよし。
場合によっては盤面をドレイクが埋め尽くして勝つこともあるでしょうね。
2位:《自然に仕える者、ニッサ》
3マナプレインズウォーカーは強い!
これまでのMTGの歴史の中で、3マナのプレインズウォーカーはみんな活躍していました。
このカードもその仲間に入れるかは未知数ですが、その可能性は充分にありそうです。
このカードを活かすには大量の軽量クリーチャーが求められます。
「バントカンパニー」のようなデッキが最も相性の良いデッキですね。
現スタンダードで相手に干渉できる軽量クリーチャーが自然に入るデッキとなると・・・
エルドラージか、紛争デッキでしょうか。
未だ最適な形は思い浮かびませんが、新たなデッキを作る可能性は十分にある良いカードだと思います。
3位:《賞罰の天使》
不朽という能力とこれ以上無いほど相性の良い天使。
5マナで3/4飛行はどちらかというと貧弱に感じますが、相手のプレインズウォーカーやエンチャントまで追放出来るのであれば話は別。
そしてこの天使を排除しても次のターンには帰ってきてもう一回追放という至れり尽くせり感、素敵ですね。
マナ域が被る《大天使アヴァシン》が対抗馬ではありますが、それよりも使われても全く驚きません。
《栄光をもたらすもの》といいアヴァシンといい、5マナクリーチャーのスペックがだいぶ凄いですね。
4位:《明日からの引き寄せ》
近年のXドローの中でも屈指のスペック!
かつて活躍した《天才のひらめき》よりも軽いという凄いカードです。
X=2ではまだ《天才の片鱗》に劣りますが、X=4くらいまで行ってしまえばもう勝ったも同然。
複数枚デッキにいれてとりあえずX=3くらいからスタートして、最後はX=10くらいまでいきたいものです。
問題は《奔流の機械巨人》でフラッシュバックできない点ですね。
青巨人は間違いなくコントロールにおける最高のカードなので、そこと相性が悪いのは問題です。
それでもとても強い!となれば相性の悪さを承知で2枚3枚と使われる可能性も十分にあるので、是非使って感触を確かめて頂きたいカードですね。
5位:《神々のピラミッド》
1マナ《金粉の睡蓮》・・・《パラドックス装置》・・・
瀧村和幸の場合
1位:《精神錯乱》
マスターピースシリーズを競技イベントのリミテッドで引いたことはないが、
プロツアー『アモンケット』では引き当て、使用し、対戦相手の方に怒られるところまで経験したい。
2位:《大瀑布》
マナフィルターの能力には期待できないが"破壊不能"というテキストには夢がある。
《復興の壁》等で、《大瀑布》を"覚醒"させていきたい。
3位:《ホネツツキ》
1マナ3/2飛行に反応しないMTGプレイヤーはいないだろう。
残念ながらスタンダードでは1ターン目に出すことはできないが、2~3ターン目に除去と一緒に出す動きは魅力的だ。
4位:《ドレイクの安息地》
リミテッドにおいてかの《群れネズミ》を彷彿させるほどの強さを誇るカード。
リミテッドで活躍するカードは得てしてスタンダードでも活躍しうるポテンシャルを持っているので、《ドレイクの安息地》には期待したい。
泣きの5位:《試練に臨むギデオン》
今回のギデオンは、攻めよりも守りに向いているカードと言えるだろう。
例えるならば、3マナになった《ドビン・バーン》。それが強いかどうかは自分の手で確かめてほしい。
藤田剛史の場合
しばし待て!
BMO Vol.9の生放送内で聞けるかも?
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マジック:ザ・ギャザリング『アモンケット』情報
発売日:2017年4月28日
ブロック:『アモンケット』ブロック 第1セット/全2セット
プレリリース・イベント:2017年4月22日~23日
公式発売日:2017年4月28日
発売記念ウィークエンド:2017年4月28日~4月30日
ゲームデー:2017年5月20日~21日
プロツアー『アモンケット』:2017年5月12日
マジック:ザ・ギャザリング公式サイト『アモンケット』ページ