MTG『基本セット2020』Bigweb特設サイト
2019年7月11日 BIGMAGIC契約プロが選ぶ『基本セット2020』注目カードTOP5!
2019年7月8日 BIGs 簗瀬要 カナメの新スタンダード Check it out!~『基本セット2020』編~を公開しました。
2019年7月5日 BIGs 河浜貴和 今夜勝ちたい『基本セット2020』プレリリースを公開しました。
2019年7月4日 BIGsが選ぶ!『基本セット2020』注目カードTOP3!を公開しました。
2019年6月19日 岩SHOW マジック:ザ・ギャザリング『基本セット2020』プレビュー《暁の騎兵》を公開しました。
2019年6月12日 MTG『基本セット2020』Bigweb特設ページを公開しました。
岩SHOW マジック:ザ・ギャザリング『基本セット2020』プレビュー《暁の騎兵》
BIGsが選ぶ!『基本セット2020』注目カードTOP3!
いよいよ今週末は『基本セット2020』のプレリリース!是非ともお近くのBIG MAGIC等カードショップでこの最新セットのシールド戦を楽しんでもらいたいところだ。テーブルトップ(紙のカード)でのプレリ及び発売に先駆けて、MTGアリーナではもうリリースもされているので構築戦をやっていくぞと意気込んでいるプレイヤーも数多いことだろう。
今回はプレリ前のお約束企画として、BIG MAGICのスポンサードしているBIGsのメンバー達の注目カードを3枚選んでもらった。看板神話レアやシブいアンコモンなど、競技シーンでの活躍が期待されているカードをチェックしよう!
画像をクリックすると、各プレイヤーのTOP3のカードについてのコメントをご覧いただけます。
石田龍一郎
1位《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno》
性能が他の神話レアと比べても頭一つ抜けてる。
調整ミスじゃないかと疑う程度に強そう。
《成長室の守護者》や《第1管区の勇士》、各種マナクリーチャーなどを狙いたい。
状況によっては手札破壊までできてしまう辺りはかなり凶悪。
3位《害悪な掌握/Noxious Grasp》など、敵対色対策呪文
今回のアンコモンの色対策呪文は緑以外2マナでPWを対処できて強力。
緑もハンデスや除去への対応として強力なので、各色どのサイドでもよく見ることになりそう。
加藤健介
1位《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno》
新しいチャンドラはコントロールデッキに対しての強烈なアンチカードとして登場。
+2能力の紋章は一見地味ですが、長いゲームで勝つことを想定しているコントロールやシミックネクサスに効果が高く、ゲームに蓋をする役目を担ってくれるでしょう。
スタンダード環境では《世界を揺るがす者、ニッサ》との相性は抜群です。
マナ加速により重いチャンドラを戦場に送り出し、クリーチャー化した土地はエレメンタルなので-3の全体ダメージの影響なしとストーリー通りの友情タッグを見せてくれます。
土地以外《激動》+追加効果で自分だけ疑似《実物提示教育》の非常に面白い効果のカードです。
マナクリーチャーによる加速から《全知》を出すという夢の動きは一度試してみたいですね。
手札に戻るのは土地以外なので《世界を揺るがす者、ニッサ》との相性はバツグンです。
土地以外をバウンスした後に追加効果で《世界を揺るがす者、ニッサ》を出しなおせば圧倒的なテンポアドバンテージを獲得できます。要注目です。
3位《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion》
多数の新戦力が追加された吸血鬼からこのカードをピックアップ。
3マナで+3/+3は非常に強力で2番目の能力とも噛み合っており自己完結しています。
既存カード《アダントの先兵》との相性も素晴らしく、他の新戦力と合わせて白黒吸血鬼が一線級のデッキになったかも!?
加茂里樹
1位《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》
今回の1位に選んだのは誘発型能力を2倍にするという派手な能力を持つ伝説のクリーチャーです。
スタンダードだと《野茂み歩き》と《翡翠光のレインジャー》などの探検コンボや《永遠神ロナス》、《貪欲なチュパカブラ》、《人質取り》など、意外と強い相方が揃っています。
また、パーマネントの誘発型能力も全て影響を受けるので、《イクサランの束縛》や《ケイヤの誓い》も2倍の効果を使うことが可能です。今セットに入っている占術ランドも地味に恩恵を受けるのも非常にGOOD。
デッキの核となる面白い&強力なカードなので、大化けする可能性もあり期待大のカードです!
ちなみに一通り、スタンダードにおける戦場に出た際の能力を探してみましたが、ドリームプランは《原初の災厄、ザカマ》と《ニヴ=ミゼット再誕》でした。
2位《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》
吸血鬼デッキということが前提の条件になりますが、縛りがある分、能力はかなり強力なものになっています。
現行スタンダードでは吸血鬼は沢山の種類があり、今回のセットでも追加されるので、スタンダードのアーキタイプに吸血鬼が登場する可能性は高いと思います。
クリーチャーのコストを軽減する能力と、デメリットになりえるが恐竜を上手く運用すれば、2マナ4/3以上になれる能力が付いている、破格の性能を持つクリーチャ-です。
同コストのライバルが《遁走する蒸気族》ということを考えると、恐竜であることの恩恵を必ず使っていきたいところです。
イクサランブロックが落ちる前に恐竜デッキには一花咲かせてほしいですね。
斉田逸寛
1位《雷族の呼び覚まし/Thunderkin Awakener》
スタンダードで使うのが難しかった《首席議長ヴァニファール》や《新生化》を駆使して『ティムール・エレメンタル』が組めそう。出たときに損をしない《雲族の予見者》や《発現する浅瀬》がちょうどタフネス1なので、そのあたりを墓地から戻しつつ、またサクる動きは強そう。
《乱動の座、オムナス》まで繋げると+1/+1カウンターでタフネスを上げることも可能なので、墓地から釣れる範囲が広がるのも偉い。
2位《絞首された処刑人/Hanged Executioner》
このカードに注目、というよりは『青白スピリット』というデッキが誕生するかに注目。今回スピリットは他にも《幽体の船乗り》や、《至高の幻影》だけでは足りていなかった全体強化ができる《天穹の鷲》などが登場しているので、脇を固めるカードを上手く選出できれば可能性があるように思います。
対抗色への対策サイクルの中で唯一受動的にしか使えない分、わずか1マナでアドバンテージを取ることが可能で守備範囲も広い。《時を解す者、テフェリー》の常在型能力には弱いが、それ以外にはめっぽう強いので活躍に期待しています。
中道大輔
1位《アーク弓のレインジャー、ビビアン/Vivien, Arkbow Ranger》
トリプルシンボルかつすべてクリーチャー絡みの能力のため、主に緑メインのクリーチャーデッキで運用することになりますが、用途が限られる分能力はいずれも強力。
+1を連打するだけでも戦闘を優位に進めますし、-3は《ボーラスの壊乱者、ドムリ》と異なり一方格闘なので相打ちの心配なし。プレインズウォーカーも対象に出来る安心設計。-5はクリーチャーが尽きた時の選択肢として意外と重要かもしれません。
今後の緑系ビートダウンでよく見かけるかも?
誰もが思いつく《風景の変容》とこれで一気にトークンを生み出すコンボデッキ。
とはいえ条件を満たすために最低でも土地が7枚以上必要ですし、緑系ランプデッキであれば大技は《世界を揺るがす者、ニッサ》や《ハイドロイド混成体》で十分という気もしますが、実質《風景の変容》1枚コンボなので夢はあると思います。
名前から連想して勘違いしてましたが、この手のカードにしては珍しく死亡誘発ではなく他のクリーチャーが戦場に出た時の誘発となっています。
横にクリーチャーを並べるトークン系デッキや、騎士のタイプを持つため《ベナリア史》との相性が良いですし、《戦慄衆の指揮》などで複数体を同時に戦場に出すようなコンボデッキも可能性ありそうです。
野稲和弘
1位《朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur》
3マナ7/6という規格外のサイズを持ったすごいクリーチャー!でかい!
この手の能力持ち生物にはには珍しくカードを捨てられなくても死亡しないのでハンドが無ければ実質ノーデメリット。
帰ってきた《とぐろ巻きの巫女》
本家と違い他のエレメンタルクリーチャーでも誘発するので《炎の侍祭、チャンドラ》の0能力や《ティロナーリの召喚士》などと組み合わせてとんでもないアドバンテージを稼いでみたいですね!
4マナでソーサリーになった《時を越えた探索》。
能力はもちろん何よりもイラストが好きなので使われるカードになってほしいです。
朴高志
カードを1枚引いて、打ち消されなくなって、対象にもならなくなる...これが何とたったの1マナ!?
青黒対策カードの中でも最高クラスの性能を持ち、その範囲は除去、手札破壊、打ち消しとあまりに広いです。
てかカードを引くのは反則でしょ...
どのフォーマットでも活躍を期待出来る異常な強さである為、堂々の1位です!
ただ出すだけで強い5マナ5/5飛行。
死亡した時も占術のお陰で二の矢を用意出来、しかも放置出来ないサイズで殆どの場合において相手を困らせる事が出来ます。
《永遠神ケフネト》と相性が良いのもグッド!
3位《天空の刃、セファラ/Sephara, Sky's Blade》
頑張れば3ターン目に出せる凄い天使。
是非とも《セイレーンの嵐鎮め》から出したいところ。
この手のクリーチャーにしては全体除去に強い点も高評価です。
藤本岳大
1位《変容するケラトプス/Shifting Ceratops》
4マナ5/4打ち消されない。強い。
到達つけられるの忘れてうっかりアタックする人が続出しそう。
《至高の幻影》、《順風》、そして今回の《祖先の象徴》。
16ロードでスピリットが環境を席巻します。知らんけど。
ラヴニカブロック皆勤賞《空騎士の軍団兵》が泣いてしまう。
三宅恭平
どちらの効果を選んでも1回誘発させた時点でかなり強いです。
上の能力は主にコントロール相手に、下の能力は主にアグロ相手に強いため、どちらを選んでも弱いという相手が存在しないことも素晴らしいです。
沼を戦場に出すという条件を自然にクリアできるようなマナベースを考える必要があるため。デッキ構築の腕が試されるカードでもあります。
2位《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno》
コントロールキラーの1枚。どれだけコントロール側に制圧されていても、1枚で状況が一変します。
コントロールは「負けなければ勝つ」という立ち回りをしますが、「負ける前に勝たなければならない」というタイムリミットが設定されてしまいます。
このチャンドラをプレイした方が「負けなければ勝つ」側に立ちます。
一番強力な勝ちに向かう能力が+2で残り2つの能力は「負けなければ勝つ」というプランをサポートする除去能力なので、1枚で完結している点も魅力です。
コントロールデッキのフィニッシャーとしての使われ方もしそうなので、よく目にすることになるのではないでしょうか。
最後に書かれているボーナスが非常に強力です。例えば《全知》などを場に出せば、手札に戻したカードをそのまま全部再展開できます。
また、土地は影響されないので流行りの《世界を揺るがす者、ニッサ》との相性も抜群ですね。
簗瀬要
1位《アーク弓のレインジャー、ビビアン/Vivien, Arkbow Ranger》
『基本セット2019』の《ビビアン・リード》が好きでアリーナのアバターもビビアンを使っているのですが、このビビアンもかなり強そうです。+1と-3の能力が強力なのはもちろんですが、-5の能力がとてもユニークですね。メインからエンチャントなどを破壊するために《打ち壊すブロントドン》を持ってくるのはもちろん、重なると弱いからメインにたくさん入れにくい《永遠神ロナス》や《終末の祟りの先陣》のようなクリーチャーを持って来るのも面白そうです。
《翡翠光のレインジャー》を骨の髄までしゃぶりつくす精神がいいですね!とりあえず《翡翠光のレインジャー》を生贄に相手のクリーチャーを破壊して、これが死亡したらそのレインジャーを場に戻して!これを実現しようとすると緑緑黒黒黒のマナが必要ですが、敵対色には《疾病の神殿》のようなテーロスブロックから返ってきた占術ランドがあるので意外と簡単に捻出できそうです。
3位《丸焼き/Fry》
せっかくの晩ごはんを足しか残らないくらいに焼いちゃたんですって!イラストとフレーバーテキストがマッチしていてとても素晴らしいカードですが、カードのテキストも非常に素晴らしいです。赤単が最も恐れる《黎明をもたらす者ライラ》のような絆魂はもちろん、世間をにぎわせているWテフェリーもこれで文字通り《丸焼き》にできるので、とりあえず赤いデッキを作るときはこれをサイドボードに4枚準備するところから始めましょう!
吉森奨
1位《隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand》
構築意欲の湧く一枚。起動型能力は伝説であることしか参照しないうえに「それぞれ」と書いてあるので伝説であれば土地でもエンチャントでも自由に再利用できる点はやってくれそうな予感をさせます。自身のスペックも悪くないためスタンダードではリアニメイト系デッキの新規カードとして見かけそうな気がします。
対象にできる範囲は狭いものの、ライブラリ以外の領域から根こそぎクリーチャーを排除できるカード。序盤から手札を確認でき、コントロールデッキのプラン構築などにも一役買ってくれそうだと思いました。
対抗色ヘイトのアンコモンシリーズはどれも強力なこのセットですが、中でもこれは盤面への対応力が高いだけでなく呪文にまで干渉でき、時にドロー操作にもなり得るという点で他より強いと思いました。スタンダードでは自分の唱えた《ハイドロイド混成体》を使いまわす、なんてこともありそうです。
BIGsメンバーによる注目カードTOP3は以上だ。今回は特殊なメカニズムがない基本セットというのもあってか、各自のチョイスがばらけたように思う。これらのカードが環境でどのような活躍を見せてくれるのか、答え合わせが楽しみだ。それじゃあ、週末はプレリで遊んで、翌週の金曜日はフライデーナイトマジックで新環境を満喫しちゃいましょう!カードのご入用は以下のリンクから!
『基本セット2020』シングル予約ページ
BIGs 河浜貴和 今夜勝ちたい『基本セット2020』プレリリース
BIGs 簗瀬要 カナメの新スタンダード Check it out!~『基本セット2020』編~
BIGMAGIC契約プロが選ぶ『基本セット2020』注目カードTOP5!
オンライン上では既にリリースされている『基本セット2020』、テーブルトップでいよいよ発売日を迎えることになる!グランプリ千葉のフォーマットはこのセットを用いたリミテッドなので、それの練習に熱を入れるというプレイヤーも多いことだろう。そうやって手に入れたカードはスタンダードなどの構築でも有効活用したいところ!実際、スタンダードは今まさに激動の時期。怒涛の新デッキ誕生ラッシュの中で、プロプレイヤー達はどんなカードに注目しているのか?毎度おなじみ新セット発売直前の彼らのレビューをお届けしよう!
井上徹
低マナ域用の除去としてはおそらく歴代最高の性能。
対象の狭さを補って余りある効果が詰め込まれています。
2位《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》
使用出来るデッキに制限がある分、全ての能力が他の同マナ域のPWより強めに作られています。
特に2番目の《稲妻のらせん》能力は毎ターン連打しているだけで勝ててしまいそうなくらい強力です。
吸血鬼デッキであれば1/1トークンの生成は容易なので、餌に困ることはないでしょう。
クリーチャー版アズカンタ能力付き《栄光の頌歌》
種族の制限こそありますが、こう書くとすごく強そうに見えます。
色の制限がないので、あらゆる種族デッキに採用されるカードになりそうです。
現スタンダード環境には各種PWや《実験の狂乱》といった1枚で盤面を制圧してしまうパーマネントが多いので、
このカードの対象の広さはとても優秀です。
2枚目以降が自然に墓地に落ちる上、相手に与える3/3トークンを処理出来る《ケイヤの誓い》と相性抜群。
5位《隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand》
こちらも《ケイヤの誓い》や《軍団の上陸》と相性が良いカード。
加えて《はぐれ影魔道士、ダブリエル》のような使い切りタイプのPWと合わせれば、墓地には自然と伝説カードが溜まりそうです。
起動型能力は条件が厳しめですが、3/3/4というサイズと限定的なマナ加速としてだけでも役割が持てるかもしれません。
佐藤レイ
1位《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion》
このカードは本当に高いスペックを持った素晴らしいカードですね。
タフネス2なところ、何回でもパンプできる上に1回の能力でパンプされる量が大きいこと、
なぜかおまけについてくる接死、出たターンにすぐ乗るカウンター、1マナ域の生物としてはなにもかもが破格です。
最初リミテッドで相手に出されて能力がつきすぎててビックリしました 笑
ぼくはアグロデッキが好きなのでぜひ使いたいです、注目です!
2位《空の踊り手、ムー・ヤンリン/Mu Yanling, Sky Dancer》
自身を守れる、フィニッシャーになりうる単色の3マナプレインズウォーカー!
何一つとして弱いことが書いてありません。
除去が入ったミッドレンジやコントロールで使用するのが基本的には強いと思います。
カードパワーは間違いなく高いので、あとは有効に使えるデッキタイプがあるかですね。
どうでもいい話ですが、最初見たときタミヨウめっちゃ可愛くなったじゃん!と思ったらさすがに違う子でした 笑
3位《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》
吸血鬼デッキ専用プレインズウォーカーですが、使ってみたところあまりの強さにぶったまげました 笑
出したターンに4,5マナの吸血鬼が出せること以外にも、
使えば使うほど吸血鬼を生け贄に捧げ3点ダメージを与える能力やカウンターを乗せる能力の強さに驚きました。
想像以上に強いカードなのでぜひ使ってみてください!
騎兵シリーズからは緑を。
トリプルシンボルのカードなのでマナ加速のあるカラーで使うのが一番使いやすいですね。
種族がエレメンタルなのもgood、これまた強力な新カードである《発現する浅瀬》と一緒に使うのも面白そうです。
墓地に置かれたときの能力で戻せるカードがなんでもいいことや、何気に持っている「到達」がカードの評価を高めています。
《原始のタイタン》のような派手なパワーカードではないですが、いぶし銀な優良カードですよ!
5位《天空の刃、セファラ/Sephara, Sky's Blade》
マナコストをほぼ払わないで出せる能力はとても魅力的ですね。
昔好きだった《デルレイッチ》というカードを思い出します。
カードリストを見てこのカードを中心とした《順風》の入った飛行クリーチャーウィニーをまず組みたいと思いました。
7/7という圧倒的なサイズ、能力、そして「絆魂」の文字がとても頼りになります!
玉田遼一
デッキの大半が無色のカードじゃないと機能しないけど、爆発力は赤単の《実験の狂乱》以上。
1マナに《多用途の鍵》《演習用模型》
2マナに《鋼の監視者》《通電式召使い》
3マナに《這い回る偵察機》《空中走査器》
4マナに《神秘の炉》《クルーグの災い魔、トラクソス》《ウルザの後継、カーン》
5マナ(Xマナ)に《庁舎の歩哨》
6マナに《人知を超えるもの、ウギン》
何と現在、スタンダードでパーツがそろっていてデッキが組める。
《通電式キー》の上位互換で笑った。
《鋼の監視者》や《神秘の炉》を起こせってことね。
再録なため、モダンで親和の2マナ域として強さは保証されているけどスタンダードでも1マナのアーティファクトクリーチャーに《演習用模型》、《庁舎の歩哨》(Xマナだけど)とあるため強い。
4位《天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seeker》
下の環境で化けそうだけど、スタンダードでも結構カード引けちゃう。
スタンダードだと天使に優秀なカードが多いため《翼の司教》と一緒に使いたい。
3マナ《贖いし者、フェザー》《苦悶の権化》
4マナ《刃の翼ヴェリックス》《正義の模範、オレリア》《秤の熾天使》《豊潤の声、シャライ》《騒乱の落とし子》
5マナ《スカルガンのヘルカイト》《黎明をもたらす者ライラ》《破滅を囁くもの》
スタンダード限定だけど天使多めのデッキだと強すぎるカード。
《天頂の探求者、カーリア》と一緒に使ってデッキ組んでね。
2マナ域が優秀なデッキはだいたい強いよ。
松本友樹
青黒ライブラリーアウトが選ぶ『基本セット2020』で最も嬉しいカードNo.1の座に見事輝いたのはこのカード!
《夢を引き裂く者、アショク》と併せて自分だけサーチしたり、《思考掃き》でトップを落としたり・・・
そういう使い方も悪くはないですが、せっかく使うなら効果の全てをうまく使いたいですね。
その点、青黒ライブラリーアウトなら骨の髄まで活用できます!
このカードの素晴らしい点はなんと言っても、そう、相手にサーチを強制するところ。
《書庫の罠》の発動条件は「このターン、対戦相手1人が自分のライブラリーを探していた場合」。
自分は2枚目の《書庫の罠》や《彼方の映像》をサーチしつつ、対戦相手のライブラリーを0マナでがっつり削ってやりましょう。
ちなみに統率者戦でも凄く強いです。
2位《雷族の呼び覚まし/Thunderkin Awakener》
《ボール・ライトニング》と《稲妻の骨精霊》。
これだけで十分でしょう。
《信仰無き物あさり》で1ターン目に墓地に落として2ターン目に仕掛けるもよし、3ターン目に仕掛けた後に再利用するのもよし。
本人のサイズを大きくしなくてもとんでもない事をやらかしてくれるカードです。
3位《空の踊り手、ムー・ヤンリン/Mu Yanling, Sky Dancer》
カードパワーはめちゃめちゃ高いのに環境に恵まれなさそうなカードNo.1の名をほしいままにする新進気鋭のPW。
せっかく出したトークンを《時を解す者、テフェリー》でバウンスされてしまうのは悲しいですね。
とはいえこのカードはテフェリー&ナーセットの3マナPWコンビと比べても十二分な強さがあります。
特にアグロ・ミッドレンジに対する耐性の高さは特筆に値します。
出したターンに落とせなければ一生落とせないと言われるようなもの。
出てくるトークンの大きさ、奥義のゲームエンド感併せて、3マナとは思えないとんでもスペックです。
ガチャガチャ楽しそうなカード枠。
後述する《裏切りの工作員》や《血の取引者、ヴィリス》を釣り上げたいですね。
《秘本綴じのリッチ》という最高品質のルーターが入った事により、リアニメイトのやりやすさも段違いに上がっています。
このカードの凄いところはターゲットを取らないところ。
特に《裏切りの工作員》を生け贄に捧げて再利用する動きは反則的。
なんか真面目に強そうなので流行らないことを祈ってます。
5位《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion》
リミテッドで使って強すぎてびっくりした枠。
なんてこと無い微妙レア枠って顔しながらとんでもないカードパワーを秘めています。
まさに令和の《死の影》。
騎士であり吸血鬼であるということで、部族的にも非常に恵まれた一枚。
スタンダードでは今後よく見かけるカードになるのではないでしょうか。
以上、お届けしたのはBIG MAGIC所属プロらによる期待のカードTOP5!皆さんのお買い物やトレードの参考になったのなら幸いだ。それじゃあ今週末は、『基本セット2020』でどっぷり遊んじゃおう!
しばらくお待ちください
マジック:ザ・ギャザリング『基本セット2020』情報
【発売日】2019年7月12日
【プレリリース】2019年7月6~7日
【ドラフト・ウィークエンド】2019年7月13~14日
【公式3文字略号】M20
【Twitterハッシュタグ】#MTGM20
【言語】日本語、英語、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語