『アモンケット』ブロック第2セット、はるか昔より予言されていた王神の帰還、ついにその時が!! 6年振りに日本に返って来たプロツアー、京の都で「戦いの終結を見よ」
2017年7月11日 日下部恭平『くーやんの「発売日」には、これを買え!』を公開しました。
2017年7月7日 BIGsが選ぶ!『破滅の刻』注目カードTOP5を公開しました。
2017年6月22日 岩SHOW マジック:ザ・ギャザリング『破滅の刻』プレビュー!!を公開しました。
2017年6月19日 MTG『破滅の刻』Bigweb特設ページを公開しました。
岩SHOW マジック:ザ・ギャザリング『破滅の刻』プレビュー!!
BIGsが選ぶ!『破滅の刻』注目カードTOP5
『破滅の刻』。
アモンケット・ブロック第2セットのプレリリースが目の前に迫っている。
この夏を熱くする最新セットの注目カードを、BIG MAGIC所属プロの下部組織にあたるBIGsのメンバーがそれぞれ5枚チョイス!
ちなみにこのセットを用いたプロツアーには川崎慧太選手・加藤健介選手が参加予定!
京都に向けて闘志を燃やすメンバーを是非とも応援してあげてください!
画像をクリックすると、各プレイヤーのTOP5カードについてのコメントをご覧いただけます。
顔写真画像をクリックすると、各プレイヤーのプロフィールページに移動します。
石田龍一郎
1位:《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
《進化する未開地》を毎ターンセットできるならアドバンテージ源として十分。
スタンダードで《不屈の追跡者》と一緒に使える内に使いたい。
2位:《敵意ある砂漠/Hostile Desert》
ミシュラ土地のスペックとしては十分すぎるサイズとコストが魅力的。
厳しそうな起動コストもサイクリング土地や未開地などで積極的に墓地を肥やしたいところ。
3位:《啓示の刻/Hour of Revelation》
《次元の浄化》の上位互換。
コスト軽減ができなくとも、プレインズウォーカーや機体も一緒にリセットできるので使い勝手はいいはず。
4位:《冠毛の陽馬/Crested Sunmare》
5マナ5/5×2と破壊不能とだけ書くと相当強そう。《風番いのロック》っぽい。
条件に合うデッキが見つかったら大化けしそう。相方募集中。
5位:《削剥/Abrade》
《キランの真意号》と《巻きつき蛇》に無理なく対応できるインスタントは貴重。
メインボードから採用できる良カード。
加藤健介
1位:《王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh》
ラスボス感溢れる非常に魅力的かつ強力なプレインズウォーカー。相手の横並びに弱い、3色の「~の敗北」カードが刺さってしまうなど欠点もありますが、それを補って余りある高い決定力を持っています。
全体除去の《破滅の刻》を組み合わせたグリクシスコントロールは要注目です。
2位:《機知の勇者/Champion of Wits》
CIPで《信仰なき物あさり》を誘発する、現スタンダードのドレッジデッキと相性の良いカードです。
能力で《コジレックの帰還》を捨てれば次のターンには《機知の勇者》を現出コストに《老いたる深海鬼》を唱えて全体5点が誘発可能です。
終盤は永遠能力によってアドバンテージ獲得ができ、可能性を感じます。
3位:《虚ろな者/Hollow One》
なにやら怪しげなコスト軽減効果を持ち、モダンだと《通りの悪霊》がいるので最速1ターン目に複数体並ぶなんてことも!?
スタンダードでもサイクリングコンボのお供に使われるかもしれません。カードプールが広くなるたびに強くなる可能性があるので、抑えておきたいカードです。
4位:《至高の意志/Supreme Will》
いわゆる構え損にならないコントロール待望の1枚。便利な反面、3マナという微妙な重さがネックになることも多そうですが、スタンダードでは間違いなく使われるでしょう。
5位:《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
かの強力アーティファクト《世界のるつぼ》を内蔵したクリーチャーです。
フェッチ溢れるモダン以下の環境はもちろん、スタンダードでも各種砂漠や《進化する未開地》、《発生の器》などのカードと相性が良く、活躍が期待されます。ただ、
2体以上場にいても意味のないカードなので、デッキに何枚積むかは要調整です。
川崎慧太
1位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
全体除去は5マナ以上という方針になって久しいですが、ようやく5マナ払ってもいいと思う全体除去の登場。文句なしです。
2位:《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
《クルフィックスの狩猟者》や《不屈の追跡者》のように土地関係でアドバンテージを稼ぐカード。
例に挙げたカードと違い単独で完結していない為、構築を考える必要がありますが、いぶし銀の働きを期待しています。
3位:《蠍の神/The Scorpion God》
《オリヴィア・ヴォルダーレン》大好きおじさんとして触れないわけにはいかないカード。
回避能力を持たないクリーチャーは概ね自身でブロックできるので、除去コントロールのフィニッシャー枠で試したいと考えています。
4位:《削剥/Abrade》
軽いクリーチャー除去でありながらクリーチャー化していない機体や《電招の塔》、各種機械巨人も処理できる優秀なカード。メタゲームに応じて《蓄霊稲妻》と使い分けていきましょう。
5位:《至高の意志/Supreme Will》
1マナ重くなった代わりにいずれも往年の青を支えた名呪文である《マナ漏出》か《衝動》が選択できる欲張りな1枚。
3マナは《不許可》などの確定打ち消し呪文と競合するマナ域なので何枚採用するか悩ましいところですが、他のドロー呪文とも枠を分けながら複数枚採用されるのではないでしょうか。
河浜貴和
1位:《約束の刻/Hour of Promise》
マナランプ勢待望の1枚。持ってくる土地はなんでもいいので、砂漠を集めてゾンビを出してもよし、《見捨てられた神々の神殿》を2枚持って来て次のターンセットランドから《絶え間ない飢餓、ウラモグ》だって出せちゃう!
2位:無色マナが出る土地サイクル
『マジック・オリジン』のスタン落ちでペインランド(2色ダメージランド)を失っていたエルドラージデッキが強化されます。最近出番の無かった《難題の予見者》《現実を砕くもの》の再活躍に期待!
3位:《立身/出世/Fame/Claim》
「2マナ以下」の強力なクリーチャーがたくさんいるモダン以下のフォーマットに期待がかかるカード。対象は《死の影》や《タルモゴイフ》でもいいですが、《瞬唱の魔道士》なんか使いまわすと最高ですね!
4位:《至高の意志/Supreme Will》
《マナ漏出》と《衝動》がモード選択できる優秀なカード。コントロールデッキで使えば、序盤はカウンター、終盤はフィニッシュ手段を探しにいくドローと、とても使い勝手が良さそうです。シングルシンボルなのも良いですね。
5位:《スカラベの神/The Scarab God》
既存のゾンビデッキにすっぽり入りそうな強力な神様。インスタントタイミングでクリーチャーを生成でき、除去耐性もあり、ダメージ付与と占術までしちゃう、コントロールデッキは出されたら卒倒する1枚です。
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斉田逸寛
1位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
現在のスタンダードのメタゲームは機体、BG、ティムールエネルギー、ゾンビが中心です。
そのうちティムールエネルギーとゾンビに関しては全てを焼き切ることができ、機体は《キランの真意号》はいるものの、今までコントロールが通すと負けだった《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を対処できます。
BGも《新緑の機械巨人》以外は《巻きつき蛇》が絡んでもタフネスは5で収まっていることが多いため威力は十分。
コントロールで使う場合フィニッシャーである《奔流の機械巨人》のタフネスが6であることもこのカードの強さを引き立てています。
2位:《削剥/Abrade》
スタンダードのほぼ全ての3マナ以下のクリーチャーに加えて《歩行バリスタ》《キランの真意号》や各色の機械巨人など非常に幅広く除去できます。
《蓄霊稲妻》も優秀ですが、ある程度デッキに制限がかかるため、そういった制限が無いことで採用率は高くなると思います。
特に《キランの真意号》に関しては、除去を構えると搭乗されずに他のクリーチャーでアタックされて対処できない事案もありましたが、これならその心配もありません。
前述した《破滅の刻》で対処できないところをしっかりとカバーしており、新環境では青赤コントロールを是非組んでみたいですね。
3位:《至高の意志/Supreme Will》
そんな青赤コントロールにすんなり入りそうな便利なカード。序盤~終盤まで使い道があるのは優秀です。
今まではコントロールが3マナ構えてターンを返してきた場合は何もせず、4マナ構えたときに呪文をプレイしてカウンターor《天才の片鱗》の2択を迫る動きが基本でしたが、このカードがあると構えたマナを無駄にせず手札を整えられてしまうため、プレイングも難しくさせる1枚だと思います。
4位:《約束の刻/Hour of Promise》
ここまでコントロールが強くなりそうなら、逆にそれを倒すためにはどうするかも考えてしまうもの。
このカード、おまけのテキストがあるのでついつい砂漠を持ってきたくなりますが、《見捨てられた神々の神殿》を持ってきて《絶え間ない飢餓、ウラモグ》に繋げるのが強そうに思えます。
《ウギンの聖域》も絡めて連打できればベストですね。
5位:《正気減らし/Fraying Sanity》
これはちょっとコントロールだけを見過ぎな気もしますが、ライブラリーアウトが組めるか試したいですね。
《抗えない主張》《驚恐の目覚め》や、今回出る青砂漠こと《イプヌの細流》など削るカードはある程度揃っています。
また《正気減らし》は直接ライブラリーを削るだけでなく、例えば相手のクリーチャーを除去して墓地にいくことでも少なからず誘発するため《ヤヘンニの巧技》など全体除去と組み合わせてなんとかビートダウンにも耐性を付けられれば可能性はあるかなと思います。
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田中陽
1位:《王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh》
待ってました!強い、そして本当にカッコイイ!
ボーラス卿のお力添えで対戦相手をメチャクチャにしてあげましょう!
2位:《敏捷な妨害術師/Nimble Obstructionist》
こういうカード好きです枠、『破滅の刻』編。「うまぶり」要素にあふれてます。
構えてみて特に使えなかったら出して返しに殴る、ナイス!
3位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
とにかくイラストもフレーバーも最高の1枚。
グリクシスコントロール等のデッキを成立させられるかもしれない、効果も優れたカードです。
しかし、エキスパンションの名前を冠しているくらいですし、神話レアでよかったのでは...。
4位:《立身/出世/Fame/Claim》
パッと考えるだけでもモダンで死の影等を釣ったり出来ますし、とても強い分割カードだと思います。
《隠遁ドルイド》を釣ってアングリーハーミット...なんでもないです、申し訳ありません。
5位:《ジェイスの敗北》《リリアナの敗北》(《チャンドラの敗北》)
これらのカード、ボーラス卿を対象に取れてしまうんですけど、フレーバー的に大丈夫ですか?
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永井守
1位:《敏捷な妨害術師/Nimble Obstructionist》
相手の動きに合わせてサイクリングが基本だと思いますが、状況に応じて攻める事も可能なので使い勝手が良さそうです。
2位:《スカラベの神/The Scarab God》
ゾンビデッキだけに限らず、コントロールや多色ミッドレンジでも使われそうです。
3位:《バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning》
デメリットが気になるところですが、3マナでプレイ出来る《神の怒り》は魅力的です。
4位:《厳粛/Solemnity》
これを出されて困るデッキは多いはず。カウンターを置けない能力は色々と悪さできそうです。
5位:《リリアナの敗北/Liliana's Defeat》
モダンの《グルマグのアンコウ》《黄金牙、タシグル》《ヴェールのリリアナ》など《致命的な一押し》では手が届かない部分をカバーしてくれる1枚です。
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中道大輔
1位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
流石に破壊し過ぎな全体除去。
ギデオンとトークンをまとめて1枚で処理出来るようになったのは大きいです。
全体除去の定番として活躍するでしょう。
2位:《至高の意志/Supreme Will》
《マナ漏出》or《衝動》を状況に応じて好きな方を選べるとなれば弱い訳がありません。
《奔流の機械巨人》という最高の相棒もいるため、環境が高速化し過ぎなければ使われ続けるでしょう。
3位:《約束の刻/Hour of Promise》
5マナと少し重いですが、トークンを出せればとても強いマナ加速となります。
とりあえず《不屈の追跡者》と相性が良いので緑系ランプ復権の手助けとなるかも?
4位:《厳粛/Solemnity》
よくあるルール変更エンチャント。
カウンターを得られ(置け)なくなるため《暗黒の深部》を始め頑強・消失・累加アップキープといった様々なカードとシナジーを形成します。
どのくらい影響が出るか未知数ですが、化ける可能性は高いのではないでしょうか?
5位:《結束に仕える者/Steward of Solidarity》
モダンで《侵入警報》と組み合わせて妨害が無ければ3ターン目でお手軽無限トークン。
流石に都合良く決まるとは思えませんが、《献身のドルイド》+《療治の侍臣》が活躍した事例もあるため可能性はあるかと思います。
コンボパーツが互いに軽く、《侵入警報》はキキジキアラームといった他のコンボでも使えるためハイブリッド型が今後モダンで使われてもおかしくはないかも?
朴高志
1位:《火付け射手/Firebrand Archer》
冷静に能力を見てみると、明らかにコモンの性能とは思えません。
この手のカードにしては珍しく、クリーチャーでなければという緩い条件により、割と何でも1点になるので、簡単に凄いダメージを稼いでくれそうです。
2位:《見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus》
たった3マナのアーティファクトなのに、効果はかの《ヨーグモスの行動計画》さながら。
書いてある事が割と凄いので、デッキを作ってみたくなりますね。
3位:《敏捷な妨害術師/Nimble Obstructionist》
能力全てが噛み合っており、無駄のないデザインが綺麗なカード。
《相殺の風》や《呪文捕らえ》などと合わせて有利な待ちが出来る点も素晴らしいですね。
4位:《立身/出世/Fame/Claim》
軽さが自慢の分割カード。
例えばモダンの死の影デッキなどが使うと強そうです。
他にも墓地利用デッキから普通の赤黒系ビートダウンまで、採用を検討出来うる強さです。
5位:《アムムトの永遠衆/Ammit Eternal》
ライフを削る事に長けたゾンビ。
クリーチャータイプも優秀で、単純に高スペックなこのカード、それなりに見かける事になるのではないでしょうか。
人見将亮(今回の原稿提出一番乗り)
1位:《立身/出世/Fame/Claim》
モダン視点になるがグリクシス死の影を間違いなく強化するカード。
表裏同時にプレイしても3マナと軽く《瞬唱の魔道師》を釣るも良し、フラッシュバックからの《死の影》が速攻で攻撃パターンも考えるとマナフラッドにも強くなっており、《思考掃き》を自分にプレイする動きと非常に噛み合っている。親和のサイドにも1枚は積まれるかも。
2位:《アムムトの永遠衆/Ammit Eternal》
黒単ゾンビにうまいこと入れれば点と面の二段構えになり《コジレックの帰還》にも少し強くなるしぶっこわれた打点もだせるかもしれない。
《木端/微塵》で簡単に処理されるのはご愛敬。
3位:《約束の刻/Hour of Promise》
これまたモダン視点で見るとタイタンシフトに居場所を見つけられそうなカード。
スタンダードでは《見捨てられた神々の神殿》を2枚持ってきて《絶え間ない飢餓、ウラモグ》かな。
4位:《悪戦/苦闘/Driven/Despair》
《残忍な剥ぎ取り》で落として良し、普通に使っても良しとよさげな感じが。
自軍全体に威迫モードで5ターン目にゲームほぼ終了ってこともありえる?
5位:《砂かけ獣/Sand Strangler》
昨今のスタンダードのサイズ感に対して役不足を感じるものの、カードプールのローテーションが行われた直後はオーソドックスなクリーチャーデッキが主力となるので、『イクサラン』発売週ではよく使われることになると思う。
パワーC:スピードC:将来性Sというイメージ。《破滅の刻》の方が強いとか言わないように。
松原一郎
1位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
強い、イラストかっこいい。
2位:《約束の刻/Hour of Promise》
《失われた神々の神殿》2枚を持ってくればまたウラモグで遊べそう。
3位:《ロナス最後の抵抗/Rhonas's Last Stand》
アグロ期待の1枚。
4位:《スカラベの神/The Scarab God》
名前はヤバいやつですが結構やりよると思います。
5位:《試練を超えた者、サムト/Samut, the Tested》
赤緑歴代PW最弱!今までこのカラーのは全部使った俺ですら使わないと思います。悲しいです。
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光安裕樹
1位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
コントロールデッキがギデオンを涼しい顔で通しているところを想像してしまう恐ろしいカードです。《大天使アヴァシン》や《英雄的介入》に怯える必要もありません。
2位:《至高の意志/Supreme Will》
どちらのモードも実用的で《奔流の機械巨人》との相性も抜群です。
3位:《削剥/Abrade》
《畜霊稲妻》がライバルですが、《キランの真意号》や機械巨人を処理しやすいのでよく見かけそうです。
4位:《ケフネト最後の言葉/Kefnet's Last Word》
対象が増えすぎちゃったコンマジですね。かなり使い勝手が良さそうです。
5位:《徙家/忘妻/Consign/Oblivion》
とてもシンプルなカードですが、《奔流の機械巨人》でハンデスを相手のアップキープやドローステップに打てるので、微かに可能性を感じます。
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吉森奨
1位:《王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh》
軽くなって帰ってきたボーラス。盤面、プレイヤーと干渉できる手段も多く備えており、重いながら見掛ける機会は多そうだと思います。
2位:《啓示の刻/Hour of Revelation》
置物の多いスタンダードではメリットを出せそうな一枚。恐らくサイドボードですが、ミッドレンジ系のデッキで自分のギデオンを活用するためにも使えそうです。
3位:《悪戦/苦闘/Driven/Despair》
アブザントークンやドレッジなど、上下の環境で悪い使い方ができないかと想像の膨らむ一枚。
4位:《至高の意志/Supreme Will》
《衝動》と《マナ漏出》を使い分けられるカードが弱いわけもなく。環境が速すぎなければスタンダードで渋い働きをしそうです。
5位:《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
下の環境で働きそうな一枚。レガシーのLandsや、《緑の太陽の頂点》をつかうデッキのお供に。
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以上、BIGsによる『破滅の刻』TOP5でした!
実際に京都ではどのカードが活躍するのか...今から楽しみ!
今後ともBIGsメンバーの活動にご期待ください!
日下部恭平『くーやんの「発売日」には、これを買え!』
BIG MAGIC契約プロが選ぶ!『破滅の刻』期待のカードTOP5
いよいよ『破滅の刻』が世に放たれる。
このセット、あなたの心にピンときたカードはあっただろうか。
まだなくても、あるいは強いのか弱いのかよくわからなくても大丈夫。
BIG MAGIC所属のプロプレイヤー達が、彼らの注目カードを教えてくれるよ!
毎度毎度、メンバーそれぞれのキャラクターが出ている注目カードTOP5のコーナー...今回は、どんなカードが飛び出すのか?
早速行ってみよう!
「井上徹のチョイス!」
2016~2017シーズン、開幕時にはシルバーレベルだった井上選手。
海外GP連戦など積極的に遠征を重ね、プロツアーでも好成績を残した結果、来シーズンのゴールドレベルが確定!
青赤を中心としたコントロールデッキを使っている印象の強い井上選手。
シーズン最後のセットにはどんなカードに注目しているのだろう?
1位:《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》
重さはネックですが、その分効果は強烈。
《ヘクマの防御》と合わせて相手のクリーチャーを完封したい。
2位:《アムムトの永遠衆/Ammit Eternal》
単純にデカイ。
デメリットとそれを解消する能力のバランスが取れた良いカードだと思います。
たとえ1/1になろうとも最後に3点もっていけるのがえらい。
3位:《地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra》
こういった序盤から終盤まで活躍してくれるアタッカーは
ビートダウンデッキでは非常に頼りになります。
速攻+ブロック不可は受ける側からすれば厄介なことこの上ない。
4位:《正気減らし/Fraying Sanity》
ぱっと見ただライブラリーを削るカードの効果を2倍にするだけかとおもいきや、
よく読んでみると誘発条件の広さに驚かされます。
エンチャントされたプレイヤーがインスタントやソーサリーを使うだけでも削れていくので、
甘く見ているとあっという間にライブラリーを削り切られてしまうかもしれません。
5位:《悪戦+苦闘/Driven+Despair》
横並びするデッキで使えば一瞬でゲームを決めてしまえる可能性を秘めたカード。
それぞれトランプルと威迫が付くため、単体でも使いやすいのが魅力です。
「松本友樹のチョイス!」
通称Aさん。自分がやってみたいと思うことをデッキで体現する、ビルダー気質に溢れたプレイヤー。
BM Invi Vol.3にて当時はAさんオリジナルだった「ティムール・エネルギー」で優勝し、プロツアー『破滅の刻』参加権利を獲得!
現在晴れる屋神シリーズにおけるフロンティア神であり、ヴィンテージもプレイしたりと様々なフォーマット常日頃遊んでいる、松本選手の注目の5枚を見てみよう。
1位:《王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh》
多くのファンが待ち望んでいた新たなニコル・ボーラス様!
地上にあってファラオに不可能無し!とでも言いたげな名前にはちょっとほっこりしますね。
能力の方は非常に強力で、是非この手で使ってみたいと思わせてくれます。
ただし盤面に触るのは少し苦手。
+2能力も概ね除去かブロッカーになるため、ちょっと不利程度の盤面ならば直ちに制圧しそうですが、かつての《精霊龍、ウギン》のような不利な盤面を巻き返す力はありません。
後述の《破滅の刻》のような全体除去を使うなりして、そのポテンシャルを十全に活かせるようバックアップしてあげたいですね。
2位:《立身+出世/Claim+Fame》
スタンダードでも強そうですが、何よりも下の環境に与える影響が大きそうな1枚。
モダンではすでにあちらこちらで噂されていますが、《死の影》系が凄く強くなりそうですね。
フロンティアでも活躍の機会が...!
3位:《破滅の刻/Hour of Devastation》
その性能もさることながら、フレーバーも中々のもの。
○○の刻はストーリー上重要なシーンをサイクルとして再現しているカードなのですが、セットの名を冠したこの《破滅の刻》は別格に感じますね。
能力を見ていくと、概ね1マナ軽い《次元の浄化》になりそうでとても強力に見えます。
同セットの《削剥》も合わせて赤系コントロールは機体デッキに相当強くなりました。
ただし除去だらけでは《奔流の機械巨人》を使ったコントロールデッキに弱くなってしまうので、しっかりと仮想敵を見定めて使用枚数を決定する必要がありそうです。
4位:《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》
地味だけど強そう枠。
"永遠"という能力はただただ強力です。
そして、数ある永遠の中で最も軽いコストを持つこのカードが弱い事はないでしょう。
勿論手札1枚は軽いものではなく、ライフゲインが意味を持たないコントロールデッキ相手には心もとないカードになってしまいます。
《啓示の刻》を使った青白コントロールなどにはすんなり入りそうですが、3位であげた《破滅の刻》のように環境を想定した上で採用枚数を検討したいですね。
5位:《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》
《破滅の刻》面白そうなカード枠No.1の座に輝いたカード。
対抗は《見捨てられた石棺》でしたが、やることの派手さ的にこちらに軍配が上がりました。
素直に唱えると重すぎるので、やはり《来世への扉》の能力からサーチしたいところです。
サーチのコストとなるクリーチャー6枚という条件は決して簡単ではありません。
ですが、黒緑《謎の石の儀式》デッキのようなデッキに生け贄シナジーを搭載して使ってみたり、《ロナスの施し》のようなカードで墓地を肥やして使ってみたり、地道にサイクリングして貯めてみたり...
本当に色々なパターンでの活用方法が考えられます。
苦労した先のリターンが大きくて、どのパターンも中々強そうという所が、これまでの面白枠のカード達と大きく異なるところです。
このカードを軸にしたデッキが大活躍する未来もあるかもしれません。
是非皆さんも思い思いの贈り物デッキを考えてみて下さい。
「瀧村和幸のチョイス!」
タキニキの愛称で親しまれる瀧村選手。
チーム・リミテッドで勝ち星を重ねて、来シーズンのゴールドレベルを確定させて本人のシーズンの目的も達成。
ゲームは楽しくなくてはならない、楽しいカードを愛する男・タキニキ。
彼がソイヤッと選んだ5枚は...。
「逆に」1位:《試練を超えた者、サムト/Samut, the Tested》
これほどまでに期待が持てないプレインズウォーカーが他にいただろうか。
環境的にうんぬんという話ではなく、1マナの《二股の稲妻》を4マナ払って使うんだから、そりゃカードとして弱いという話。
BIG MAGICさんには申し訳ないが、《試練を超えた者、サムト》を買ってはいけない神話レア1位に勝手に認定!
2位:《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》
新時代のゼウスデッキを予感させる置物。
コンボ好きなロマンチストは、《戦闘の祝賀者》と組み合わせて一撃必殺を狙ってほしい。
3位:《機知の勇者/Champion of Wits》
2/1がついてくる《信仰無き物あさり》。
《老いたる深海鬼》のような現出クリーチャーと相性がよいので、青赤現出を組みたくなる1枚。
4位:《虚ろな者/Hollow One》
《ボーマットの急使》 《傲慢な新生子》 《首絞め》 《血怒りの喧嘩屋》 《街の鍵》 《集団的蛮行》等、スタンダードは《虚ろな者》を歓迎している!
5位:《誇り高き君主/Pride Sovereign》
デュエルファイター刃の星弥生が使いそうな猫。
弱いことは書いていないので、《選定された行進》デッキ等で活躍する場があるかもしれない。
「藤田剛史チョイス!」
※今回も放送で聞いてみてください!(笑)
マジック:ザ・ギャザリング『破滅の刻』情報
発売日:2017年7月14日
ブロック:『アモンケット』ブロック 第2セット/全2セット
プレリリース・イベント:2017年7月8日~9日
公式発売日:2017年7月14日
ドラフト・ウィークエンド:2017年7月15日~7月16日
ゲームデー:2017年8月5日~6日
プロツアー『破滅の刻』:2017年7月28日~30日
マジック:ザ・ギャザリング公式サイト『破滅の刻』ページ