2014/01/24 クラーケンの幼子 - Card of the Day -今日の1枚-

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クラーケンの幼子/Kraken Hatchling

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また我々の次元に存在しない食材をもってきて申し訳ない。いや、どこかにその昔船乗りたちにクラーケンと呼ばれた怪物は潜んでいるかもしれないが、とりあえず置いておこう。
フレイバーテキストではえらく苦労して調理される食材であることが記されているが、「その味は努力に値する」とのことなのでさぞ美味いのだろう。

イラストから見るに、殻つきのタコ、オウムガイ系の身なりをしている。さぞやプリッと、シコッとした食感で美味いのだろう。

我々の次元では、タコを食べる文化と食べない文化がある。マジックの世界では、少なくともゼンディカー人はクラーケンを食しているようだ。

これをセファリッド達が見たらどう思うのだろうか。またゼンディカー生まれでクラーケン信者の《荒ぶる波濤、キオーラ》はこの風習をどう思っていたのだろうか、興味は尽きない。

マジックの世界だって皆飯食って普通の生活送っているのである。クラーケン調理の様子など、日常光景を描いたコミックなんか読んでみたいものだ。

この美味しいクラーケンは、それ自体はバニラである。1マナ0/4と、軽くて堅い、壁として使うことが前提となるクリーチャーだ。

リミテッドでは、序盤は脆くダメージレースは飛行に頼ることになる青を支えてくれることだろう。別に防衛を持っている訳ではないので、その気になれば装備品などでサイズをあげてアタックできなくはない。ないよりマシというやつではあるが、無視はできない事実なので気を付けるべきだ。こいつに負けると精神的に「くる」ものがあるだろう。

これがいっちょまえに成長すれば、《目覚める深海、レクシャル》や《高潮のクラーケン》《深海のクラーケン》といった連中になるのだろう。「将来性」、良い言葉である。

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