2014/01/06 深き刻の忍者 - Card of the Day -今日の1枚-

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深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours

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あけまして、おめでとうございます。2014年が、マジックに・プレイヤーの皆にとって良い年であるように祈りつつ、本年最初のCard of the Dayいってみよう!

本年1発目は、GP静岡共同主催である「晴れる屋」オーナーにして日本のトッププロである斎藤友晴さんのリクエストにお応えして《深き刻の忍者》を紹介しよう。

このニンジャ、実にニンジャらしい完成度の高い1枚に仕上がっている。

4マナ2/2回避能力なしという悪いサイズながら、「忍術」で場に出ればなんと2マナという格安コース。

やはり忍者は忍術使ってこそでしょ。1ターン目に置かれたクロックからドロンと変身してすかさずパワー2が殴りかかる、それだけではなく、戦闘ダメージを与えることに成功すれば、潜入任務完了と相成り、秘密の巻物を持ち帰ってくるのだ。

友晴さんも言うように、2ターン目に殴りながら1枚ドローをもたらしてくれるクリーチャーというのは他に思いつかないレベルの離れ業である。

勿論、対戦相手もそれ以降は殴らせまいと動いてくるわけだが、それは巻物1ドローで得た潤沢な手札で対応すればよい。

除去、アタック、ドロー、打消し、アタック、ドロー…圧倒的な差をつけられた相手は、ライフがまだ残っていても投了してしまいそうになることだろう。これぞ、クロックパーミッションの申し子である。

この忍びの潜在能力に目をつけた城主・斎藤友晴は、白のウィニークリーチャーにこの忍者と青の打消し呪文を積んだ「スノウ・ストンピィ」を作成した。

白のカードを雪になぞらえたこのクロックパーミ、良いデッキではあったのだが《紅蓮地獄》というガンが環境に存在していた。

これを克服すべく、城主・斎藤友晴とその忍び衆は、白から赤と緑にサポート色を変更した。

これが「シー・ストンピィ」と呼ばれるデッキであり、《電解》《荒廃の思考》といったカードと忍者の相性の良さと緑が絡むことでの《紅蓮地獄》対策が合わさったことで、殿の天下統一の野望に繋がる好成績を収めることに成功したのだった。

「神河謀叛」発売キャンペーンでは、巫女さんに配られたというマジックの歴史でも唯一の経歴を持つ、結構表に出てくる忍びだ。

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