2014/04/17 稲妻の謎 - Card of the Day -今日の1枚-

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稲妻の謎/Riddle of Lightning

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祝・再録。「テーロス」にて《マグマの噴流》が返ってきた事例もあるため、他にも同様のケースは起こり得たわけで、この再録も読めた話ではあった。頭の片隅にも出てこなかったことなので、再録情報を見た時には「おぉ」よりも「悔しい!」という思いの方が強かった。

一体何と戦って負けたのかはわからないが、負けは負けだ。次の再録こそは読み切ってやる。これはある一人の男の静かな戦いである(完)


《稲妻の謎》は火力としてはそこそこ重い。インスタントとはいえ5マナは、結局のところ構えながら何か他に出来るマナではない。それだけの重めのコストを支払うのだから対価も高い…とは言い難い。全くない時もあるし、意味不明な効率の良さだったりといろんな意味で「化ける」1枚である。

まず占術3を行い、トップを整えたらそれを公開してそのマナコスト分ドカン。赤に時たま登場するギャンブル系呪文の火力バージョンだ。この呪文が与えることが出来るダメージの最高値は15(1000000という学説もある)、最低値は勿論0。デッキに重いカードが多ければ多いほどその期待値は高まることになる。つまりは、そういうデッキで使ってくださいな1枚である。

5マナの呪文を問題なく運用出来、かつ公開する=次のドローで手札に入る重すぎる呪文をしっかり使えるマナベースが必須となってくる。しかしそれらの軽いマナブーストが多すぎると、今度は占術で見える3枚が2マナばっかりで謎でも何でもない!なんて展開も頻繁に起こるだろう。一番難しいのはバランスだ。


あるいは、先代である《うつろう爆発》先輩の水増し要員として「ドラコ爆発」系のコンボデッキを練った方が良いのかもしれない。

《稲妻の謎》は《うつろう爆発》と違ってクッソ重たいカードがトップに残ってしまう。これを引いてしまっても大丈夫なように《紅蓮術》で投げ捨てたりする二の矢を用意するのも大事なことだ。むしろ、所謂「SnT」と呼ばれる青赤エムラクールぶん投げデッキの二の矢としてこのカードを使ってみるのはどうだろう?《罠の橋》で攻撃が封じられても、一撃で15点叩き出せれば勝ちは近いぞ。

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