日下部恭平『くーやんの「今」、これを買え!』第30回

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「くーやんの「今」、これを買え!」第0回
※初めて読む人は第0回からご覧いただけるとこの記事の趣旨がわかるかと!

はい~今週もやってまいりました!
今週は...BIGニュースがありましたね!
『エターナルマスターズ』という、レガシー環境に存在・活躍するカードを中心とした再録エキスパンションが発表されました。
早速その影響か、デュアルランドや《ライオンの瞳のダイアモンド》などの「再録禁止」カード達が値上がりを見せています!
今年もまた日本でレガシーのGPが開催されますし、ますますレガシーは盛り上がりそうですね。
というわけで、今回も今が買い時・注目のカードを紹介していきます!

《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy》
ヴリンの神童、ジェイス

この記事でも何回か登場している彼ですが、一時期の高騰から少し落ち着いて70ドルくらいまで戻ってきました。
しかしモダンでも「エムラシュート」のような4枚使うデッキが出てきたり、次のスタンダードのローテーション後も残ることから、ジワジワV字を描いていってますね。
今が一番買い時かもしれないので、迷っている人は買え!

 

《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》
シルヴォクののけ者、メリーラ

モダンでメリーラ+《台所の嫌がらせ屋》や《残忍なレッドキャップ》ら頑強持ちカード+生け贄に捧げるカードを用いた「無限頑強コンボ」で知られる彼女ですが、最近は《族樹の精霊、アナフェンザ》を軸とした「アブザンカンパニー」が主流となり、これらのデッキに追加のコンボ要員として...ではなく、「感染」デッキ対策に《召喚の調べ》を採用しているデッキがサイドに取っています。
元々スタンダードでは活躍せず、イベントデッキにも収録されていたことから長らく1ドル前後で手に入りましたが、現在は5ドル前後まで値段が上がっています。
毒を封じられる唯一無二の能力の持ち主なので、レガシーで日の目を見ることもあるかも知れないし、再録も無さそうなのでここからジワ上がりしていくカードでは?
今のうちに買ってしまおう!

《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
龍王オジュタイA

『ゲートウォッチの誓い』発売前のスタンダードで1、2を争うほど使われた龍王も、今は環境的にあまり使われていないようで10ドル前後で買うことが出来ます。
ただし『タルキール龍紀伝』は次のローテーション後も残るので要注意!
気が付いたら3000円していてもおかしくないカードパワーなので、持っていなければ今、買え!
その他の龍王達もスタンダード環境時の底値だと思うので、気になるカードは買っておこう(ただしコラガンは除く)

《冬の宝珠/Winter Orb》
冬の宝珠

たま~にレガシーで見かける渋いやつ。
現在、何故か高騰中でございます。
カジュアルフォーマットであるOld Schoolで使うとかなんとか・・・
最後に再録されたのは、なんと約20年前(!!!??)とまぁ、その・・・むしろ今まで安すぎたのかなと思ってしまいます。

しかし『第5版』が発売されてもうすぐ20年か・・・

~手遅れシリーズ~

《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
カープルーザンの森

モダンの「赤緑エルドラージ」に4枚採用されている事から高騰!
しかし、まだまだここから上がる可能性はあるので要注意です。
長らく再録されていませんが、再録回数自体は非常に多いのでむしろ昔から遊んでいるプレイヤーは複数枚余らせているかも?
逆にエルドラージデッキが禁止改定で弱体化する可能性もあるので、「今、これを売れ!」かもしれませんね(笑)

《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
宝石の洞窟

こちらは「青赤エルドラージ」に1、2枚採用されているカードです。
元々禁止改定前の「アミュレットブルーム」にも採用されていたりしましたが、プロツアー優勝のインパクトが大きかったのかいきなり高騰!
『時のらせん』ももう10年前のエキスパンション・・・このカードの原案があのローリーさん(藤田剛史さん)だったことを知っている人も、今は少なくなってきているのかもしれませんね。

と言うわけで今週はここまで!
『エターナルマスターズ』の影響で様々なカードの値段が動いておりますが、レガシーでよく使うのにこのセットに再録されなかったカードが出てきたりするとまた凄いことになりそう・・・

それではまた次回!